2018年4月23日月曜日

日高自動車道 門別厚賀間開通

 日高自動車道 (日高緑町インターから日高厚賀インター)14.2キロ区間が4月21日開通し、日高町総合町民センターで高規格幹線道路日高自動車道早期建設促進期成会 と国土交通省北海道開発局室蘭開発建設部主催の開通式典が開催されました。
 式典には国会議員や高橋はるみ北海道知事など関係者170人が出席し、午後からは厚賀インターで約5千人の町民や町内外関係者が見守る中、テープカットやくす玉割りが行われ、大型トラックやバス、マイカーなどの渡り初めが行われました。
 リゾートや自然体験観光などで訪日外国人客が増えており、この自動車道に地元も大いに期待しています。災害の際には力強い動脈道路として心強い味方にもなります。鉄道の行く末が心配されている中、自動車道の役割はさらに重要性を増しています。終点浦河に向けて道路延伸が加速化していくことを大いに期待したいものです。

2018年4月17日火曜日

入賞祝賀会

 浦河町出身で平昌五輪の男子スピード スケートで1000、1500メートルで五位入賞した小田卓郎くん、団体追い抜き(パシュート)で五位入賞のウイリァムソン師円君の報告会と入賞祝賀会が開催されました。
 一つの町から同時に二人のオリンピック選手を輩出し、そして二人揃って五位に入賞、テレビに釘付けになった多くの町民に感動と興奮をもたらしてくれました。
 このたび、二人の帰郷に合わせ祝賀会を開催して労をねぎらいましたが、早くも次回北京五輪への飛躍と期待を込めた言葉に会場は大いに盛り上がりました。
 今回、北朝鮮の参加は驚きをもって迎えられましたが、これを機に、朝鮮半島の平和、安定が実現されればこれ以上の喜びもまたありませんね。

2018年4月9日月曜日

入学式に思う

 日高管内各地の小中学校や高校の入学式が執り行われました。私の母校も、開校64年にして初めて一クラスになってしまい、今年の入学者数は34人。教室内が少し狭く感じられるかもしれません。気温が下がった寒い入学式でしたが、ご両親と一緒に元気で登校する新一年生の歓声や笑顔には癒やされました。
 我が国の年間出生数は今や100万人を切り、高齢者は平成に入ってから2千万人増えています。現在6520万人ほどの就業者数も25年には6000万人を割るとの試算もあります。経済成長を続けるには、1人当たりの労働生産性向上が必要になりますが、日本はOECD加盟35カ国中21位とか。人工知能(AI)の導入も言われますが、まずは、どんな国づくり、地域づくりをしていくのか。各界のリーダーたちは、アンテナを張り巡らせ、子どもたちの未来の為に、舵取りを間違えないようにして変化の時代を乗り切っていってほしいものです。

2018年4月6日金曜日

ようやく春

 「春だよ」。春の陽気に福寿草が顔を出しました。
今週は何日か気温が下がり、とうとう 、今日は雪が降りました。しかし、冬から春へ、雪と福寿草のコラボレーションに、心がとても和みます。めぐる季節の中、花は自分の咲き時を知っています。雪が降っても冬に戻ることはありません。
 しかし、人の世の一歩先は期待と不安が混在し、知らないうちに誰かに日常生活を監視され行動を把握されていくような社会に不安を覚えます。米フェイスブックから約千万人分のデータが流出し、アメリカ大統領選の選挙工作に使われたとか。森友学園、加計学園をめぐる国民の疑念も、情報公開が未だ国民のものになっていない証拠でしょう。
 オリンピックやメジャーリーグで日本の若者たちは活躍しています。
 いち早く高齢社会に突入した日本が、冬から春へと季節が移り変わるように、未来の枠組みづくりに先鞭をつけることを期待したいものです。

