2015年8月24日月曜日

高波被害

  21日から発生した 高波により、新ひだか町春立地区の海岸護岸が一部決壊し(決壊延長約50メートル)、波浪による侵食被害の拡大に備え、地域住民に避難指示が出されました。22日から23日にかけては、応急対策として延長約100メートルに大型土のうが積まれ、矢板による侵食防止対策が行われました。21日から22日に発生した高波は、春立漁港の係留中の漁船へも不安を与えました。岸壁の荷揚げ場所のアスファルト部分も直撃を受けています。
  IPCC報告(気候変動に関する政府間パネル)では今世紀末の世界の平均海面水位は26~82センチの範囲で上昇する可能性が高いとか。財政の悪化から、これまでの「公助」には多くを望めず、「自助」と「共助(NPO等)」による対策が重要といわれ、防災対策を「コスト(出費)からバリュー(価値)へ」との意識改革が言われだしました。
  近年は特に高波の発生件数が多くなってきていることから、財源不足の「できない理由」を言うだけではなく、「どうすればできるのか」、安全点検等のマニュアルに不足はないかなど、防災の有り様を、「地元住民を含む関係者」で十分検討していくべき時代といえるでしょう。

2015年8月21日金曜日

戦没者慰霊祭

  戦後70年が経過した今もなお、深い悲しみは心に迫ってきます。浦河町と新冠町で戦没者慰霊祭が行われ恒久の平和への誓いを新たにしました。遺族会の高齢化により新冠町では今年から、町の主催により開催されました。ちなみに浦河町では既に町の主催によって行われています。 
 戦後生まれも70代に突入し、今後10年で、戦争を直接体験した者がほとんどいない時代がやってきます。
 戦没者の冥福を祈りつつ、平和と命の尊さを歴史の教訓として語り継ぐ必要があります。慰霊祭そのものの意義を見失うことのないよう、若い現役世代にしっかり伝えていくべき時期が来ている、と考えています。

2015年8月18日火曜日

日高路の夏まつり

 8月14日えりも灯台まつりから、15・16日浦河町の港まつり、三石町の港まつり、平取町のふるさと祭り(義経神社例大祭)等々、日高路の夏まつりが各地で行われました。
 えりも町では、マツカワの稚魚約二千尾の放流や海上安全と大漁祈願等から始まり、歌謡ショーや花火大会には帰省客や観光客等で約二万六千人が祭りを楽しみました。
 浦河町では町制施行百年の協賛行事もあって、14日の前夜祭の「もち」まきから16日の花火大会までのカラオケ選手権やウルトラクイズ、お化け屋敷や屋台、歌謡ショ-、盆踊り等々、天候にも恵まれ、大勢の町民や観光客で賑わいました。
 「祭」という漢字は、「切った肉」(月)と、右手(又)と、「神に捧げる台」(示)からなる象形文字が元字だそうですが、今流に言えば、「天の恵みを感謝する」ということになりましょう。
 楽しい中にも、自然の恵みのおかげで我々の暮らしが成り立っていることに、天(神)への感謝の心も忘れないようにしたいものですね。もちろん、実行委員会の方々への感謝もです!

2015年8月4日火曜日

第45回アポイの火まつり

 山頂に火を焚き、豊猟を祈ったという言い伝えをモチーフにしたアポイの火まつりも第45回目を迎えました。恒例の ねぶたパレードや花火大会、歌謡ショ-等で、8月1、2日の二日間を多くの町民が楽しみました。
 人は<ココニシカナイ>という枕詞がつくと、何かしら優越感を持った気になるものです。アポイ岳にも、ここしかいないカタツムリ「アポイマイマイ」や、ここにしかいない蝶「ヒメチャマダラセセリ」がいます。
 地球深くに眠るかんらん岩が新鮮なまま地表近くで見られたり、固有種の高山植物が20種近くある、世界的にもまれな地域とも言われ、2008年には「日本ジオパーク」に認定されました。
 様似町の宝として周辺の関心がさらに高まり、祭りを呼び水に、北海道の宝、日本の宝として、さらに多くの人にまちを訪れてほしいものです。

