2014年10月1日水曜日

第37回ぺテカリ祭

 第37回ぺテカリ祭が、新ひだか町静内田原で開催されました。会場には施設の利用者や家族関係者、多数の地域の人達が参加して、バザーが開かれました。施設利用者が作った野菜やパン、焼き菓子、椎茸等の即売コーナー、食事コーナーや展示コーナーが設けられ、ステージではヨサコイやハンドベルの演奏等、好天に恵まれたこともあって、歓声も響き、みなが一つになって、楽しい祭りになりました。
 障がい者に対する支援者の輪が広がるには地域の人の理解が欠かせません。祭りの見学や支援者との会話が理解の第一歩。参加されたことのない皆さんにも来年は是非参加してほしいと思います。

実りの秋

 実りの秋、近頃では珍しい『はさがけ』。手間がかかることもあって、近年は乾燥機によることが多く減少傾向にあり、しばし、懐かしい光景に心を和ませました。
 天日に干すことで旨みや糖分の含有量が増すと言われ、稲を逆さまにするのは、油分、甘み、栄養等を米粒まで落とし込むためだそうで、先人たちの知恵が生かされています。
 日高地方は今年も大きな台風や低気圧もなく天候に恵まれたため、期待の収穫の季節を迎えることができました。大型のコンバインが田んぼを嬉しそうに駆け回っていました。
 地球温暖化などを考えると、北海道農業は世界的干ばつ等の際の国民保険と考えられます。安全・安心な食糧基地として、国民の命を守る砦として、守っていかねばなりません。

2014年9月26日金曜日

第68回シャクシャインの法要祭

 23日 第68回シャクシャインの法要祭が開催されました。秋晴れの天気の下、新ひだか町真歌のシャクシャイン像の前には、関係者や来賓約千人が参加し、カムイノミが行われました。公園広場ではハルランナ(もちまき)やアイヌ文化保存会による芸能文化の交流もあり、「ウポポ」など伝統舞踊が披露されました。
 「アイヌはいるがアイヌ民族はいない」という札幌市議会議員の発言が物議を醸しましたが、補助金使途云々の事実と、民族の有無とは関係ありません。祖先の歴史や文化を誇りに思い、受け継ぐ子孫がいる限り、それは民族が生き残っている証拠です。現場に足を運び生の声に耳を傾け、カムノミを執り行う魂に近づいてみれば、アイヌ民族がそこに存在していることが実感できるでしょう。
 

2014年9月24日水曜日

びらとり沙流川まつり

 秋晴れの一日、平取町の秋の収穫一大イベント、第35回びらとり沙流川まつり、が開催されました。会場には、約一万二千人(主催者発表)が参集。この数は、何と、平取町の総人口の二倍以上。会場には、地元の特産品の販売テントが建ち並び、人、人、人。風に漂う、特産平取和牛の美味しそうな匂いが、食欲をそそり、実りの秋を感じさせてくれました。イベント会場には陸上自衛隊第7音楽隊吹奏楽演奏のほか、演歌歌手ジェロの登場、YOSAKOIソーラン常連の平岸天神や北海道大学「縁」の演舞もあって大いに盛り上がりました。
 祭りは、一挙に地場産品などを紹介するチャンスでもありますから、多くの参加者の方々には、平取町の魅力をたくさん伝えることができたのではないか、と喜んでいます。
 

2014年9月16日火曜日

敬老の日

 敬老の日、各地でお祝い会が行われ、私も、ご案内をいただき、出席して、お祝いの挨拶をしてきました。
 総務省の人口推計では、65歳以上の高齢者人口は総人口の29.5%で、3296万人。年内には「団塊の世代」もすべてが65歳以上となります。また、8人に1人は75歳以上の後期高齢者とのことで高齢化社会が急速に進んでいます。
 昔は60歳で十分お年寄りでしたが、いまは敬老のお祝いも参加者資格は75才以上とか。しかし参加者におかれては、とてもその年齢を感じさせない人ばかりで、元気な敬老会でありました。
 国立社会保障・人口問題研究所の予測によると、65歳以上の高齢者の割合は10年後の24年に30%を突破します。現役世代の負担を軽くするためにも、元気な高齢者を目指して生き生きとした人生にしていきましょう。

