2008年12月16日火曜日

ハクチョウ帰郷

 今年も、沢山のハクチョウが日高管内の川に“帰って”きました。注意して見ていますと、特に様似川のハクチョウが、いつもの年より多いような気がします。日高管内のハクチョウの越冬地は、太平洋側の、新冠川、静内川、三石川、元浦川、日高幌別川、様似川、えりも西海岸に限られるそうで、最も生息数が多いのは静内川ということです。静内川は結氷しないので、餌が豊富ということでしょうか。
 住まい近くの河辺に、「コー、コー」と鳴く白鳥の声がどんよりした冬の空に響くと、何となく哀愁を感じさせるものがありますが、同じ声でも青空の下で聞くと、冬を乗り越えるハクチョウの決意のようにも聞こえてくるから不思議です。