2015年7月27日月曜日

うらかわ馬フェスタ2015

 浦河町の夏まつりは、うらかわ馬フェスタから始まります。「シンザンフェスティバルと浦河競馬祭」を合わせたもので今年で第30回を迎えます。初日の25日は、すっかり恒例となった感のあるメインイベント「馬上結婚式」が日高育成牧場特設会場で行われました。今年は三組のカップルが歴史的な馬車乗り誘導馬に従い会場に。大勢の参加者から祝福を受けていました。
 人口減少時代に入り、せっかくの特色あるイベントですから、そのまま定住につながる結婚式にならないものか、官民挙げて知恵を絞れないものかと、祝福の拍手をしながら考えてしまいました。

新ひだか町で、全道阿波おどり大会

 静内郡静内町と三石郡三石町の合併によって誕生した<新ひだか町>。誕生10年記念として、今年の夏まつりは、全道阿波おどり大会が企画・実施されました。大会には姉妹都市の徳島県美馬市脇町と兵庫県洲本市の阿波おどり二団体をはじめ、札幌や帯広、名寄市等18連が参加して行われました。
 歩行者天国ではパレード、広場ではビアガーデン、ビンゴ大会や抽選会等もあり、大勢の町民が短い夏を楽しみました。
 阿波踊りは400年もの歴史があるといいます。歴史を比べれば生まれたばかりのような「よさこいソーラン」も後世に踊り継がれてほしいものです。

2015年7月22日水曜日

にいかっぷふるさとまつり

 日高路の夏祭りの第二弾は新冠町の「にいかっぷふるさとまつり」。 北海道では当地ただ一つしかない、氷川神社の祭典に合わせて行われています。
 JR新冠駅前広場から農協前広場までが会場で、商工会の青年部や女性部が大活躍。地元の商店による沢山の露天が並び、まつり参加者はビールを飲みながら、特設ステージの歌謡ショーや和太鼓の演奏、俵担ぎリレー等々を楽しみました。
 昨今は、大型台風の影響が北海道でも顕著になっています。祭りの後は防災の備えも念頭に置いて、明日からのお仕事等にご活躍ください。

2015年7月21日火曜日

静内駐屯地創設51周年

 陸上自衛隊静内駐屯地創設51周年及び第7高射特科連隊創隊34周年の記念行事が行われました。地域の町民約一千人が参加し、射撃訓練、災害時の装備品、日々の活動の様子を紹介するパネル展示に見入っていました。
 最近、国政の場では、国防についての議論が盛んになされておりますが、議論の評価は歴史にゆずるとしても、最前線に立つのは現場隊員の皆さんです。日々訓練に汗を流すのも、いざという時には一番頼りにされる存在だからです。だからこそ、なおさら、徹底的な議論と、国民の理解は必要ではないか、と思っています。
 

2015年7月15日水曜日

JR日高線の早期復旧について

 去る1月7日の高波により、様似-鵡川間の運休となっているJR日高線。
 新冠町大狩部の線路脇の土砂流出現場を、高橋はるみ知事はじめ、管内の町長さんや道議会交通体系対策特別委員会の委員長・副委員長等々が視察され、その後、新冠町役場会議室で意見交換が行われました。
 地域からは、災害部分の早期復旧による運行再開と、安全対策による本格的対策工事の二段階方式を要請しました。
 本格的復旧工事には26億円の工事費の捻出と、約4年の工期が必要と主張するJR側との溝が埋まらず平行線のままでした。
 工費、工期の問題が足かせになっていますが、公共交通を担っているという誇りと責任の下、1日も早い復旧をと地域住民は望んでいます。
 