2014年9月7日日曜日

実りの秋

 実りの秋、今年も天候に恵まれた日高地方では、もうじき収穫の時を迎えます。今は馬産地で名を馳せていて若い人には想像が付かないでしょうが、40年ほど前までは田んぼは至る所にあり、隔世の感があります。苦労を乗り越えて実りを迎えるこの時期のこの風景には心の和むものがあります。作況指数も約105から110と豊作とのことで嬉しい限りです。稲作農家の皆さんは 、稲刈りのその時まで穏やかな天候で有ります様にと願っていました。

2014年9月6日土曜日

新冠町観光協会創立50周年

 9月1日、日高管内新冠町観光協会創立50周年の節目を祝う記念式典と祝賀会が行われました。当日は関係者、来賓約110人が出席し、皆感慨深い面持ちでした。当協会は昭和39年東京オリンピックの年に誕生し、以来これ迄、馬産地の特色を生かした事業やレ・コードをテーマにしたユニークな活動を続けて来ました。式典では橋本会長から「観光ニーズも多様化しており施設の充実や滞在型観光客の誘致が求められていますが、50年の歩みを振り返り、新たなスタートにしたい」との挨拶があり、同じ思いで私も節目を祝いました。地元のいろいろな職種の方たちのほかに、町外からの流入者も参加いただいて、今後の観光のあり方を考える機会をつくってほしいと思います。

2014年8月28日木曜日

やっと来たイカ

 やっと来たイカ。海水温度上昇が原因なのか?はたまた、別の原因があるのかは定かではありませんが、日本の平均気温は100年あたり約1.15度の割合で上昇しているといいます。竜巻やスーパー台風など、異常気象が頻発し、近年は獲れるはずの魚が、獲れるはずの時期にとれず、漁の様子も変わってきている感じがします。
 浦河港のイカ漁は昨年度は、お盆前迄に2億円近くの水揚げがありましたが、今年は盆が明けてもイカの姿さえ見られずにヤキモキしていました。ようやく、ここ二・三日前からとれ出して、港にも活気が出てきました。水揚げ額も上がって、無事にイカ漁を終えることを願っています。
 

2014年8月25日月曜日

チプサンケ

 平取町二風谷で四十六回目のチプサンケ(舟おろしの儀式)が開催されました。アイス協会の皆さんはもちろん、大学の研究者や学生、観光客の方々も参加して、チセでの儀式、沙流川での安全祈願、丸木舟での川下りなどが行われました。
 沙流川流域には、たくさんの遺跡が発掘されており、中近世には二風谷地区周辺で道内有数規模の集落があったことが知られています。平取町の「アイヌの伝統と近代開拓による沙流川流域の文化的景観」は、平成19年、文化財保護法に基づく<重要文化的景観>に選定されていますが、その景観の中で、チプサンケに参加すると、心は遙か昔、自然と一体に生きていた頃のアイヌコタンにいるような気がしてきます。アイヌ文化を後世に伝えるため、様々な学習・教育活動が行われていますが、チプサンケもずっと残ってほしい儀式です。

2014年8月17日日曜日

えりも灯台まつり

 えりも灯台まつりが14、15日に開催され、大勢の町民や帰省の人々が集まり、賑わいました。えりも灯台公園の会場では、今や恒例となったまつりの催し、マツカワカレイ稚魚の放流も行われました。成魚となって帰ってくる日を願い、10センチほどになった稚魚2000尾が子供達や関係者によって放流され、あわせて海上安全や豊漁祈願も行われました。
 昨年10月には、ブランドとして定着してきた銀聖とマツカワを組み合わせた、どんぶりものなども試作されています。この、どん欲に付加価値を高めようとする、えりも町のエネルギーを、私としては日高圏域の力として、全道、全国にアピールさせていただきたいと思っています。

