2012年6月15日金曜日

日高中部消防技能訓練大会

  日高中部消防技能訓練大会が六月十日、雨の中で開催されました。参加団員は静内、新冠、三石から約140名の精鋭。消防活動の基本となる小隊訓練やポンプ操法等の技術を競い合いました。
 東日本大震災という未曾有の体験もあって、団員たちの緊張には並々ならないものを感じました。
 大震災では、救う側の命もまた多く失われています。中には、救われる側の勝手な行動から無駄な時間を費やし、救う側がその犠牲になってしまった事例もありました。
 町内会単位での防災訓練はもちろん、避難場所や災害弱者の誘導分担、悲劇事例なども住民に伝える必要があります。救う側の訓練を無駄にしない、救われる側の防災意識の風化を防ぐ、様々な工夫が、また求められていると思います。