2015年7月7日火曜日

浦河向陽園の運動会

 浦河町絵笛にある障がい者施設、浦河向陽園の運動会が開催されました。
 6月から7月の第一週にかけて、各地の小学校や幼稚園等で運動会が開催されますが、ここ向陽園でも、利用者の健康と親睦、地域との交流に、ボランティアの方々の暖かい応援をもらいながら、楽しい1日を過ごしました。
 関係者の皆さん、ボランティアの皆さんご苦労様、そして何よりも利用者の皆さん、いつまでも元気で、ご苦労様でした。
 浦河向陽園は、心身に障害を持つ方の自立支援を目的とする施設です。工芸品やアクセサリーづくり、水産物の加工なども行っていますので、地域のイベントや地元広報の際にはそれら商品のご利用についても、是非ご検討、ご協力ください。

みついし蓬莱山まつり

 日高路も夏祭りの季節になりました。これから8月頃まで管内の各町で夏祭りが開催されますが、その一番のりが、新ひだか町三石の蓬莱山まつりです。今年も約6500人の町民等で賑わいました。
 特徴は何と言っても約130メートルの巨大しめ縄。川に阻まれて会えず岩になったというアイヌの若者の悲恋伝説をモチーフに、年に一度、雌雄の岩山を結んであげようという粋な計らいの祭りです。今年で21回目となり、すっかり定着した感があります。
 会場では地元産の三石牛の焼き肉に舌鼓を打ちながら、よさこい や歌謡ショ-を楽しみました。
 いよいよ夏本番。飲む機会も多くなると思いますが、風邪などめされず、皆様、今年も健康でこの季節を乗り越えましょう。

2015年6月10日水曜日

イチャルパ

 ひだか町アイヌ協会による27回目のイチャルパ(先祖供養)が町内の真歌にある「チセ」で開催されました。旧静内町内に点在していたアイヌの無縁墓地を平成元年から平成11年迄に改装事業を行い、無縁佛納骨堂を建立。約2830体が安置されており、毎年こうしてイチャルパが行われています。
 無縁仏といえどその遺徳によって今の人々が生かされています。人間の傲慢さが地球温暖化を招き、自らに巨大な災害となって降りかかって見える現代、同化政策で辛酸をなめてきたアイヌ民族の、自然との調和を大切にするその文化は、未来に向けての大きなメッセージでもあります。次の世代にもしっかり残ってほしいと思っています。

2015年6月9日火曜日

日高中部消防技能訓練大会

 6月7日の日曜日、日高中部消防技能訓練大会が新ひだか町静内で開催されました。訓練は火災のためだけではありません。最近は大きな自然災害等によって、住民の安全安心や生命財産が脅かされる出来事が多くなっています。それだけに彼らのこうした日々の訓練がとても頼もしく、感謝と敬意を表します。頑張ってください。
 「想定外」の被害をもたらした東日本大震災から3年が経ちました。障害者や高齢者など「災害弱者」の支援体制づくりも欠かせません。あの震災では避難誘導が不十分で人々が逃げ遅れたケースも多発しました。消防以外の通常業務に当たる役場内の体制も定期的に確認していきたいものです。

2015年6月6日土曜日

日高管内老人芸能発表大会

 日高管内老人クラブ連合会主催による第43回芸能発表大会が浦河町総合文化会館で開催されました。管内七町から約600人が集まりダンスや舞踊歌謡曲、民謡等が次々に披露されました。出演する人と応援する人の笑いと熱気に会場は盛り上がり、みなが大いに楽しみました。
 今後、医療費、介護費の負担増という嬉しくない話が現実味を帯びてきますが、このような元気を盛り上げる老人向けの取り組みが、結局は医療や介護費用の削減につながります。医療、福祉、介護、健康を一体のものとして考えた自治体独自のコミュニティ施策につなげていきたいものです。
 