戦没者追悼式

 今年もまた、恒久の平和を誓い、戦没者追悼式が行われました。戦後69年、遺族の参列者も時間とともに少なくなっています。
 今年の春、修学旅行で長崎を訪れた横浜の中学校生徒が被ばく者の語り部に「死に損ない」と暴言を吐いた、という事件がありました。戦争を知らない世代さえ高齢者になっている今、戦争の体験をつないでいくことが難しくなっています。
 だからこそ、次の世代に、戦争の悲劇や教訓を語り継いで行くことが大切なのだと思います。追悼式のありようもそんな視点から考えていかなければならない時代になってきているのでは、と感じています。
 
 
 

2014年8月13日水曜日

地場食材の試食会

 北海道フ-ドディレクタ-、貫田桂一氏の訪問指導を受けながら、地場食材を使って開発した新商品の試食会が、えりも町福祉センターで開催されました。
 えりも町で鮭定置網漁業や水産加工会社を経営する佐藤さんと、えりも短角牛の飼育・直売の守人(まぶりっと)代表の高橋祐之さんが、国の「ワンストップ総合支援事業」を活用して、地元食材の付加価値を高めようと熱望してきたもの。佐藤氏は挨拶で「様似産のななつぼし、えりも開発のミニトマト、日高乳業製品なども使い管内の食材広域連携への可能性も試みた」と語られました。
  道内各地で、集落の再生に向けたプロジェクトが始まっています。住居や公共サービス施設を集約し、安心・安全な福祉・医療体制をコンパクトにまとめたり、地場産品や食材、空き店舗等のあらゆる資源を有効活用して、暮らし続けたいと思える地域づくりを進めようとする動きです。
 地場食材のブランド化を契機として、この試食会も、集落再生・自治体発展へと、ダイナミックに展開していくことを願って止みません。

2014年7月18日金曜日

第96回全国高校野球選手権南北海道大会

 第96回全国高校野球選手権南北海道大会が札幌円山球場で開幕しました。各地区大会を勝ち抜いた15校による甲子園を目指しての熱い戦いが、23日まで行われます。
 その15校の中に日高管内代表として浦河高校が出場しました。60年ぶりの出場、我が母校とあって私も球場に駆けつけました。開会式直後の第1試合で相手は札幌の北陵高校。力いっぱいやってくれさえすればよい、との思いで足を運びましたが、何と何と8対4で初戦を突破してしまいました。
 心はしばし、数十年前の高校生に飛び、私も大興奮でした。けがには十分気をつけ、二回戦も力を出し切ってください。みんな頑張った、本当によく頑張ってくれました。私も力をもらいました。後輩のみなさん、ありがとう。
 

2014年7月17日木曜日

夏の風物詩に思う

 日高路の風物詩 コンブの天日干しが始まりました。7月に入ると管内各町の浜ではコンブ漁が解禁になり、沿道を走ると真っ黒のコンブの絨毯が広がり、磯の香りが浜の夏を告げます。昨年不漁であった分、今年の浜は大漁の予感があり、浜は明るい声で賑わっていました。
 民間の日本創成会議(座長・増田寛也元総務相)は、全国の市区町村の半数を「消滅可能性がある」と発表し、その中に我々の住んでいる圏域も入っています。出産年齢の中心である20~39歳の女性が2040年までに半減し、896自治体では人口減が止まらなくなるとのこと。
 コンブの水揚げ量が多少変動しても生活が成り立つよう、町ぐるみ、管内ぐるみで考えていかなければなりません。漁業、農業の第一次産業は当地域の生命線です。情報のアンテナと、地元人材、関係機関など、ネットワークを総動員して圏域ビジョンを考える時がすでに来ています。