2018年2月22日木曜日

シシリムカアイヌ文化祭

 平取町アイヌ協会と文化保存会が主催の第29回シシリムカアイヌ文化祭が開催されました。この文化祭はアイヌ民族の文化の保存と伝承と、さらに多くの人に知っていただくことを目的に毎年開催されているもので、地元はもちろん近隣町村や札幌方面からも参加され、アイヌ語による子供たちの歌や伝統舞踊、伝統工芸の展示等にも関心が寄せられていました。
 人口減少、高齢化、AI(人工知能)の発達で未来が心配されるなか、期待される観光では、2000年20万人だった外国人の来道者は2015年には200万人を突破しました。スキーばかりではなく、最近は農林漁業やアイヌ民族の文化などを体験したいという「コト消費」観光が盛んになり、行動をともにする観光・通訳ガイドの育成が急がれています。体験型観光は滞在の長期化やリピーター増加を通じて地域に賑わいをもたらします。このような文化祭も組み込まれ大いに地域が潤ってほしいものです。

2018年2月11日日曜日

記録的大雪

2月5日から6日にかけ、日高中部から東部地域に降った記録的な大雪によって、ミニトマトやホウレンソウなどを育てているハウスが倒壊しました。
 9日現在で約9億の被害が出ているとのこと(静内農協)。日高管内全体では約500棟のハウスが倒壊し、苗の植えつけの時期が近づいているだけに対策が急がれます。
 今年は北陸地方を中心に全国的に大雪が襲い交通を寸断しています。凍死したイワシが海岸に打ちあがったとの、笑ってばかりはいられないニュースもありました。温暖化が一因とみられる異常気象が世界で頻発していますので、今後の対策のためにも注視していく必要があるでしょう。

2018年1月20日土曜日

新年交礼会

 浦河青年会議所(JC)の新年交礼会と日高中部青年会議所の新年交礼会が開催されました。会員や来賓、スポンサーの苫小牧JC始め近隣のJCメンバー参加の中で和やかに新春の会話が交わされ、今年の活動に期待を寄せました。祝辞の中の「・・地域の発展に若い力を期待したい・・」との言葉には、頷くものが多くありましたし、スローガン「変化に挑戦!チャレンジ精神を大事にしよう!」はまさに時宜を得たものと思えました。
産業の転換期では時代を先取りするのは大企業ではなく、変化を機敏にとらえ自由に動ける若者かもしれません。
 20年前、「世界中の情報をみながアクセスできるようにする」と考えた学生が始め、今では多国籍企業に成長したのがグーグルです。交流サイトのフェイスブックやツイッターの創設もこの10数年間の出来事で、みな学生が立ち上げたものです。
 私にとっても、若い力と、若者のチャレンジ精神を邪魔しないようにと誓う交礼会になりました。

2018年1月10日水曜日

成人式

 1月8日は成人の日、日高管内の各地では前日の7日に成人式が行われました。
 今年の新成人は全国で123万人、人口の1%を割り込んでおり、最も多かった1970年の246万人の半分になっています。出生数も2016年には100万人割れを記録し、将来の人手不足や、社会制度の劣化が懸念されています。
 昨年、経産省若手官僚チームの政策提言がネットに流れ注目を集めました。
 「今後は人生100年、二毛作三毛作が当たり前なのに、昭和の標準モデルの制度と価値観から抜け出せないから変革が進まない。これが多様な生き方をしようとする個人の選択をゆがめている・・」と、現状に切り込み、各種提言をしています。
 我々にとっては、まずは故郷に働く場所のあることが、人口定着、出生数増加を促すと思いますが、若者たちの声をどれほど信頼し、吸い上げているのか、はつらつとした新成人にエールをおくりつつ考えさせられました。

2018年1月8日月曜日

出初め式

 1月4日から日高管内各地では消防の出初め式が始まりました。今年の屋外行事は雪のない穏やかな天気に恵まれ、すがすがしい年初めとなりました。屋内の式典では、勤続50年、30年、20年、10年、の隊員に表彰が行われ、今年1年間の無火災を祈願しました。
 高齢化に伴う被災弱者の増加が懸念されるなか、人口減少に伴う若者の減少もあって、過疎地での消防機能の低下が深刻になっています。正規消防職員以外にも、女性や外国人居住者も防災対策上重要な応援部隊となる時代です。まちぐるみの防災体制確立に向け、さまざまなワークショップの場で、防災をアピールしていきたいものです。