2015年5月26日火曜日

第6回 様似ウニまつり

 第6回 様似ウニまつりがエンルム海岸広場で開催され、町内外から約四千人の来場者がありました。春ウニ(エゾバフンウニ)や ホッキ貝・ツブ、ベニヅワイガニのテッポウ汁等々、来場者は、海の味覚を堪能していました。
 地元では当たり前の<新鮮>で<安全>な食材ですが、それを付加価値として、「値段が高くても買う」という人たちが首都圏などを中心に増えています。地元来訪への誘因手段としてこれら食材をどう使っていくか、圏域の農商工関係者等全体で知恵を絞る時が来ていると思います。
 <海>と<潮風>と<塩>をキーワードに、次々と振興策を打ち出し、人口減に歯止めを掛けた島根県の離島、海士(あま)町。人口2400人足らずのこの町では今では移住者も増え、保育所が足りず待機児童が出るまでになっています。海士町が発信する「なくてよい。大事なことはすべてここにある」という生き方は日高圏域でも十分可能だと思います。

2015年5月12日火曜日

第23回全国さくらサミットin新ひだか

  「さくらの再生とまちの新生」 をテ-マに新ひだか町で全国16の市区町村が参加して「第23回全国さくらサミットin新ひだか」が開催されました。このサミットは、さくらの名所のある北海道から九州まで全国25の市区町村が加盟し、毎年持ち回りで開催されているもの。
 桜並木や施設を視察したり、交流会や全体会議の活発な議論があり、先人が残してくれた大切な遺産を守り育て、いかに次世代へと引き継ぐか、各地の様々な問題や取り組み事例、観光資源としての活用法などが紹介され、共同宣言が採択されました。
 桜は種類も多く、九州から北海道まで1ヶ月以上をかけて北上するため、加盟自治体間の観光協力も可能です。見る桜としてばかりではなく、新たな商品開発の手段、材料としての可能性にも溢れていると思います。
 

2015年5月10日日曜日

安全祈願修ばつ式

 日高管内さけ・ます増殖事業協会が進めていた「沙流さけ・ますふ化場」の改修工事が終わり、「安全祈願修ばつ式」が執り行われました。新施設飼育池の収容能力は旧施設と比べ約80万匹増の500万匹。
 式典終了後には、約一万匹のシロザケの稚魚が放流され、関係者一同、生まれ変わった近代的施設の安全と活躍を祈りました。
 鮮魚の一人当たり年間消費量は、50年前の14.5kgから3分の2の9.8kg(2010年)と減っていますが、そんな中にあってサケは逆に0.4kgから0.9kgと2倍以上に増えているとか。品質管理の向上や高級ブランド化という、関係者の努力のたまものと言えるでしょう。まもなくトキシラズも獲れだします。サケが日高圏域の財産として一層愛され、さらに住民関心が高まることを期待しています。

2015年5月7日木曜日

日高路の桜の名勝

日高路の桜の名勝(浦河町西舎)
 約4キロの道路の桜並木。新ひだか町の二十間道路の桜並木と違うのは道幅が狭いので桜並木がトンネル状になって、道にも少しカーブがあり、風情を増しています。並木は明治40年頃に馬政局主管の日高種畜牧場が設置された際に植えられたそうで、樹齢百年超えの老木桜も見応えがあります。
日高路の桜の名勝 (えりも町庶野のさくら公園)
 大正から昭和の初め約一千本以上の桜が咲きほこり地域の人々を楽しませてきた桜の名勝でもあります。今は地域の人々でつくる保存会の皆さんに守られています。満開の桜の下でお弁当を楽しむ家族やお酒とジンギスカン鍋を囲む人々の姿に平和を実感し、未来もこのようであってほしいと切に思います。
日高路の桜の名勝(新ひだか町二十間道路)
 例年より開花が早く、ゴールデンウィークの前半で満開宣言を出した新ひだか町の二十間道路。あまりにも有名ですね。
 日高路にはサクラの名勝地がたくさんあります。ここに挙げた以外にも<おらが自慢の桜>もあわせ地財、食財、人財に触れることのできるトレッキングコースやドライブコースを提供できれば地域振興の一助になるのではないかとふと思いました。振興局などと力を合わせ一度桜ロードマップをつくってはいかが。