2014年7月10日木曜日

みついし蓬莱山まつり

 日高路で一番早く始まる夏のイベント、新ひだか町三石の蓬莱山まつりが開催されました。今年で20回目のこの祭り、三石川の右岸左岸にある蓬莱山に長さ130メ-トルの「大しめ縄」を張り、ステージでは歌謡ショウやよさこいソ-ランが賑やかに演じられました。特産品売り場では格安の三石和牛6頭分が、開始わずか約1時間ほどで完売する盛況さ。好天に恵まれたこともあり、露店にも行列ができ、町内外から大勢の来客がありました。
 今年は、何やら天候異変で、7月としては過去最大級の台風8号が各地に大きな被害を及ぼしながら、北上中です。日高圏域にも大雨に被害をもたらす河川が多くあります。避難場所や防災グッズ、連絡先のチェックなど、自分で守れる範囲の防災確認はしておきましょう。

2014年7月8日火曜日

浦河向陽園第34回運動会

 浦河町絵笛の障がい者施設「浦河向陽園」で、第34回運動会が開催されました。天気にも恵まれ、利用者の方やその家族が、ボランティアの皆さんとともに、各種ゲームを楽しみました。
 福祉は生活の最低線を護ることに目が行きがちですが、少子高齢化を乗り切るためには福祉対象者にも目を向ける必要がある時代です。大阪には「アトリエ インカーブ」という知的障がいを持つアーティストばかり26人が集まる福祉施設があり、2メートル四方の絵に400万円の値が付くアーティストもいるそうです。
 眠る人的資源の発掘、育成という発想から、障がい者の方の社会参加をさらに広げるような、多様な取り組みが、この日高圏域からも生まれれば素晴らしいことだと思います。

2014年7月3日木曜日

温泉ホテル「ゆから」

 平取町二風谷に滞在型観光の拠点として温泉ホテル「ゆから」がオープンしました。このホテルは指定管理型経営で、日高管内では、新ひだか町三石の蔵三に次いで二ヶ所目となります。大浴場・家族風呂、サウナや露天風呂があり休憩室や研修室が備わっています。和室や洋室のほか、風呂付きの部屋もあり、年間13万人の利用客を目標にして、滞在型観光の起爆剤にと期待しているところです。レストランやびらとり和牛の直販もあり、宿泊滞在客以外の訪問も期待されるところです。
 この種の施設には、外観は立派でも、客と目も合わせず、出口の客の背中に「アリガトウゴザイマシタ」と言う施設もあると聞きます。ここでしか味わえない味覚や、何回も来たくなるような心地よいサービスを求めて客は訪れます。せっかくの施設が粗末にされることのないよう、地元の宝として皆で協力し、活用し、応援していきたいものです。

2014年6月29日日曜日

日高管内身体障がい者スポーツ大会

 
 日高管内身体障がい者スポーツ大会が様似町で開催され、約200人の参加者で賑わいました。大会に先立ち、自立更生者や援護功労者の方へ表彰が行われました。大会競技は玉入れやジャンケンリレー、一球入魂等、お手伝いしている職員やボランティアの皆さんのアイデアによる種目にも大きな声が飛び交い、和気あいあいの大会となりました。毎年管内各町を持ち回りで開催し、今年で45回目となるこの大会、障がい者の方にとっても、楽しみの行事の一つとなってすっかり定着しています。
 経済低成長下、超高齢化時代を迎え、福祉サービスをソフト面の取り組みからもカバーする時代になっています。障がい者の労働には、段差解消やエレベーターなどの整備より、就業時間の配慮や定期ミーティングでの意思疎通などソフト面の整備がより重要との指摘もあります。福祉の先進地、北欧では強者が弱者を支える関係ではなく、環境を整え、より多くの人が働ける社会づくりを目指しています。和気あいあいの大会の雰囲気が、障がい者の方にとって、よりよいまちづくりへの布石となるよう皆で取り組んでいきたいものです。