初セリ

 仲買人や小売店、漁協関係者などが参加して今年一年間の安全操業や豊漁を願い、三本締めで新年の初せりがスタートしました(写真は日高中央漁協の初セリ)。朝、 水揚げされた松川ガレイやソウハチガレイ、ツブや真ダラ等々が 威勢の良い掛け声の中でせり落とされていきました。
 海水温の変化もあってサケやイカの不漁に心配の声があがり、中国漁船乱獲の影響や、北朝鮮からの越境も話題になっています。
 漁業も守る漁業から育てる漁業に変わりつつあり、観光振興にも絡んだ、付加価値産品の開発なども地域課題になっています。
 水産業は日高圏域振興の大きな柱です。官民と住民の知恵や情熱で産業の6次化に取り組んでいきたいものです。

2018年1月7日日曜日

新年交礼会

 管内各地で新しい年が動き始めました。浦河商工会議所主催の新年交礼会や新ひだか町の新年交礼会も開催され、今年1年間の抱負が語られました。
 商売繁盛の誓いや参加者同士の年頭挨拶も例年より明るく力強く感じられたのは少し前に明かりが見えてきたからでしょうか。
 景気に水差すような大企業の不祥事が目立った昨年でしたが、 AI(人工知能)や、IoT(あらゆるモノがネット化)がさらに暮らしに浸透しそうな今年。
 3年前アベノミクスで言われていたトリクルダウン(一部が豊かになれば、それが他にも波及して全体的に豊かになること)効果が現実に地域にも及ぼされてくることを期待しています。

騎馬参拝

 明けましておめでとうございます。
 穏やかな新年を迎えました。今年で109回目となる騎馬参拝は雪の少ない中で行われ、多くの町民や関係者が今年1年間の無病息災を願っていました。
 昨年は、キタサンブラックの活躍が、馬券を買ったことがない人たちにも、競馬の存在や馬産地日高を印象付けることになりました。
 株価も26年ぶりの高値をつけ、好景気を印象付けています。末端庶民の暮らしが実感するような息の長い好景気になるのか、日高圏域の底上げにつながることを期待したいものです。

2017年11月28日火曜日

日高町里平小学校の閉校

 日高町里平小学校が来年3月、70年の歴史に幕を引き閉校されることとなりました。戦後開拓で入植された方々と共に子供たちを育て、地域の歴史をはぐくみ地域住民のより所としても頑張ってきましたが、人口減少社会の流れには勝てず、閉校となります。
 恵まれた自然環境の中、山村留学(里親留学、親子留学)で注目を集め、成果を上げて今日まで来ました。現在、在校生は6人で、この日は卒業生や地域の方々も参加し、在校生と一緒に思い出を語りあい時間の過ぎ行くのを忘れていました。
  変化が激しい今の時代は教科書の中で学んだことはあまり役に立たない、と言われますが、未来を担う子供たちが頭でっかちにならないためにも、心のふるさととして当地がいつまでも残ってほしいものです。

2017年11月21日火曜日

日高管内技能者の集い

11月10日の「技能の日」と「職業能力開発促進月間」にちなんで開催される「技能者の集い」が日高管内新ひだか町で開催されました。優良技能者には、新ひだか町静内の福田佳彦さん(塗装技能士(35))が、技能者養成貢献事業所には早川塗装さん(新ひだか町静内) が表彰されました。
 福田義信日高地方技能訓練協会長からは「技能者の社会的地位の向上や次世代の技能継承を図るため、技能者の集いなどを通し正しい社会的評価がされるよう努力していく」とのお話がありました。記念講演では、今年106歳で亡くなった建具師(現代の名工)を父に持つ西田喜一郎(85)さんから「親子で築いた職人への道のり」と題して「新風古都欄間」(すべて木材により立体的に作られた神社仏閣の欄間と組み合わせる工法)を考案した父と共に、仕事を認めて貰えるまでの体験などが語られました。「職人は技術とともに人のつながりも大切である」との西田氏の、体験をもとにした言葉は会場にも深い感銘を与えていました。