2015年5月6日水曜日

えりもうに祭り

 ゴールデンウィークの初日4月29日、えりも町スポーツ公園で「第5回えりもうにまつり」が開催されました。2千人規模で始まったこの祭りも、毎年確実に来客数は増し、今年は町内外から約五千人が旬のうにを求めて来場しました。今年のウニはどっしりと重く、実もしっかりしており、出来が良いとのこと。
 会場では地元漁業青年部が用意した、トウダイツブのツブ焼きやズワイカニのテッポ汁、女性部の用意したミニウニ丼のほか、えりも高校生カフェのツブドックや守人のホルモン焼き等々、出店も大盛況。好天にも恵まれ、えりも○×クイズやもちまきで、春一番のえりもの祭りを楽しんでいました。
 <無子高齢化>で祭りもできないという集落まで現れだしている時代です。地域の元気は地域でつくるという、えりも町の意気込みを頼もしく感じるとともに、私も、絆の輪を広げるための一助となるよう、祭りのエネルギーを道政に活かしたいと思っています。

2015年4月28日火曜日

JR日高線の早期全線復旧を

 日高管内7町長とともに、JR日高線の早期全線復旧に関する緊急要望を2月、3月JR北海道本社へ、そして4月21日には上京して国交省や国会議員へも要望しています。JRは現在、バスによる代行運行をしていますが、地域の安心安全の確保から、高校生の通学や病院への高齢者の通院に不安が残り、観光客の入り込み減は経済活動にも影響が出ています。
 沿線住民はJR存続への危機感から、その活用を考える機会の創設などの動きが見えだしています。独特の馬文化、身障者療育の先端的取り組みなど体験型観光を支える素材も豊富にあります。急速に増加する北海道訪問外国人観光客は百万人を超えました。活発な議論を交わし、JR関係者の皆様と共に観光北海道の一翼を担う日高一帯を盛り上げていきたいものです。
 拝啓 JR 様
 寒い冬も過ぎ桜の季節、子馬が緑の大地を駆け巡り、訪れる旅人・・・1月7日のその日から、この駅や線路から列車が消えました。116Kmの沿線に住む住民の足がとても不自由になりました。来年には北海道にも新幹線がくると盛り上がっていますが・・・このまま線路がこの地域から消えてしまうのでしょうか?

2015年4月6日月曜日

平成27年度 新冠アイヌ協会定期総会

新冠アイヌ協会の平成27年度定期総会が開催されました。会長や来賓の挨拶の後、26年度の事業報告や収支決算、27年度の事業案や予算案を審議して閉会。その後、出席者で交流会が開催され、とても和やかなうちに終了しました。
 昨年は、北海道アイヌ協会から、来日したオバマ大統領に在札幌米総領事館を通じてアイヌ民族の伝統衣装が贈られたり、今年2月にはケネディ駐日大使が北海道を公式訪問しアイヌ民族博物館を訪問したりで、アイヌ文化を広く発信する機会に恵まれています。これも地道な各地の活動の成果であり、これからも様々な事業に取り組んでいきましょう。

「新ひだか町図書館・町博物館」の開館

 新ひだか町の図書館・博物館が新築開館となり、待ちわびた町民がたくさん訪れました。旧静内図書館は、平成15年の十勝沖地震で使えなくなり、仮設図書館で今日まで運営していました。図書館とともに、建設から40年以上を経過し老巧化、狭隘化した静内、三石の両郷土館を博物館として新築開館しました。
 約8万冊の蔵書と91席の閲覧スペース、また300点の貴重な実物資料等も置かれ、様々な調査に応じられるようになっています。
 「せっかくの宝が・・」などと後年言われることのないように、訪れる町民と館員の方の交流が、図書や展示企画の充実につながり、ますます愛される施設として、盛んに使われていくことを祈念しております。この度のオ-プン、心からおめでとうございます。

