2014年9月26日金曜日

第68回シャクシャインの法要祭

 23日 第68回シャクシャインの法要祭が開催されました。秋晴れの天気の下、新ひだか町真歌のシャクシャイン像の前には、関係者や来賓約千人が参加し、カムイノミが行われました。公園広場ではハルランナ(もちまき)やアイヌ文化保存会による芸能文化の交流もあり、「ウポポ」など伝統舞踊が披露されました。
 「アイヌはいるがアイヌ民族はいない」という札幌市議会議員の発言が物議を醸しましたが、祖先の歴史や文化を誇りに思い、受け継ぐ子孫がいる限り、それは民族が生き残っている証拠です。現場に足を運び生の声に耳を傾け、カムノミを執り行う魂に近づいてみれば、アイヌ民族がそこに存在していることが実感できるでしょう。
 

2014年9月24日水曜日

びらとり沙流川まつり

 秋晴れの一日、平取町の秋の収穫一大イベント、第35回びらとり沙流川まつり、が開催されました。会場には、約一万二千人(主催者発表)が参集。この数は、何と、平取町の総人口の二倍以上。会場には、地元の特産品の販売テントが建ち並び、人、人、人。風に漂う、特産平取和牛の美味しそうな匂いが、食欲をそそり、実りの秋を感じさせてくれました。イベント会場には陸上自衛隊第7音楽隊吹奏楽演奏のほか、演歌歌手ジェロの登場、YOSAKOIソーラン常連の平岸天神や北海道大学「縁」の演舞もあって大いに盛り上がりました。
 祭りは、一挙に地場産品などを紹介するチャンスでもありますから、多くの参加者の方々には、平取町の魅力をたくさん伝えることができたのではないか、と喜んでいます。
 

2014年9月16日火曜日

敬老の日

 敬老の日、各地でお祝い会が行われ、私も、ご案内をいただき、出席して、お祝いの挨拶をしてきました。
 総務省の人口推計では、65歳以上の高齢者人口は総人口の29.5%で、3296万人。年内には「団塊の世代」もすべてが65歳以上となります。また、8人に1人は75歳以上の後期高齢者とのことで高齢化社会が急速に進んでいます。
 昔は60歳で十分お年寄りでしたが、いまは敬老のお祝いも参加者資格は75才以上とか。しかし参加者におかれては、とてもその年齢を感じさせない人ばかりで、元気な敬老会でありました。
 国立社会保障・人口問題研究所の予測によると、65歳以上の高齢者の割合は10年後の24年に30%を突破します。現役世代の負担を軽くするためにも、元気な高齢者を目指して生き生きとした人生にしていきましょう。

2014年9月7日日曜日

実りの秋

 実りの秋、今年も天候に恵まれた日高地方では、もうじき収穫の時を迎えます。今は馬産地で名を馳せていて若い人には想像が付かないでしょうが、40年ほど前までは田んぼは至る所にあり、隔世の感があります。苦労を乗り越えて実りを迎えるこの時期のこの風景には心の和むものがあります。作況指数も約105から110と豊作とのことで嬉しい限りです。稲作農家の皆さんは 、稲刈りのその時まで穏やかな天候で有ります様にと願っていました。

2014年9月6日土曜日

新冠町観光協会創立50周年

 9月1日、日高管内新冠町観光協会創立50周年の節目を祝う記念式典と祝賀会が行われました。当日は関係者、来賓約110人が出席し、皆感慨深い面持ちでした。当協会は昭和39年東京オリンピックの年に誕生し、以来これ迄、馬産地の特色を生かした事業やレ・コードをテーマにしたユニークな活動を続けて来ました。式典では橋本会長から「観光ニーズも多様化しており施設の充実や滞在型観光客の誘致が求められていますが、50年の歩みを振り返り、新たなスタートにしたい」との挨拶があり、同じ思いで私も節目を祝いました。地元のいろいろな職種の方たちのほかに、町外からの流入者も参加いただいて、今後の観光のあり方を考える機会をつくってほしいと思います。