2011年10月27日木曜日

TPP交渉参加反対 農民代表者集会

 TPP(環太平洋連携協定)交渉参加反対農民代表者集会が札幌市 大通り公園西六丁目広場で開催されました。
 TPPは菅、前首相が「平成の開国」として最重要課題に位置づけ、農業、医療、労働、観光、郵政、保険など広い分野での関税撤廃を目指すもの。北海道農業に対する深刻な影響が懸念されています。
 北海道農民連盟主催の集会では、山田富士雄委員長がを断固反対を表明、国会議員でつくる「TPPを慎重に考える会」 の松木けんこう衆議院議員の情勢報告があり、さらにキャラバン隊報告、「TPP交渉参加に断固反対する決議案」を採択してデモ行進を行いました。

北海道・黒竜江省友好提携25周年

 10月15日から22日までの一週間、中国に行って来ました。黒竜江省と北海道との友好交流も四半世紀、25周年を迎え、交流はすでに27回を数えます。相互交流による理解は更に深化を続け、次世代につながる有益な関係構築に多大な貢献をもたらしています。
 今回、正式に友好提携の調印をし、更なる交流を誓いあいました、調印のほか 文化交流や北海道の食のプレゼンテーションも行われ、友好協会との夕食会は和やかな会話が弾みました。北海道は今後国内での地位も高まることが期待されています。盛りだくさんのメニューの一週間で、中国側の北海道に対する期待もヒシヒシと感じられ、実りある交流となりました。

マツカワ稚魚放流

 マツカワの稚魚の放流が襟裳岬の漁港で行われました。3月11日の東日本大震災の影響で栽培漁業えりもセンターが被害を受け、今年の放流が危ぶまれていましたが、関係者の協力で、なんとか実現することができました。町長さん や 漁業関係者、そして、えりも小学校の児童たちが参加してバケツで次々と放流しました。
 原発事故以来、放射能汚染による食物の安全性に対し、特に主婦層の社会的関心が高まっています。ようやく根付いた栽培漁業は地元関係者の努力の証です。放流魚の今後の成長等にも気を配りながら、地場漁業に悪影響の出ないことを祈っています。