2017年11月13日月曜日

日高管内商工会青年部連合会結成50周年

 日高管内商工会青年部連合会が結成50周年を迎え、新ひだか町の静内エクリプスホテルで記念式典が行われました。式典では、来賓の挨拶や歴代会長に功労者表彰があり、記念講演と記念祝賀会等があり、更なる一層の結束と組織の飛躍を目指すとの誓いを新たにしていました。
 今の社会環境は50年前には想像もできない変化を遂げています。その時代その時代に適合し生き残るのは大変なこと。様々工夫やご苦労があっての50年と思います。
 奇しくも、会場のホテルは、楽天朝ごはんフェスティバル北海道地区大会で2014年から3年連続第2位を獲得してり、今年は第1位に輝きました。地場の食材と地元のお母さんの愛情こもった料理がこの快挙を成し遂げました。
 地元にはたくさんの宝があることを改めて教えてくれました。皆様の益々のご活躍を祈念しております。

2017年11月6日月曜日

北海道功労者表彰

 11月3日文化の日、今年の北海道功労者表彰式が行われました。今年の受賞者は「学術教育への貢献」で元北大学長の佐伯浩(76歳)氏、「文化振興への貢献」で木版画絵本作家の手島圭三郎(8歳)氏、「産業振興への貢献」で(株)ニトリホールディングス代表取締役会長 似鳥昭雄(73)氏に高橋知事より伝達されました。佐伯氏の研究は流氷対策構造物建設に大きな貢献をされ、手島氏はアイヌ文化への造詣も深く、本道文化の振興に貢献されています。似鳥氏は「北海道応援基金」の生みの親でもあり、地域づくりへも大きな貢献をされいます。
 また、各市町村でもそれぞれの自治体ごとに表彰式が開催され、文化やスポーツ、自治功労者への感謝状贈呈と永年その町に貢献して下さった方々へ労苦をねぎらった式典が執り行われました。この場を借り、心から敬意を表し感謝申し上げます。
 

2017年11月1日水曜日

通行再開

 1年2カ月ぶりに待望の通行再開です。昨年8月の台風で被災し復旧工事が続いていた国道274号の日勝峠、その通行止めが28日解除されました。14時から再開通記念式典が道の駅樹海ロード日高でおこなわれ、開発局はじめ工事関係者、地元住民、三輪日高町長等、自治体関係者、 国会議員等々のご来賓の方々が喜びのなか、開通を祝いました。
 当初、開通までには2年以上かかるのではないかとの声も聞かれましたが、小型無人飛行機「ドローン」による空中撮影が開通を早めた大きな要因とお聞きし、近代利器の人類貢献を実感しました。かつての人海戦術に依っていた測量に比べ、現場を立体的に可視化でき、より精度の高い対策の検討なども可能になっているようです。異常気象による災害の大型化が目立つ今、ドローンはなくてはならない機械となってきたようですね。

第47回門別ししゃも祭り

町内外からの観光客、約一万二千人が旬のシシャモの焼鍋汁、寿司等々に舌鼓を打ちました。祭りメニューでは「生シシャモのつかみ取り」や「スダレ干し早作り大会」に特に多くの人が集まっていました。出店では一夜干しシシャモが格安提供され、長い行列ができていました。今年の漁獲漁は昨年並みで、値段も手頃、天気は曇り空でしたが、なんとか雨も避けられたことから、まずはシシャモ日和になったようで主催者も一安心していました。
 シシャモは日本だけでとれる固有種、それも日高、釧路の太平洋沿岸だけでしか獲れない貴重な資源です。
 人工ふ化はかなり難しいようで、被災に伴うシシャモ減を防止するための植樹活動が重要と言われています。今後、環境学習の際にはシシャモの保全についても大いに宣伝してほしいと思います。祭りを利用した環境啓発パネルの展示なども有効かと思いました。