2014年6月3日火曜日

イチャルパにて

 新ひだか町アイヌ協会のイチャルパ(先祖供養)が静内真歌のチセ(伝統家屋)で行われ、関係者や来賓など約130人が参加しました。イチャルパは各地で開催時期の違いがありますが、新ひだか町では、この時期に毎年行われています。儀式はチセ内のいろりを囲みカムイノミ(神への祈り)から始まり、屋外ではイナウ(木弊)を立て並べ、自然界の神々に酒や果物 菓子等々を供え、先祖を弔います。
 民族の尊厳を傷つけてきた、大学が保管するアイヌ先人の遺骨返還も、ようやく具体に動き始めるようです。国立アイヌ文化博物館(仮称)構想も上がっています。
 2020年の訪日外国人は今より1千万人増えるといわれ、そのうち15、16%は北海道を訪れます。アイヌ文化を広く世界に発信できる時代がようやく来た感があります。明るい未来づくりに向け、関係者一丸となって取り組んでいきましょう。

2014年6月1日日曜日

スズラン観賞会

 平取町の芽生(めむ)地域の「すずらん群生地」でスズラン観賞会が始まりました。広さ約15ヘクタールは日本一を誇るそうで、平取町市街地より約34キロ、林道の周りに広がる白い花を楽しみに、町内外から大勢の観光客が訪れていました。
 今年は好天に恵まれ、生育は順調で、優しい花の香りと可憐な姿に、観光客はゆっくりと流れるような一時を楽しんでいました。
 可憐なスズランですが、その外見はギョウジャニンニクと似ていることから、時に誤食のニュースを聞きます。毒性はかなり強く、死に至ることもあるため、決して口に入れてはなりません。
 観賞会は6月8日迄。時間のある方はぜひ足を延ばしてみてください。

2014年5月29日木曜日

地元の元気

 店頭に並びだした平取産トマト(ももたろう)。昨年度の生産高は約40億円と、すっかり町の特産品として定着した感があります。ジュース<ニシパの恋人>もすっかり有名になりましたね。今年も期待されて収穫が始まりました。
 海では、春の鮭定置網漁が始まり日高管内の旬を届けています。
 秋サケの5%程度しか捕れないといわれる<時鮭>は、この時期の日高沿岸と釧路の一部沿岸でしか捕れず、地元でさえもなかなか口に入らない、希少な食材ではあります。まだ期待するほどには至りませんが、これからの水揚げに関係者は期待をかけています。
 農業と水産業は地元の基幹産業で、基幹産業が元気でいてくれなくては地元の元気もわきません。大漁と操業の安全を祈念しています。

第17回山菜てんぷらパーティ in 平取

 18日 平取町仁世宇の森で山菜を楽しみながら自然の素晴らしさを学ぶ、やっ太郎かい主催の恒例イベント、第17回山菜てんぷらパーティが開催されました。山菜は地元の案内人の指導で採集し、主催者が用意した20種類以上の山菜を天ぷらにして楽しみました。また、ネットで知りあった音楽家たちが楽器を持参し、特別に用意された森のステージで、思い思いのパフォ-マンス。
 札幌のフェアトレードのレストランでは毎年希望者を募りバスで来られていますが、今年もバスは満席とか。山菜と音楽のコラボという面白い趣向が、距離の壁を乗り越えさせているようで、地域イベントのあり方に一石を投じている気がしています。

日高地域日台親善協会」設立総会

 去る16日、日高管内全域と台湾との交流を深める「日高地域日台親善協会」の設立総会が静内のホテルで開催され、管内商工・観光団体を中心に関係者約120人が出席しました。
 ここ数年、20万人を割り込んでいた台湾からの来道者も昨年度は約35万人と大幅に増加しています。近年、レンタカーを利用する外国人観光客も増えていることから、北海道観光の未来にとって明るい材料といえるでしょう。
 当日は台北駐日経済文化代表処・札幌分処陳処長夫妻も出席されて、日高と台湾の人的、経済、文化交流の拡大に大いに期待がもたれます。受け入れ側の地域間競争がすでに始まっているといえましょう。

