2009年8月23日日曜日

第43回全日本高校馬術競技大会優勝

馬産地日高、静内農業高校馬術部が、七月末の第43回全日本高校馬術競技大会の団体障害飛越競技で初の全国優勝を果たしました。選手達の活躍と快挙を祝い、地元、新ひだか町をはじめ、関係者、同部OBによる祝賀会が開催されました。皆さんの馬に対する愛情と真摯な練習が静農馬術部を優勝に導いたといえますが、今後は全国から注目され、追われる立場になります。今回の快挙が、来年以降につながることをお祈りします。おめでとう静農馬術部!!

2009年8月20日木曜日

戦没者追悼式に思う

 戦没者追悼式が浦河町、新冠町で開催されました。戦後64年、遺族の高齢化により毎年参列が減少しています。戦争の記憶を持つ人も30年後には、ほとんどいなくなるでしょう。その時に、この式典が単なる形式だけのものとならぬように、遺族の思いや、戦争の悲惨さなど、後世に伝えるための手だてを、そろそろ地元としても考えておく時期といえそうです。軍馬生産や部隊駐屯の歴史があったことを知らない若い世代も増えています。地元も戦争と無関係でなかったことを、しっかり伝えていかなければならないと思います。

2009年8月19日水曜日

選挙近し

いよいよ、衆議院議員選挙が始まりました、私たち有権者としては、まず投票に行きましょう。年齢、財産の有無、社会的地位、一切関係なく平等に与えられている権利の貴重な一票です。その一票から、私たちの暮らしが決まります。自分たちの未来を、子供たちの未来を、誰に、どの党に託すのか。投票をせずに、政治家や政策、政治の批判をしても、嘆いてみても仕方がありません。まずは投票という行動で、「政治」に参加をしましょう。

住民不安

新ひだか町三石、鳧舞港付近の海岸護岸の防護柵が錆びにより壊れていました。路面には欠損も見られますから波による影響も考えられます。現地には写真のピンク色のテープが着いており、外れた柵の代わりにロープが張っていますので、当然、管理者も承知されているようですが、現地に表示はありません。近隣の住民から私に連絡が来るということは、管理者から漁組や地元自治体への連絡不足も考えられます。日頃、ホウ・レン・ソウ(報告、連絡、相談)を言うお役所ですが、地元民に対する不安解消のための報告・連絡は必要でしょう。早急な対策は当然ですが、この防護柵がいつ設置されてこうなったのか、数年後にまた同じ結果にならない、しっかりした対策、関係者への説明を望んでいます。

2009年8月15日土曜日

マツカワ稚魚放流

「えりも灯台まつり」の開催に先がけて、カレイの高級魚「マツカワ」の稚魚が放流されました。今年は四十万尾の放流を予定しており、この日は四千尾を放流しました。マツカワは、ヒラメと同じ白身の魚で、刺身や寿司ネタとしては最高級です。地元では、「王蝶」というブランド名で売り出だそうと力を入れています。かつては日高沿岸だけで年間20トンを超える水揚げがありましたが、30年ほど前から数が激減し、漁獲量が1トンもない状態が続き、幻の魚と言われてきました。最近、放流事業の効果も現れてきたようで、今後の隆盛が期待されています。水産業も「漁獲」時代から「収穫」時代へと意識も変わってきているように思います。

2009年8月9日日曜日

いけまぜ夏フェス09in浦河

 いけまぜ夏フェス09in浦河が開催されました。
“いけまぜ”とは、小児脳神経外科医の高橋義男医師の造語で、障害者も健常者も“混ざって生きる”という思いを込めた言葉。実行委員長でもある高橋医師は、ドキュメンタリーマンガ「義男の空」のモデルとしても有名で、この漫画は自費出版としては異例の売り上げ(第1巻は08年1月31日発売され、紀伊国屋札幌本店の08年2月売り上げランキングでコミック部門で第1位)を誇りました。
 ボランティア参加でも参加費がかかるというものの、会場となった浦河一中や堺町小、わらしべ乗馬療育研修センターでは、全道からの障害児と地域住民約1200人が参加し、楽しい一泊二日のキャンプとなりました。
 まちの元気とは、人口が多いということではなく、交流する人が多いことだと、改めて気づかされました。
 

2009年8月7日金曜日

七夕宵祭り

 8月7日は北海道では七夕祭り。新ひだか町の観光協会が主催する七夕宵祭りでは、新ひだか町駅前広場に織姫を、ピア-前広場に彦星をと、それぞれに短冊飾りの笹竹を置き、願いの書かれた短冊ラリーが開催されました。
 家族の健康、恋の成就、進学就職への願いは、いつの時代も変わらぬ庶民の願い事です。色とりどりの短冊にカメラを向けながら、いつの間にか私も、地域の人々の平和と安泰、産業の振興をと祈っていました。

2009年8月1日土曜日

レ・コ-ドの丘花の名所づくりの会

新冠町レ・コ-ドの丘で50万本のヒマワリが花を咲かせています。種を植えたのは「レ・コードの丘花の名所づくりの会」(橋本正美会長)の方々で、かつてはポニーの放牧地であったものの、3年前から空地となった温泉敷地を利用したもの。夏の新冠の新しい名所にとの思いが、満開のヒマワリから伝わってきます。空き地を有効活用しようとの思いも、町の元気も、町民一人ひとりの、ふるさとを愛する心にあるような気がしました。