2017年10月26日木曜日

イカ漁に期待

 ようやく来たイカ、不漁続きのイカ漁で「今年は駄目か」と、なかば浜は諦めとため息の毎日でしたが、久々のスルメイカで浜は活気づきました。やっぱり来るものが来ないと浜は元気にならないのです。豊漁が続いてほしいものです。
 函館未来大学の和田雅昭教授は、漁師の協力を得て、イカの生息する水温を位置や深さごとにデータ化し、AI(人工知能)を使ってイカ釣り漁の漁場予測に役立てようと研究しています。実用化すれば操舵室からいつイカの群れが現れるかの予測や、漁獲量の予測も可能になり、資源管理にも大いに役立つと期待されています。
 温暖化や、外国船の混入で資源の枯渇が心配される現在、日本独自の技術力が水産業にも展開される時代がやってきたのだと思います。祈豊漁

日高昆布フォーラム 2017 in さっぽろ

 日高昆布フォーラム2017inさっぽろ、が 道新ホ ールで開催されました。 この イベントは「 旨味があって味が良く調理がさやすくたべて美味しい日高昆布を多くの人たちに食べて頂き知っていただき、消費拡大と産地活性化を図りたい」 との様似町坂下町長の言葉を形にしたもので、今回で10回目、札幌と地元それぞれで5回ずつの開催になります。10回の節目となる今回、会場には約500人の方々がお出でになり、講師の星澤幸子さんや、だしソムリエの桃井一元さん(苫小牧)の講演に耳を傾けました。また会場入り口前では日高海の市が開かれ、昆布や根昆布、焼き昆布とろろ昆布、タコ足や鮭ハラス、シシャモ、ホッケ、ソウハチカレイ等々が特別価格で売り出され完売しました。
 種火から焚き付けへ、焚き付けから薪へと広がる炎のように、このイベントもいずれ赤々と燃えあがる地元の大きな宝になると確信しています。

2017年10月4日水曜日

収穫祭異変

 収穫の秋。今年も日高路は各地で収穫イベントが開催されています。えりも町のイベント「第36回えりも海と山の幸フェスティバル」も例年通り開催されましたが、いつもとは様子が少し違い戸惑いの声も...。
 昨年に続きサケが不漁で、メインイベント「サケのつかみどり」が「豊引き」に替わりました。朝に水揚げされたサケをかき集め用意された50尾の、少し寂しい祭になりました。
 浜は元気でなければなりません。「サケよ帰って来て!」。みなの願いが会場を包むかのようでした。
 「不漁は年々流氷が減っているせいではないか」と心配する人たちがいます。流氷に含まれる植物プランクトンが動物プランクトンや魚の餌になっているからです。私たちも環境の変化を注視していかねばならない時代になっていると感じます。

オータムセール

 新ひだか町の北海道市場で二日から三日間の日程で、サラブレッド1歳馬の競り市、オータムセールが始まりました。
今年のセールは春のトレーニングセール、セレクションセールにサマーセールが、いずれも近年最高の売り上げだった ことから 関係者は期待を寄せています。
海外でも競馬はギャンブルやスポーツとして人気がありますが、同時に景気の影響を受けるといわれます。セリ値が上がれば好景気も本物?!。年々増える外国人観光客も取り込んで、新たな競馬需要として掘り起こしたいものです。


2017年9月27日水曜日

秋祭りに思う

 9月の日高路は秋祭りが各地、各町々でおこなわれます。五穀豊穣を願い、地域の安全安心を願う気持ちに変わりはありませんが、人口減少と少子化が地域の元気を薄めるように、祭りの様子を少しずつ変えて来ている気がします。
 それでも、御輿や境内で出店を出して、演芸会や剣道や相撲で子供たちに「ふる里の思い出づくり」の協力をしたいと頑張ってくれている人々、ボランティアのみなさんたちのおかげで何とかお祭りが継続しています。地域の思いが道政や国政に反映されて交流人口が増え、賑わいが続くことを願ってやみません。

シャクシャイン法要祭

 9月23日 新ひだか町の真歌公園内にあるシヤクシヤイン像前で71回目の法要祭が開催されました。
 シャクシャインは今から350年も前の人。当時争った松前藩との和睦交渉の酒宴の席で、和人に謀殺されたのですから、今の我々からすれば「何とむごい!」の一言に尽きるでしょう。
 いったい和人で350年経ってもこのように祀られている人はどれほどいるでしょうか。
 赤ん坊はあの世の祖先の霊が帰ってきたものと考えるというアイヌ民族の死生観があってこそ、人間味あふれる法要が続いているのではないのか、ふと、そんな気がしました。

