春の定置網漁が始りました。悩みは、襟裳岬周辺に生息するゼニガタアザラシやゴマフアザラシ。岬は観光の名所にもなっていますが、毎年広がる漁業被害に対応するため、一昨年より環境省の指導で生物学者、漁協の組合長、道水産林務部等で保護管理検討会を開催し、今年度、国内で始めての希少鳥獣の試験捕殺による頭数管理を行うことを決め、その準備を進めていました。その矢先の13日の参議院予算委員会で環境大臣から捕殺や捕獲の中止が伝えられました。
ゼニガタアザラシは、かつての乱獲で激減し、絶滅危惧1B類に指定されましたが、保護の結果、襟裳岬周辺は150頭から600頭程度に増え、昨年夏、絶滅危惧2類にランクが引き下げられました。環境大臣が「捕殺による漁業被害の軽減が実証できない」と生物保護を優先するなら、納得できる漁業被害対策をまずは、早急に示すべきでしょう。
2013年5月23日木曜日
アザラシ被害
2013年5月20日月曜日
サクラ開花
ようやく、日高の三大サクラの名所が開花しました。この連休から観光客や関係者をやきもきさせてきた、新ひだか町の二十間道路桜並木、浦河西舎の桜並木、えりも庶野のさくら公園の桜たち。
特に新ひだか町の二十間道路の桜まつり会場では18、19日まで祭りを延長させてきただけに関係者もホッと一息をつきました。浦河西舎の桜並木、えりも庶野のさくら公園では18、19日現在の開花はまだ六分咲きから七分咲き、もう少しの間楽しめそうです。
今年は全道的にも開花が遅れ、そのためか、各地で一斉に開花したような気がします。「散る桜 残る桜も 散る桜」とは良寛さんの句ですが、つかの間の美しさに、人生の喜びや哀しみを重ねるのが日本人の特徴のようです。桜の下に集まる人たちの穏やかな表情を地域全体に広げたいものです。
2013年5月19日日曜日
桜まつり
代かき始まる
気温が上がらず、桜の開花も例年に比べ約一週間は遅れぎみで、苗植えの時期も心配されていましたが、ようやく代かき作業が始まりました。ハウスの中の苗の成育は、まだ少し、足りないようで、早く天候が良くなって欲しいものです。実態のない景気回復で浮かれている間にも、TPPへの参加がどんなダメージを与えるのか予断を許さない日々でも、農家の方々は、天候の回復を信じ、ひたすら今を一生懸命生きています。「食べる」という行為は、全ての経済行為の上で最上位にあります。それを支える生業を私たちは決して軽視してはなりません。地産地消と言いますが、まずはご家庭で子どもたちと地元食材について話題にするのが北海道の未来にとっても、良い食育になるのではないでしょうか。2013年5月11日土曜日
2013年5月10日金曜日
えりも歌別・さけ・ますふ化場
2013年4月28日日曜日
第3回えりも・うに祭り
第3回えりも・うに祭りが町スポーツ公園で開催され、道内各地から約三千人が来場しました。会場では、約二千枚の整理券を配り、また、その整理券を求め、開場二時間も前から1300人から1400人もの行列となりました。今年のウニは少し実入りにばらつきはあるものの、旬の味覚を十分に堪能していただきました。会場では、殻つきウニや海水ウニ、塩づけウニの販売、殻つきウニのつかみ取り、また紅ズワイガニの鉄砲汁等々、たくさんのメニューが盛り込まれ、催しを楽しむ内外のお客さんで大にぎわいとなりました。
これだけの量のウニが提供できるということは、ウニの餌となる日高昆布も豊富にあるということになります。そのうえ北の荒海に育ったウニは、濃厚な身、甘みなど、それだけで付加価値があり、ここにしかない「逸品」といえます。生でも、焼いても、蒸しても、お吸い物などに入れても、他の食材とのコラボでも、味よし、色よしで何でもできるウニ、まさに地域の宝、子々孫々に続くように、大切にまもっていきたいものです。
2013年4月22日月曜日
2013年4月20日土曜日
アポイ岳ジオパ-クビジタ-センター