2015年2月18日水曜日

第26回シシリムカアイヌ文化祭

 第26回シシリムカアイヌ文化祭が平取町で開催されました。シシリムカとは、アイヌ語で「沙流川」を意味します。平取アイヌ協会や文化保存会・二風谷アイヌ語教室が主催したものでアイヌ文化の伝承に取り組む人々の発表の場でもあります。会場には約200人の関係者や町民が集まり、ムックリの演奏や小中学生のアイヌ語吹き替えのラジオ体操、民話劇、民族舞踊、工芸品の展示等を楽しみました。
 今月3日にケネディ大使が来道されたおり、高橋知事が「2020東京五輪に向けアイヌ文化を世界に発信したいので、その理解者になってほしい」と協力を求めました。このような地道な活動の継続が功を結んだものとしての協力依頼と考えています。関係者の方々のご苦労とご努力に敬意を表します。

第34回北海道障がい者冬季スポーツ大会in HIDAKA

 第34回北海道障がい者冬季スポーツ大会in HIDAKAが日高国際スキー場特設会場で開催されました。この大会は昭和57年に国際障害者年を記念して小樽で開催以来、毎年道内の各地を持ち回り、日高町では平成10年、20年に次ぐ3回目の開催になります。この日は大回転競技と距離競技が行われ、選手の皆さんのレベルの高さに感動・感激し、又ボランティアの皆さんや大会運営の皆さんのご労苦には、心から敬意を表します。
 昨年のパラリンピックでは二人の道産子選手がメダルを獲得し、大きな感動と勇気を与えてくれました。2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向け障害者スポーツの気運も高まっています。この大会の意義を、さらに多くの人に知ってもらうとともに、「応援の輪!」を広げてもらいたいものです。

2015年2月2日月曜日

第7回日高昆布フォ-ラムinさまに

 「第7回 日高昆布フォ-ラム in さまに」 が開催されました。会場には地元漁業関係者ら約250人が参集し、講演に聞き入り、漁協女性部による手作り昆布ケ-キやシカ肉とコラボの昆布巻きや昆布茶の試食会を堪能、改めて昆布について学びました。
 主催者からは、「産地に住む私たちが、地域を代表する昆布の安定した生産はもちろん、消費・流通はどうなっているか等、コンブを巡る現状を学び共通認識を持つことで、地域の振興につながるヒントを探りましょう」との開催意義が語られました。
 この日の講師は福井県の大手昆布問屋ヤマトタカハシの北村会長と北大北方生物圏フィ-ルド科学センタ-の四ツ倉准教授、熱い熱気の中、それぞれのお立場で昆布について話されました。
 いずれ、この熱気をそのまま札幌に持ちこんで、日高コンブ札幌フォーラムとするのも面白いのではないか、とふと思いました。

2015年1月13日火曜日

成人の日

 1月12日は「成人の日」。日高管内の各町では11日に成人式が行われました。会場は、振り袖や袴、スーツ姿の新成人が、久しぶりに会う友人との再会を喜んでいました。式典では新成人代表から「生まれ育ったふるさとに誇りと愛着をもち地域社会に貢献できる社会人の一員になります」との決意が表明され、わたしも大分昔になったそのころを思い起こしながら何か胸にこみ上げるものを感じました。
 ある時期、他都市での荒れた成人式映像がテレビに流れ、新聞を賑わせたことがありました。当地の、規律を保ち粛々と行われる様子に、若者への頼もしさと期待感が入り交じり、とても清々しい成人式となりました。
 頑張れ!新成人。「夢」はどんな社会の荒波に遇っても、生き抜いて行くための、「ぶれない自分の軸」となるものです。だから「夢」を持ち続けて、努力を重ねてくださいね。

