2009年11月24日火曜日

ホッカイドウ競馬終了

 19日、本年度最後のホッカイドウ競馬が終了した。最終日のこの日は雪が降り、ライトに浮かびあがる門別競馬場はとても幻想的であった。4月から始まり81日間の開催期間はハラハラし通しだった。気になる売り上げは、何とか計画の98%に達した。この不況の中では、良く頑張ったといえよう。しかし累積赤字239億円。今年度は赤字補填として3億円が繰入れられる。
 経営計画では来年度に「単年度赤字ゼロ」が存続の条件になっているだけに、更なる頑張りが必要だ。経費節約、魅力拡大、客層の掘り起こし、参加しやすい仕組みづくりなど、課題は多いと思うが、何とか乗り切って北海道競馬の継続をはかってほしいと思う。

2009年11月17日火曜日

空きの目立つ駐車場

 昼の時間帯だというのに、空きの目立つ日高町日高の道の駅駐車場である。日勝・狩勝峠の迂回路として、交流の活発化や観光客の増加を期待し、北海道横断自動車道(=道東道)の占冠 ICと トマムIC 間が10月に開通したが、それまで頑張ってきた日高町にとっては大変な落ち込みとなっているようだ。
 高速道路無料化が始まったら、まだまだ日高・清水間の日勝道路の通過が減少するのでは、と心配だ。帯広ー札幌間が、日勝峠ルートと比べて約20分短くなり、残る占冠 - 夕張間(約35キロ)の工事が進められているが、全線開通までには、地元としても、通過客を引きつける、新たな活性化策を確立したいものだ。

国立ひだか青少年自然の家

 政権が代わり、事業仕分けが毎日のニュースで流れていますが、その対象に、日高町日高にある、「国立ひだか青少年自然の家」があります。「稼働率50%以上で頑張っているんだけど、どうなるの」との心配の声が聞かれます。 
 自然体験活動を通した青少年の自立をめざす、「国立青少年自然の家」は、独立行政法人国立青少年教育振興機構が運営し、全国に14の同種施設があります。他の施設も「宿泊費が安く民業圧迫ではないか」「指摘業務を地方自治体やNPOなどに移管すべきでないか」などの指摘を受けているようですが、「経済的な観点からだけでなく、教育的な意義と価値を見てほしい」と関係者からの疑問もあがり、経営が成り立たない、特に、過疎地域での、この種の施設の運営の難しさを感じています。

2009年11月8日日曜日

技能者の集い

平成21年度、日高支庁管内、技能者の集いが浦河町のホテルで開催されました、主催は日高地方技能訓練協会。大会では優良技能者表彰や青年技能者表彰、養成貢献事業所の表彰が行なわれました。最近の厳しい経済情勢のなかで、なかなか技能者つまり職人の方々が、育ち難い、生活のしにくい時代になっています。
 技能者の社会的地位の向上には、技能に対する住民の方々の正しい認識が欠かせません。造園や機械加工、防水、家具製作など我々の生活になくてはならない技術は、縁の下の力持ちである、彼ら技能者の方々の技に多くを依っていると言えます。皆さんに心から敬意を表し、これからも頑張っていただきたいと思います。

2009年11月7日土曜日

ハタハタ大漁

今日は立冬。50年前から見ると近年は20日遅れの冬日(最低気温が氷点下)になっているそうですが、二、三日前の冷え込みが嘘のような立冬となりました。浜を歩いて見ると鰰(ハタハタ)漁が始まり、今日は大漁だと漁師の皆さんは、とても機嫌が良かったです。かつては大衆魚としてよく食したものですが、80年代には漁獲量を減らし、最近では結構高値で取引されています。そろそろナベが恋しくなる季節。暖冬とはいえ、ハタハタはやはり冬の訪れを知らせてくれます。インフルエンザは山を越したとの情報もありますが、寒さ厳しくなる時節柄、皆さま、一層、ご自愛下さい。

2009年11月6日金曜日

表彰式

 11月3日文化の日。各地で表彰式が開催されました。私は新ひだか町の表彰式に出席させて頂きました。同じ時間に様似町、浦河町、平取町などでも開催されていましたが、メッセージで失礼しました。それぞれの町で、功労賞や貢献賞を受賞された皆様に心から敬意と感謝を申し上げます。
 11月3日はレコードの日、漫画の日にもなっていますが、これらも「文化」ということからあやかったとか。人は腹の足しになるものだけでは生きられません。かつて、国立民族博物館の元館長梅棹忠夫さんは、文化は「心の足しになるもの」と言われました。色々な人によって地域は支えられています。私にとっても新たな感謝の日になりました。