様似町のアポイ岳ジオパ-クの拠点施設となるビジタ-センターがリニュ-アルされました。この施設を少し紹介しますと、まず入口には空から見たアポイ岳ジオパ-クの全景写真が、内に入ると3つのゾ-ンに構成分けされ、中央に町全域をジオラマ模型で見ることができます。案内カウンターや登山情報コ-ナ-もあって高山植物やアポイ岳の情報提供が行われます。科学ゾ-ンでは、様似のカンラン岩をはじめ世界各地のカンラン岩や町内で見られる岩石の標本を展示しています。そして自然歴史産業ゾ-ンでは、アポイ岳の自然と関わりのある地場産業についての紹介・展示があります。
今年1月には日本ジオパ-クの再認定を受け、今後は世界登録に向けてと、関係者一同張り切っています。
観光客ばかりが来るのではなく、地元の人には特に、<ふるさと自慢>として、このすばらしい施設を一度は見ていただきたいと思います。
2013年4月13日土曜日
企業倒産
今年なって日高管内の企業倒産が六件、職種も木材製造業、電気配線工事、水産加工、ホテルにレストラン等、長引く不況に地元経済は耐え切れなかったようです。木材製造業者には創業百年の企業もあり、厳しい管内の経済が今後も危惧されて予断を許さない状況です。
林業といえばドイツではITを利用し、伐採、製材、加工を域内で循環し、サービス業とも結びつけ、雇用の創出を実現している例があるそうです。道内の最近のニュースでは、美幌博物館で、駆除したウチダザリガニを、籾殻と混ぜて有機肥料づくりに利用する取り組みの紹介がありました。日高管内には農地があり、海があり、森あり、馬があります。農・水・林各業の製造加工過程で生み出される未利用、低利用の副産物や破棄されるだけの「ジャマモノ」にも、有効利用の可能性が眠っているはずです。食や観光も含めた各業種を有機的に結びつけた管内経済自立への挑戦が求められています。その糸口が自発的に生まれるように仕向ける「行政の役割」が期待されている時代が今だと思います。
2013年4月11日木曜日
入学式
4月は入学式の季節。子供がいるだけで何だかその空間は明るくなり、声を聞くだけで大人同士の会話もはずみ元気をもらうような気がします。少子高齢化の影響で入学児童数も減少していますが、フランスでは国ぐるみの少子化対策が功を奏し合計特殊出生率(一人の女性が一生に産む子供の数)が2.0を回復したとか。子育てしやすいまちとなるには、養育、住宅、医療、保育所など子供支援体制や施設の充実が必要ですが、「地域ぐるみの子育て環境」の視点も欠かせません。日高圏域の未来を考えるとき、「住みよいまち」とともに「子育てしやすいまち」という指標も念頭に持つべきだろうと思います。まちぐるみで未来人口増加策を考える機会がほしいところでもあります。2013年4月10日水曜日
北海道アイヌ協会新冠支部の総会
北海道アイヌ協会新冠支部の総会が開催され、24年度の事業報告、決算が審議され、25年度の計画や予算等が議論されました。また、新会員が紹介され、総会終了後は交流会でお互いの絆を深めあいました。
北海道アイヌ協会は「アイヌ民族の尊厳を確立するため、その社会的地位の向上と文化の保存・伝承及び発展を図ること」を目的に設立されました。優れたアイヌ文化と言えば、アイヌ文様刺繍や民族の尊厳を訴えたチカップ美恵子さんや、国際的にも評価の高い木彫作品を生み出した砂澤ビッキさん、最近では俳優の宇梶剛士さんを思い浮かべる人も多いでしょう。宇梶さんのお母さんの静江さんは有名な詩人であり、絵本作家としても有名ですね。
北海道の風土が育んだ感性から紡ぎ出された作品群には、民族の枠を超え北海道人として誇るべきものがあります。道外に向かって、我々も大いに宣伝していきましょう。
2013年4月4日木曜日
アメマス
2013年3月28日木曜日
春の足音
第1回定例道議会が22日に終わり、雪のまだまだ深い札幌から地元に戻り、日高路を歩くと、春の足音をそこここに感じます(写真は福寿草とふきのとう)。
札幌では67年ぶりの大雪ということでしたが、各地で交通事故あるいは落雪作業でと、尊い人命が失われました。
