2018年1月20日土曜日

新年交礼会

 浦河青年会議所(JC)の新年交礼会と日高中部青年会議所の新年交礼会が開催されました。会員や来賓、スポンサーの苫小牧JC始め近隣のJCメンバー参加の中で和やかに新春の会話が交わされ、今年の活動に期待を寄せました。祝辞の中の「・・地域の発展に若い力を期待したい・・」との言葉には、頷くものが多くありましたし、スローガン「変化に挑戦!チャレンジ精神を大事にしよう!」はまさに時宜を得たものと思えました。
産業の転換期では時代を先取りするのは大企業ではなく、変化を機敏にとらえ自由に動ける若者かもしれません。
 20年前、「世界中の情報をみながアクセスできるようにする」と考えた学生が始め、今では多国籍企業に成長したのがグーグルです。交流サイトのフェイスブックやツイッターの創設もこの10数年間の出来事で、みな学生が立ち上げたものです。
 私にとっても、若い力と、若者のチャレンジ精神を邪魔しないようにと誓う交礼会になりました。

2018年1月10日水曜日

成人式

 1月8日は成人の日、日高管内の各地では前日の7日に成人式が行われました。
 今年の新成人は全国で123万人、人口の1%を割り込んでおり、最も多かった1970年の246万人の半分になっています。出生数も2016年には100万人割れを記録し、将来の人手不足や、社会制度の劣化が懸念されています。
 昨年、経産省若手官僚チームの政策提言がネットに流れ注目を集めました。
 「今後は人生100年、二毛作三毛作が当たり前なのに、昭和の標準モデルの制度と価値観から抜け出せないから変革が進まない。これが多様な生き方をしようとする個人の選択をゆがめている・・」と、現状に切り込み、各種提言をしています。
 我々にとっては、まずは故郷に働く場所のあることが、人口定着、出生数増加を促すと思いますが、若者たちの声をどれほど信頼し、吸い上げているのか、はつらつとした新成人にエールをおくりつつ考えさせられました。

2018年1月8日月曜日

出初め式

 1月4日から日高管内各地では消防の出初め式が始まりました。今年の屋外行事は雪のない穏やかな天気に恵まれ、すがすがしい年初めとなりました。屋内の式典では、勤続50年、30年、20年、10年、の隊員に表彰が行われ、今年1年間の無火災を祈願しました。
 高齢化に伴う被災弱者の増加が懸念されるなか、人口減少に伴う若者の減少もあって、過疎地での消防機能の低下が深刻になっています。正規消防職員以外にも、女性や外国人居住者も防災対策上重要な応援部隊となる時代です。まちぐるみの防災体制確立に向け、さまざまなワークショップの場で、防災をアピールしていきたいものです。

初セリ

 仲買人や小売店、漁協関係者などが参加して今年一年間の安全操業や豊漁を願い、三本締めで新年の初せりがスタートしました(写真は日高中央漁協の初セリ)。朝、 水揚げされた松川ガレイやソウハチガレイ、ツブや真ダラ等々が 威勢の良い掛け声の中でせり落とされていきました。
 海水温の変化もあってサケやイカの不漁に心配の声があがり、中国漁船乱獲の影響や、北朝鮮からの越境も話題になっています。
 漁業も守る漁業から育てる漁業に変わりつつあり、観光振興にも絡んだ、付加価値産品の開発なども地域課題になっています。
 水産業は日高圏域振興の大きな柱です。官民と住民の知恵や情熱で産業の6次化に取り組んでいきたいものです。

2018年1月7日日曜日

新年交礼会

 管内各地で新しい年が動き始めました。浦河商工会議所主催の新年交礼会や新ひだか町の新年交礼会も開催され、今年1年間の抱負が語られました。
 商売繁盛の誓いや参加者同士の年頭挨拶も例年より明るく力強く感じられたのは少し前に明かりが見えてきたからでしょうか。
 景気に水差すような大企業の不祥事が目立った昨年でしたが、 AI(人工知能)や、IoT(あらゆるモノがネット化)がさらに暮らしに浸透しそうな今年。
 3年前アベノミクスで言われていたトリクルダウン(一部が豊かになれば、それが他にも波及して全体的に豊かになること)効果が現実に地域にも及ぼされてくることを期待しています。

騎馬参拝

 明けましておめでとうございます。
 穏やかな新年を迎えました。今年で109回目となる騎馬参拝は雪の少ない中で行われ、多くの町民や関係者が今年1年間の無病息災を願っていました。
 昨年は、キタサンブラックの活躍が、馬券を買ったことがない人たちにも、競馬の存在や馬産地日高を印象付けることになりました。
 株価も26年ぶりの高値をつけ、好景気を印象付けています。末端庶民の暮らしが実感するような息の長い好景気になるのか、日高圏域の底上げにつながることを期待したいものです。