2011年1月26日水曜日

様似町交通安全住民大会

 ストップ・ザ・交通事故死~めざせ安全で安心な北海道~をスロ-ガンに、様似町交通安全住民大会が開催されました。会場には、約400名の町民が集まり、交通事故の絶滅を誓いました。警察庁データによると、平成22年中の交通事故死者数(全国)は4,863人で、57年振りに4千人台となった前年を更に下回る結果となり、関係各位のご努力の結果と敬意を表します。振り返ると、昭和34年に1万人台になった交通事故死は昭和50年まで続き、その後、沈静化傾向を見せたものの、昭和63年から平成7年まで再び1万人台が続きました。16,765人の最多死者を数えた昭和45年を100とすると、平成22年は29。この間、高齢化社会に突入していることを考えると、3分の1以下に減ったことは驚嘆に値します。道路、車両、医療体制等の改良や関係機関の連携努力などにより、平成8年以降減少を続ける交通事故死ですが、事故そのものが同じように減っているわけではありません。住民総意の決意を新たにするこのような啓発機会の継続が重要だと思っています。

2011年1月10日月曜日

成人式に思う

 成人式が日高管内各町で開催されました。私も出席させて頂きお祝いを申し上げました。厳しい経済状況の中ではありますが、振り袖や背広姿の新成人は厳粛ななか、穏やかに落ち着きのある式典でした。
 数年前は各地で、式典をめちゃくちゃにするような飲酒成人が目立ったこともあり、未来の日本はどうなるのかとさえ思われたものでしたが、逆に言うと、夢を持ちにくい現代故、なおさら、若者のエネルギーの発散場所を健全な社会の中で提供する必要性があるとも考えられます。新成人を巻き込んだまちづくりを考えるのもそんな機会の一つになるでしょう。
 私たちも若いころは、「近頃の若い者は...」と言われ、大人世代との隔たりを感じたものでした。取り巻く社会情勢は敏感に若者に反映します。「若者世代」と一括りにはできませんが、声なき若者の声も聞き取り、新しい成人の思いも包み込めるような政治の必要性を感じています。

2011年1月7日金曜日

出初め式

 新年の伝統行事である消防団の出初め式が4日から7日まで日高管内各町で行われました。最後となった新ひだか町中部消防では、今年一番の冷え込みのなかでの分列行進でしたが、参加者各位の意気込みが感じられるほどの緊張感が伝わってきました。
 火事や災害は不意に起こるものです。日常的な訓練も非常時への備えも「自分たちの町は自らが守る」という使命感がなければ、恒常的に緊張感を維持することは困難でしょう。みなさんのおかげで、町民も安心して暮らせます。団員・署員の方々の精神力に敬意を表しながら、町の安寧とみなさんのご多幸を祈念する年始めとなりました。

2011年1月6日木曜日

日高中央漁協の初セリ

 日高中央漁協の初セリが行われました。この市場は36年前のウサギ年にオープンしました。くしくも今年がそのウサギ年であり、今日の初せりをもって、建物は取り壊され、新しい市場に生まれ変わります。今日の市場には最近では珍しいほど、漁種も豊富であり、活気に満ちた声が、市場全体を包んでいました。今年一年間、漁業関係者の安全操業と、漁価の安定、そして賑やかなセリ声に負けないだけの豊漁がつづきますように。

2011年1月3日月曜日

騎馬参拝

 馬産地、浦河の馬事関係者が、一年の安全を祈願する新年恒例の行事「騎馬参拝」が西舎神社で行われました。この参拝は明治43年から続く伝統行事で、日高種馬牧場(旧農林水産省日高種畜牧場)が西舎に設置されて以来続けられてきたもの。一昨年までは浦河神社の101段の石段を駆け上がる雄壮な行事として、観光振興にも一役買っていましたが、昨年からは西舎神社のみで実施されています。私も、100年前の先人の思いを偲びながら、今後も馬産地浦河として発展していくことを祈念し、馬産業振興のための北海道の施策にも注視していくことを誓いました。