一方、この雪のおかげで我々は命をつないでもいます。山に蓄えられた雪は伏流水や川となって田畑を潤し、あるいは飲料水として生きものたちが織りなす豊かな生態系を育みます。
禍福はあざなえる縄のごとしといいますが、人はその知恵で多くの禍を乗り越え、豊かな社会を目指してもきました。
春を知らせる福寿草たちが、毎年咲き続け、それを見て愛おしく感じられるように、ふるさとを守り育てていきたいものです。
2013年3月3日日曜日
えりも「鍋 自慢大会」
えりも町福祉センターを会場に、えりも「鍋 自慢大会」(えりも地域力発掘協議会、主催)が開催され、町内の自治会や団体等の6グループが参加して、地元の鮭やタコ、短角牛、鹿肉等々を使ったバラエティーに富んだ6種類の味を競いました。
会場には町内外から訪れた約百人が地元の味を楽しみました。四回目になる今回は、来場者の投票で一位を決めるコンテストも行われ、ちなみに漁師の三平汁(サケの山漬けを切り身に加工す時に出るカマや中骨などのアラを使った)「漁師のまかない」が一位に輝きました。
まかない料理とは、客に出すのではなく、従業員の食事用に作られる料理ですが、それ故にこそ、地元の味が眠っているとも言えます。そこを地元の舌が評価したのですから、これはまさに灯台もと暗し。大いに地元の宝料理として、客(=観光客)にも堪能してもらいたいものですね。
2013年2月25日月曜日
2013年2月18日月曜日
シシリムカアイヌ文化祭
平取町アイヌ文化保存会、道アイヌ協会平取支部、ニ風谷アイヌ語教室が主催して、第24回目の「シシリムカアイヌ文化祭」が開催されました。町民はじめ近隣の町からも約200人が参加して、アイヌ語による演劇や古式舞踊を観賞しました。会場には地元の職人が作った伝統工芸品も展示され、日頃のイオル事業の活動についても報告がありました。
文化伝承活動は、昔を単にふり返り懐かしむという活動ではありません。今ある自分たちのアイデンティティ(自分が自分であることの意識)には、父母、そのまた父母へとつながる、先人の命が生きています。伝統的生活空間(イオル)の再生は、地域に誇りと愛着を育みます。貴重な文化財を次世代に残すということは、地域共同体を支える上で、大切な役割を担っています。この種の行事が果たす役割は極めて大きいものがあると思っております。
2013年2月4日月曜日
日高昆布フォ-ラムinさまに
日高昆布フォ-ラムinさまに(実行委員会会長、坂下一幸様似町長)が開催されました。会場の様似町中央公民館は、昆布漁業者の方々を含め大勢の関係者が参加されました。
今回のテーマは<豊かな昆布の森を守るために>。講演やパネルディスカッション、試食会、写真・パネル展、製品展示、など盛りだくさんのメニューが盛り込まれました。
今、海の環境保全がいわれ、地域も様々な問題・課題を抱えています。昆布には、食材や健康食品への利用のほか、シャンプー等への利用もあると聞きます。様々な課題と地域特産が結びついた新たな展開方法がまだ眠っているはずです。
参会者が共に認識を深めることで昆布の増産に向けた取り組みが促進され、豊かな昆布の森が守られることを願っています。
2013年1月28日月曜日
全日高 小中学生スピードスケート競技大会
新年度予算
2013年1月15日火曜日
成人式
日高管内各町で、成人式が開催されました。各地に散らばる友人との、久しぶりの再会を楽しんでいる若者もいて、会場には振り袖やス-ツ姿の新成人の、晴れやかな笑顔が並び、私も思わずうれしくなりました。式典は国歌斉唱に始まり厳粛なうちに粛々と行われ、新成人は、「人と人とのつながりを大切に夢を持って生きて行きます」と誓いを表明しました。
2013年1月7日月曜日
動き始めた2013年
2013年1月3日木曜日
騎馬参拝
2013年104回目の騎馬参拝が浦河町の西舎神社で行われ、馬事関係者や地域の人たち、 町民が一年間の無病息災を祈願しました。