2014年5月14日水曜日

知事視察

 高橋知事が日高管内三町、えりも・様似・新ひだか町を視察しました。えりも岬ではゼニガタアザラシの頭数や大きさなど、漁業者の立場を勘案して真剣なまなざしで、望遠鏡を覗き込み確認していました。続いて町長や浜の関係者から被害の状況や漁業者の窮状について耳を傾け、補償や防除対策について話し合いました。
 生物保護と、漁業者の生計保全は、ともに大切な行政課題ですが、すでに漁業者の生活は深刻な事態になっています。地元は、国との調整について、北海道知事の強い交渉力を期待しています。一刻も早い解決が望まれます。

2014年5月7日水曜日

しずない桜まつり

 ゴールデンウィークの後半の4日から始まった「しずない桜まつり」。好天に恵まれ沿道の桜も満開で、町内外からの花見を楽しむ人々で賑わいました。まつりは11日の日曜日まで。ゴールデンウィークに合わせて咲くのは本当に珍しく、ちなみに昨年は5月20日ころに満開でした。今年は暖かい日差しもあって来場者を満喫していました。
 日本のさくら名所100選には、北海道からは、松前公園と、当地二十間道路桜並木が挙げられています。グーグルでは、海外旅行者用に「ストリートビューで見る日本の観光ガイド-桜の名所めぐり」キャンペーンサイトを公開したとか。観光庁、日本政府観光局が情報を提供しているとのことですが、桜の名所もすでに散って、残すは北海道の桜のみ。観光振興に資するためにも、最後に咲く名所として当地も手を挙げて良いのではないではないか、と思います。

2014年5月1日木曜日

日高桜前線

 「さくら桜前線が北海道に上陸」の便りが聞かれ出したゴールデンウィークの前半、日高地方で一番早く桜が咲いた、新ひだか町御園地域。今年も二十間道路のさくら祭りを一足早く彷彿させてくれました。
 830年前、一ノ谷の戦で討死にした平忠度(ただのり)のえびらに結びつけられていたという辞世
  「行きくれて 木の下かげを やどとせば
 花やこよひの 主ならまし」
 の花もまた桜です。桜は、日本人の心の原点のような気がします。散り際の見事さか、淡い香りか、流れるような色彩の風情か、何かしら日本人に生まれて良かったと思える花ではあります。

浦河青年会議所創立40周年記念式典

 浦河青年会議所(JC)40周年記念式典が行われました。思い起こせば、1974年、全国560番目の青年会議所として63名の青年によって活動が始まりました。私もメンバーの1人として活動した時代でもありました。40年経った今日は、少子高齢化や社会的環境の変化がメンバーの確保を難しくしています。そんな中、13名の現役メンバーが頑張って歴史を繋いでくれています。
 最近特に感じることは、地方の元気、地方の力、地方の時代と言われながらも、流れは、実は違っている気がしてならないこと。知らず知らずのうちに、人も、モノも、お金も都会へとの流れが強まっているのでは…と思われてなりません。
 新しい葡萄酒は新しい革袋に入れよとの言葉がありますが、新しい仕組みの中に地域の宝を生かす時代が始まっているのであろう、と思います。

えりもうにまつり

 連休初日の26日は、えりもの「うにまつり」から。
 今回第4回目となるイベントのメインは、もちろん、今が旬の春ウニ(さくらウニ)。ぎっしりと身の詰まったエゾバフンウニを求めて帯広や札幌方面からお出でになる方もいます。近隣の市町村も合わせて、4千500人以上の方々が集まり、会場は賑わいました。殻付きうには<10個で千円>と格安の値段でもあり大人気。また町内の食品店や漁協の直販でカニやツブ焼き等が並び、もちまき大会やウニの掴み取りが当たるクイズ大会とメニューは盛りだくさん。
 今年は各地から春の訪れが早いというニュースが届いています。漁業者もこれからが本番、大漁の声も早く聞きたいものですね。海の恵みに感謝しながら、晴天の下、個人、家族連れ、グループの方達と一緒に私も春の息吹を満喫しました。

