2014年6月29日日曜日

日高管内身体障がい者スポーツ大会

 
 日高管内身体障がい者スポーツ大会が様似町で開催され、約200人の参加者で賑わいました。大会に先立ち、自立更生者や援護功労者の方へ表彰が行われました。大会競技は玉入れやジャンケンリレー、一球入魂等、お手伝いしている職員やボランティアの皆さんのアイデアによる種目にも大きな声が飛び交い、和気あいあいの大会となりました。毎年管内各町を持ち回りで開催し、今年で45回目となるこの大会、障がい者の方にとっても、楽しみの行事の一つとなってすっかり定着しています。
 経済低成長下、超高齢化時代を迎え、福祉サービスをソフト面の取り組みからもカバーする時代になっています。障がい者の労働には、段差解消やエレベーターなどの整備より、就業時間の配慮や定期ミーティングでの意思疎通などソフト面の整備がより重要との指摘もあります。福祉の先進地、北欧では強者が弱者を支える関係ではなく、環境を整え、より多くの人が働ける社会づくりを目指しています。和気あいあいの大会の雰囲気が、障がい者の方にとって、よりよいまちづくりへの布石となるよう皆で取り組んでいきたいものです。