騎馬参拝は、明治43年に国の牧場が開設されて以来の伝統行事で、浦河神社の101段の階段を駆け上がる勇壮な参拝でしたが、4年前から、日高馬産業の産みの親で、第四代日高支庁長西忠義翁が祀られている西舎神社での参拝となりました。往時は軍馬の生産を目的にしていましたが、今は競走馬の産地として地の利を生かした地域産業に発展しました。厳しい時代ですが、昨年は日高生産馬が大活躍の年でした。中国富裕層への売り込みも期待されています。新しい年が穏やかで最良の一年間でありますように祈念しています。
2012年12月31日月曜日
2012年12月9日日曜日
爆弾低気圧
2012年12月4日火曜日
地場産品直売フェアー
2012年11月11日日曜日
鮭の飯寿司づくり体験
2012年11月7日水曜日
2012年10月29日月曜日
ししゃも祭り
日高町沙流川河口公園で毎年恒例のししゃも祭が開催されました。しかし、今年は海水の温度が10月に入っても下がらず不漁が続き、肝心の<ししゃも>がないのでは、と祭り開催を心配していました。確かに、すだれの数は昨年より少ない様子でしたが、会場は観光バスやマイカーが溢れ、「ししゃもの味を楽しんだり」「ししゃものつかみ取り」のイベントに参加したり、例年どおり、多くの観光客で賑わっていてほっとしました。
ししゃもは「柳葉魚」とも書きますが、アイヌ伝説では、この辺りに住んでいた人の飢えを救うため、ふくろうの神が川に流した柳の葉に、魂を入れたものだとか。そういえば、ある森林学者が、森が完成すると「ふくろうが棲む」と言っていました。酸性雨や温暖化の影響などで山の環境が変わり、ふくろうが減ってはいないか、少し気になりました。
2012年10月22日月曜日
北海道森づくりフェスタ2012
20日 と21日、「北海道森づくりフェスタ2012」が開催されました。20日は道庁赤レンガ前で開会式やイベントが行われ、「森づくりは海づくり」をコンセプトに、日高定着漁業者組合の特別参加で鮭のつかみ取りやマツカワカレイの展示も行われ、多くの参加市民にアピールしました。
支笏湖周辺国有林では20日に育樹祭が、21日には当別町の道民の森で植樹祭が開催されました。両日とも雨や雪がちらつく中、多くの道民や関係者が参加して、森づくりの大切さを学び、植樹を体験し木に親しみました。
漁業関係者と植樹の関係を不思議がる人がいますが、森からの栄養分が川に流れ、魚のえさとなる豊富なプランクトンが海に流れ込み豊かな海を育てるからです。体験的に漁民はそれを知っており、植樹にも積極的に関わってきた、ということですね。
2012年10月13日土曜日
体育の日に
体育の日の前夜、新ひだか町では体育協会主催による平成24年度の表彰式があり、スポーツの振興や協会の発展と選手強化に尽力された個人や団体に功績賞が贈られました。表彰式終了後は各団体の交流会が和やかに行われ、スポーツ談義に華を咲かせました。
翌、体育の日は秋晴れのなか各地でマラソン大会や駅伝、ウオ-キング等が開催され、私も浦河町民ウオ-キング大会に参加しました。大会には約100人の町民が体力に合わせて、3.5キロから5.7キロを歩きました。
健康づくりは自分自身にとっても大切ですが、家族などへの介護負担を軽くする有効な方法でもあります。会話や沿道の草花、鳥の鳴き声などを楽しみながら、さわやかな風を受けて歩くだけで、福祉のまちづくりに貢献できるなんて一石二鳥。多くの町民が、まずは、ウォーキングを日常化されることを期待しています。
2012年10月8日月曜日
2012年10月6日土曜日
びらとりトマト・和牛フェア2012
すっかり定着した完熟トマトのジュースですが、かつては大企業の独壇場でした。20年前にあちこちで盛んだった地場産品の開発も一定の効果をあげたといえるでしょう。当時は「よそ者、若者、馬鹿者」なる言葉が「まちおこし」のキーワードとして使われました。今後の新たな展開を期待する声が各地から聞こえています。そろそろ何か新しい地場産品が出てくる予感もします。元気のない世相がしばらく続いていますので、若者の感性にも期待したいものです。


