2014年4月25日金曜日

ホッカイド競馬が開幕

 ホッカイド競馬が開幕し、グランシャリオナイタ-が4月23日から11月13日までの80日間、開催されます。初日は好天にも恵まれ売り上げも昨年を上回ったようです。昨年度の決算では22年ぶりに黒字が見込まれるホッカイド競馬、関係者のみなさまのご努力の賜と、深く敬意を表します。
 一方、生産者の暮らしはまだまだ厳しい状況にあり、TPP妥結後の影響も懸念されます。
 生産者支援には、地元関係者からの競馬界への働きかけばかりではなく、自治体間の強い結束が日高の軽種馬を守る視点から、振興局などとも一体となって国への働きかけを強めていきたいものです。

2014年4月23日水曜日

日高食肉センターの地鎮祭

 道内養豚業者や道外の食肉メーカーが出費する日高食肉センターの地鎮祭が行われました。新冠町の建設予定地には関係者約50人が集まり、工事の安全を祈願しました。
 この施設は2011年頃から新冠町と食肉メーカーとの間で建設協定が調印され、準備を進めてきたもので、完成後は新規の雇用等を通じ地域振興に大きく貢献するものと期待されています。
 式典の中で、社長から「生産・加工・販売の拠点基地として事業を展開したい」とのお話があり、これまでの紆余曲折、関係者の方々の大変なご苦労がしのばれました。
 新規雇用も約80人から100人規模が予定されており、来年の4月完成を目指し、1日約750頭を処理する施設の操業が今から楽しみです。


2014年4月19日土曜日

日高地方の春

 行者ニンニクなど山菜が採れだした春、ハウスの中では、アスパラが収穫の最盛期になっています。
 浜では、春鮭漁(定置網)の準備で忙しく、風はまだまだ冷たいけれど、春の息吹きが強く感じられます。
 TPPも大詰めのようですが、日米交渉も秘密裏で行われているため、中身はさっぱり分からないまま。
 我がふるさとの未来を占う上でも、基幹産業である農業、水産業の行方が気になります。
 鮮度が命のアスパラは、地場の強みと思われますが、漁業も消費者に直結するような仕組みを組み入れていかねばならない時代に入っていると思います。
 グローバル時代に地域が生き残るには、産業の枠を越えて連携し、地域資源に更なる付加価値を産み出していかなければなりません。
 国益とは国民の命を守ること。アメリカに押し切られ、命の源である一次産業を切り捨てるような交渉結果とならないよう、注意深く見守っていきましょう。
 

2014年4月7日月曜日

平成26年度新冠アイヌ協会定期総会

 平成26年度新冠アイヌ協会定期総会が開催され、初めに、亡くなった会員に対し黙祷が捧げられました。続いて会長、来賓の挨拶、4月1日から公益社団法人北海道アイヌ協会移行に伴う、支部規約の変更や事業経過の報告、収支決算報告があり、26年度の事業計画や収支予算案を可決し、役員改選は留任を決めました。
 ところで、今年、札幌大学文化学部を首席で卒業した北嶋由紀さん(浦河町出身)はアイヌ子弟を対象にしたウレシパ奨学生の1期生。「ウレシパ」とは「育て合う」意味のアイヌ語だそうですが、協会をみなで<育て合い>ながら素晴らしい地域社会がつくられることを願っています。

