2008年5月17日土曜日

第15回河畔の森づくり

第15回河畔の森づくりに参加しました、北海道日高森づくりセンター主催です。浦河町上杵臼の道有林に約90本、参加者50人程で植樹したほか、ほだ木にキノコの菌を植えつけたり、サクラマスの稚魚を放流したりなど、良い天気に恵まれ楽しい植樹祭でした。関係者の皆さんご苦労様でした。

「日高森づくりセンター」は道の林務行政の総合力を高め、多様な森づくりを推進支援するため、浦河道有林管理センターと日高東部・西部林業指導事務所が統合されたものです。森づくりへの関心も少しずつ高まっています。植樹は、子どもたちの郷土愛育成の上でも、老若男女の協働を通じたまちづくりの上でも有益な取り組みです。 今回の稚魚放流やキノコ菌の植え付けは、気になってこの場所を再訪するときに、植えた木の成長も確認することになるだろうとの、関係者の心憎い仕掛けだったのかも知れませんね。

静内漁港のしゅんせつ工事が始まりました

静内漁港のしゅんせつ工事が始まりました。採っても又すぐに砂が溜まる日高地域の漁港は悩みの種です。その中でも富浜と静内漁港は特にひどいので、何度も、水産部や土現と話し合いを進めています。国費を入れ、抜本的に改良する計画をたてていますので、今は応急処置のしゅんせつ工事ですが辛抱してください。

海を漂う砂のことを漂砂(ひょうさ)といいますが、どこから来るのでしょうか?海底からわき出す?まさか。川から出てくるのはたいした量ではないので、どこかの海浜、海岸が削られているということになります。海水浴場の砂が無くなっているというニュースを聞いたことはありませんか。地球温暖化の影響で気候変動が激しくなると、ますます、自然現象の幅も大きくなり、漂砂も増えるのではないかと心配しています。
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タコの増殖事業

タコの増殖事業として素焼き土管を漁場に投入する作業が今日早朝から始まりました。タコ漁の皆さんが浦河港に集まり、汗を流していました、今年は、約1300本投入すると、話していました。

「土用の蛸(タコ)は親にも食わすな」、という言葉があります。夏の旬ダコがたいへん美味しいので、親に食べさせるのさえ惜しいという意味だそうですが、こういう作業を見るだけでも、日高沿岸の魚種の豊富さに、感謝せずにはいられません。魚種の豊かさが量の豊かさにつながることを祈ります。