2015年1月6日火曜日

動き始めた2015年

 動き始めた2015年。各町の新年交礼会や消防の出初め式は、いつもどおり清々しい希望や抱負・決意等が述べられました。
 アベノミクスの景気刺激策が、地方も良くすることを期待していいのか、長期の経済停滞から抜け出せるかどうか、今年は、未来日本もかかった正念場の年でもありましょう。
 また、戦後70年を迎える年でもあり、グローバルな視点から、日本を取り巻く環境の変化と、平和ということについて、歴史を振り返りながら今一度深く考えたいものです。
 昨年は災害の多い年になりました。今年は災害のない安心・安全な一年になりますよう、皆様にとって良い一年になりますよう、祈念しております。

2015年1月3日土曜日

騎馬参拝

 新年明けましておめでとうございます。馬産地浦河の初詣といえば騎馬参拝がすぐに思い浮かびます。今年で106回目となる騎馬参拝は100回目までは浦河神社の101段の階段を駆けあがる勇壮なものでしたが、今は日本中央競馬会や育成場のある町内西舎の、馬にゆかりの深い西舎神社で続けられています。今年は18頭の馬にまたがった、馬事関係者とポニースポーツ少年団約300人の参拝の方々がともに無病息災を祈りました。
 上磯郡木古内町では、ふんどし姿の若者が水を被り極寒の海へ飛び込み、豊作や豊漁を祈願する神事が毎年1月に行われますが、その勇壮さが地元観光振興に一役買って、「寒中みそぎフェスティバル」として観光客を引き寄せています。時代に合わせながら伝統を守り続ける馬事関係者の方々のご苦労を思い、多くの方にこの騎馬参拝を知ってもらいたいと、私も手を合わせました。
 

2014年12月7日日曜日

日高本線ゆめがたりフォーラム

 JR日高本線の魅力や観光資源としての可能性を探ろうと、浦河商工会議所や管内商工会連合会、管内観光連盟等でつくる実行委員会による「日高本線ゆめがたりフォーラム」が、日高振興局・町村会の後援を受けて開催されました。フォーラムでは、写真家で文筆家の矢野直美さん、札幌医大教授の當瀬(とうせ)規嗣教授が基調講演を行い、プロセスデザイン研究所長の百武ひろ子さんをコーディネーターに、管内の団体やホテル、飲食店などで活躍される方々と、講師お二人を加えて沢山の意見、夢を語っていただきました。「無くなって鉄路の重要性に気づくのでは遅い」と、日高本線活性化を私も常々話してきただけに感激して聞き入りました。このフォーラムがきっかけとなり、新たな視点が次のステップに繋がりますように、祈らずにはいられませんでした。

2014年11月24日月曜日

日高管内「技能者の集い」

 日高管内「技能者の集い」が、日高地方技能訓練協会の主催で開催されました。式典では優良技能者二名と技能者養成に貢献した一事業所が表彰されました。
 経済の落ち込みや社会的環境の多様化等により、技能士の活躍機会も少なくなっていましたが、震災復興やアベノミクスの財政出動で、技能士不足による問題点も指摘されてきています。技能士が育つまでには、時間も費用もかかり、訓練協会長の挨拶にもありましたが、人材育成には様々な課題があります。発注の工夫や成果物でのPRなど、「技能は社会の財産」として官民で様々な有り様を考えていかなければ、古来からの良い技能が無くなっていくのではなかろうかと心配しています。

