2013年8月27日火曜日

うららべつふぇすた

 駅舎や駅前広場に1日だけのカフェや雑貨、花売り場、子供の遊び場等があったら楽しいだろうと、地域の若い女性達が中心になって「うららべつふぇすた」が開催されました。
 今 ロ-カル線はいつ廃止になっても、おかしくない状況にあります。鉄路は地方の私達の大切な宝物。交通手段として鉄路しかない交通弱者もいます。なくなってからでは、取り返しがつきません。沿線の町村が広域で、共存共栄を考える時期が来ているようです。そんな時期に、時宜を得たこんな素敵な企画をしてくれた皆さんに、感謝申し上げます。ポニー試乗やスタンプハウスの開設など若い感性というものでしょうね。駅に、老若男女がこんなに集まったのは、いつ以来のことでしょうか。賑わいの演出、心から、ありがとう、を言わせていただきます。

2013年8月24日土曜日

サマーセ-ル開催

 日高軽種馬農協主催によるサマーセ-ルが19日から22日迄の4日間、新ひだか町の日本軽種馬協会北海道市場で開催されました。売却率は前年比7.13ポイント増の54.69%と市場関係者をホッとさせました。しかし売却平均額は前年比19万円減の409万円、厳しい日高の軽種馬生産の現実を示しています。
 このサマーセ-ルには、全国の高校で唯一、静内農業高校がサラブレッドを毎年一頭送り出しています。生徒たちが出産から育成そして競り迄、愛馬を見守り、今年は147万円で落札されました。高校生の姿に地域未来の希望の一端を見る思いがします。明日からは競馬場で活躍する馬の勇姿を夢みて勉学に励むのでしょう。高校生頑張れの声援を送ります。

2013年8月22日木曜日

救命胴衣着用推進講習会

 浦河海上保安署主催で救命胴衣着用推進講習会が開催されました。会場となった日高中央漁協市場前では、漁業者や関係者が救命胴衣の必要性や性能について熱心に学んでいました。
 海中転落事故は今年の1月えりも町で、又8月には浦河沖で発生しており、未だ行方不明のままですが、いずれも救命胴衣を着用していなかったと思われ、着用していればと後悔が残ります。
 救命胴衣は邪魔と感じることもありましょうが、浮いてさえいれば助かる命も多いのです。海保職員が実演で固定式や膨張式、カッパ式等々8種類の胴衣を着て海中に入り、効果を確かめました。これから最盛期を迎える漁業、安全操業で大漁を祈っています。

2013年8月21日水曜日

浦河赤十字病院精神神経科の廃止

  日高管内の地域センター病院、浦河赤十字病院から、「平成26年3月末で精神神経科の外来診療と病棟を廃止する」と、振興局と浦河町に伝えられました。同病院の精神神経科は現在50床、内入院35床、外来602人、精神科医師は2人います。
 閉鎖の理由として、医師の1人が定年退職となり、もう1人も退職すること。入院患者の減少していること。退職する医師が町内で診療所を開設することなどを上げています。
 精神障がい者を地域で生活させる「ベテル」の活動は全国的にも注目されて、高い評価を受け、日本統合失調症学会も当地で開催されています。浦河町はこの種の取組の先進地として住民の誇りでもあったことから、廃止を伝えられた町や町民は、ショックを隠せず、今後の医療提供体制についても不安を募らせています。同病院は現在、増改築工事中で、地域の期待も大きかっただけに、地域センター病院として今後の診療計画を早急に示してもらいものです。

2013年8月17日土曜日

夏祭り、真っただ中

 8月の日高路は夏祭りの真っただ中です。様似町のアポイの火祭り、えりも町の灯台まつり、新ひだか町三石の港まつり、平取町の義経まつり、そして浦河町の港まつり。お盆休みの帰省客や観光客、町民等が、天気にも恵まれ、いずれの会場も町の総人口以上と思われるような賑わいで、それぞれに趣向を凝らした催しが行われました。来場者は、青年部や町内商店の開設した露店を回り、短い夏を楽しくでいました。
 ふるさとのまつりに合わせ帰省するのは、町を出て働く人たちにはなくてはならない行事。ここでもらった元気が、次の一年へとつながります。帰省されたみなさん、その元気な笑顔をまた来年もお見せください。


2013年8月16日金曜日

交通事故死ゼロ2500日達成

 えりも町の「交通事故死ゼロ2500日達成」の記念式典が、えりも灯台まつり会場で行われました。平成18年の10月10日から続いた交通事故死ゼロは13日の深夜0時で記録を達成しました。この長さは道内144町村の中で11番目でとなります。まつりに集まった多くの町民と更に3000日達成を目指そうと、参加者一同誓いを新たにしました。
 昭和45年に16,765人を数えた全国の交通事故死も昨年は、4411人と大幅に減っています。しかし、高齢化社会への推移に伴い、今後の交通事故は、歩く側も運転する側も、高齢者の割合が増えていくでしょう。暦の上では秋、少しずつ日の入りも早まっていきます。過信を戒め交通ルールを守って住みよい地域づくりに邁進しましょう。