2014年3月31日月曜日

つかの間のリフレッシュ

 3月定例議会の最中も雪山が高く積まれたままであった札幌を離れ、久しぶりに地元に戻りますと、春の陽気で福寿草が満開になっていました。心も身体も、ゆったりと疲れを癒してくれる、そんなふるさとの良さをしばし味わいました。
 いよいよ新年度が始まります。消費税が上がる、景気が上向きと言いますが、地方の私達にはその実感がまだないのも現実。人口減少など地域を取り巻く環境には厳しいものがあります。2010年の総務省調査では、限界集落(65才以上の人口が50%以上を占める集落)は全国で1万91カ所(全集落数の15.5%)あり、2006年の国交省調査より3割近く増加し、集落の消滅さえ現実味を帯びてきました。日高地域も人ごとではありません。心身のリフレッシュもつかの間、地域振興に向けて私も心を引き締めています。

2014年3月7日金曜日

卒業式

 3月に入り公立高校の卒業式が一斉に行なわれました。日高管内からは8校513人がそれぞれの進路に向けて旅立ちました。
 私は静内農業高校の卒業式に出席させて頂きました。校長先生から「努力がむくわれるかどうか、先のことは誰もわからない。しかし努力をしないと何も始まらないし、結果は努力の先にある」との式辞が述べられ、時宜を得た餞(はなむけ)の言葉として、我が意を得たように感じました。卒業生代表からは「困難や壁を乗り越えて自分の道を歩いて行きます」と決意を述べられ、緊張感と清々しさがとても新鮮に感じられた卒業式でした。困難をはねのけ頑張れ若者達よ!

2014年2月19日水曜日

第25回シシリムカアイヌ文化祭

 第25回シシリムカアイヌ文化祭が開催(平取町アイヌ文化祭)されました。
 シシリムカは沙流川の古名です。アイヌ文化伝承活動の一環として、アイヌ教室の子供たちによるアイヌ語での「森のくまさん」や「大きな古時計」等4曲の披露がありました。また成人によるカムイユカラの口承伝承、古式舞踊のお披露目もあり、参会者250人が文化祭を楽しんでいました。
 ピリカとか、ウララとか、日本語にはないアイヌ語の音の響きが好きだという人もいます。
 子どものころは普通に聞いていたアイヌ語も今では片言だけ、という高齢者も少なくありません。民族文化としての「アイヌ語」も、ユーカラや舞踊と共に、しっかり後世に引き継がれてほしいものだと思っています。
 

2014年2月6日木曜日

第6回 日高昆布フォ-ラム in さまに

~豊かな日高昆布の森を守るために~をテ-マに、「第6回 日高昆布フォ-ラムinさまに」が開催され、約二百人の参加者が、議論に熱心に聞き入りました。
  現状や課題、海藻除去などの取り組み事例の発表等があり、日高昆布の安定した生産を維持し、更に増産へつながるためにはどうしたら良いか、パネル討議は会場を巻き込んで熱く話し合われました。
 資源の減少や後継者不足などにより漁業の衰退が心配されていますが、増産への手立てと共に、「付加価値の創造」が大切な視点だと思います。会場では昆布を使ったせんべいなどが提供されましたが、コンブに付加価値を付けるこのような取組が次の展開につながることが望まれます。

2014年1月15日水曜日

ウィリアムソン師円選手壮行会

 間近に迫ったソチ五輪。スピードスケート5千メ-トルには浦河町出身の高校生、ウィリアムソン師円君が代表選手として出場します。
 故郷浦河町総合文化会館で行われた壮行会には、 師円君のご両親、町長、スケート少年団の後輩など多くの町民が集まり、「故郷は熱い気持ちで応援してます。全力で頑張って下さい」と激励しました。
 本人からは、「120%の力を出し切り、頑張りますので、これからも応援して下さい」と決意が述べられました。
 浦河町としては、夏冬併せても、オリンピック選手の輩出は初めてこと。町史に残る快挙であり、応援団をつくって、2月8日、日本時間午後8時半から町総合文化会館で「ふるさと応援イベント」を計画しています。17才の髙梨沙羅や41才の葛西紀明選手など、道産子選手の活躍が期待されていますが、師円君には、万全の体調で最高のレースを全うされるよう祈っております。