2014年11月20日木曜日

大量のイワシ

 今月に入って日高・胆振を始め太平洋海岸線に大量のイワシが打ち上げられました。浦河港では、5日から6日にかけて港を埋め尽くすほどのマイワシが打ち上がり、約40トンほど回収しましたが、その後海底や湾外に、腐敗物や、あぶらが海面を覆い、 悪臭が町民を悩ませています。町や漁協では、海中にダイバーを入れて堆積調査し、漁業等の被害調査を急ぐと共に振興局も交えて対策協議を進めています。
 海流の異常として滅多にないことであれば良いのですが、行政としては、またあるかもしれない災害と捉えることが必要でしょう。一段落した後に、今回の対応を検証したいもの。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」とならないよう、再度の事態が起こった時にはどうすべきがベストの対応か、後任への事務引き継ぎが確実になされていくことを希望しています。

2014年11月13日木曜日

静内第二中学校閉校式に思う

 新ひだか町東静内の静内第二中学校が来年3月で閉校し静内中学校と統合することとなり、その閉校式が開催されました。静内第二中学校は昭和45年に東静内中、春立中、川合中の3中学校が統合してできた学校で、当時は300人が在籍していましたが、少子化や人口減少の波は確実に進み今に至りました。
 だまっていれば、いずれもっと広範囲の統廃合に進んでいくでしょう。それを防ぐには、今からしっかりした将来ビジョンを描いておかねばなりません。会話の中に良い知恵が埋もれているもの。政治や行政に、教員や父母、住民が加わって「ざっくばらん」に話し合えるような場づくりも必要と思います。

2014年11月10日月曜日

文化の日に思う

 文化の日、各町で式典が開催され、今年、私は、様似町表彰式に出席しました。永年それぞれの仕事を通しながらボランティア活動や地域活動、町の発展に寄与してきた方々の、 表彰を受ける姿に心から敬意の拍手を送りました。
 菊薫る時期は、冷気がすがすがしく、陽の早く落ち出す季節は思索が深まるイメージが重なり、文化の日にふさわしい今なのだろうと思います。
 人口減少、少子高齢化、ますます進むグローバル化など、これまで経験したことのない時代に入っています。困難な時代を乗り切るため、多くの英知を未来に向けるきっかけとしてこの文化の日が役立ち、機運が高まることを期待しています。

2014年10月28日火曜日

第44回門別シシャモまつり

 第44回門別シシャモまつりが、好天に恵まれた「富川さるがわせせらき公園」で開催され、約一万人の人たちが集まりました。秋の味覚の中でも「シシャモ」は横綱級、会場では一夜干しのすだれに吊るされたシシャモ(一串十匹1500円から)や、生シシャモのつかみ取りに行列ができました。ステージでの歌謡シヨーを楽しむ人、用意された炭火を囲んで、旬のシシャモに舌鼓を打つ人、熱気に包まれた会場は、盛りだくさんの催しに、多くの行楽客を楽しませていました。
 経済に余裕のあった25年前、「ふるさと創生」として国は自治体全てに一億円を交付しました。金塊や宝くじを買ったり、使い道に困って貯金をした自治体もありました。今、国の関与は、「地方創生」として、専任の国務大臣までを置いて景気回復に必死です。この間、自治体の「創生力」はどこまで高まっているのでしょうか。祭りの中にも、成功要因が埋まっているはず。「地方創生」もそんな目で足下から見つめたいものです。

2014年10月9日木曜日

えりも海と山の幸フェスティバル

 第33回えりも海と山の幸フェスティバルが 町スポーツ公園で開かれ、町内外から約8千5百人が参加しました。好天の下、まつりの恒例である大人気の鮭のつかみ捕りや、「餅まき大会」には大勢の人が。拾った餅にはえりも特産品やサケのポン引き券が当たるシールが付いていて大変な熱狂ぶり。写真はサケのポン引きに挑戦する当選者です。今年のえりもの鮭漁は順調なことから、どれも朝水揚げされた三キロ以上の脂の乗ったオスとイクラの入ったメス。実行委員の方々の祭りを盛り上げようという心意気がこちらまで伝わって、参加者は秋のえりもの味を存分に楽しんでいました。