2017年9月19日火曜日

敬老会

 敬老の日、ここ新冠町節婦町では自治会の主催で敬老会が開催されました。毎年75才以上の皆さんに案内を差し上げ、食事をしながら懇親の時間を過ごしています。のど自慢の歌声もにぎやかに、お年寄りはもちろん、来賓・自治会役員の方も次々に舞台へ..。ビンゴゲームではプレゼントを渡され、笑いに包まれた楽しい会にみなさん感謝していました。いつまでもお元気でいてほしいものです。
 高齢化が進み4人に一人は65歳以上の時代になり、もうじき、10人に一人は80歳以上という時代がやってきます。長寿化は医療や介護費用の増加につながりますが、誰でも必ず老いるのですから、元気なうちは自分の健康維持にいっそう励みましょう。それが安心して暮らせる社会づくりに貢献することになると言えるでしょう。

2017年8月22日火曜日

チプサンケに思う

 平取町二風谷の沙流川流域で第48回になるチプサンケ(舟おろしの儀式)がおこなわれました。観光客や大学生など約500人が5隻の丸木舟に交代で乗り込み、約2キロの川下りを楽しみました。
 これまでの地道な努力もあって、アイヌ文化も広く知られるところとなってきています。
 訪日観光客の需要も「モノ」観光から「コト」観光へと体験を求めるようになり、地方への観光の伸び率が三大都市圏を上回る勢いです。同時に、アクティビティー(釣り、登山、カヌーなど)、自然(鳥、湖、山、流氷、湿原など)、異文化体験(先住民族の文化など)を取り入れたアドベンチャーツーリズム(AT)が注目を集めるようになっています。北海道にはこのAT観光の条件が備わっている地域が多く、時世に乗って大いにアイヌ文化も周知したいもの。日高圏域の団結でアイヌ文化を取り入れた北海道観光をけん引していきましょう。

鮭漁の季節

お盆も終わり、いよいよ鮭漁の季節です。昨年は全道的に不漁であり、イカやサケ、サンマなどの稼ぎ頭が期待外れに終わりました。今年こそはと期待しているところですが、反応はいましばしの感。それでも浦河港の荷捌き場には、先日から始まつた小定置漁でのサケの水揚があり、脂がのって形も良くうまそうで、9月から始まる本定置網漁に期待が膨らみます。
 ふと見るとその中に南の魚が…!魚名は天狗ハギと思われます。今年の海水温が特に高いとのニュースはありません。 漁の異変には流氷の減少が関係しているかもしれないと指摘する専門家もいます。流氷ができるときには周囲の海水は塩分濃度が増し、それが沈んで海水の循環をもたらすそうで北半球全体に影響を与えるとか。ともかく、気候変動は穏やかであり、漁への影響も最低限であってほしいものです。

2017年8月5日土曜日

新造船進水式

 鮭定置網漁の新造船進水式が行われ、浦河港では10年振りの新造船披露とあって関係者や町民の方々約200人が岸壁に駆けつけました。安全操業と豊漁祈願を行い、約120キロの餅をまき、みなで完成を祝いました。
  日本人の食をめぐる環境・形態が変化し、水産物に対する消費者ニーズも、新鮮であるばかりではなく、清潔な過程での出荷かどうか、加工や流通にも厳しい目が向けられるようになっています。

 漁場における収獲過程からそれを意識していこうという今回の新造船の意図、機能、設備は十分に消費者の期待に応えていくでしょう。写真の社長や船頭、乗組員の方たちの顔に、喜びと緊張が感じられました。安全操業と大漁を祈願・切望して止みません。

2017年8月1日火曜日

平取ダム定礎式

 平取ダムの定礎式が開催されました。いよいよ堤体コンクリートの本格的打設工事に入ります。
 平取ダムは洪水調節、流水の正常な機能の維持、水道用水の供給を目的に計画されたもので2019年の完成を目指しています。
 極端な降雨で河川氾濫のニュースが流れるたび、ダムの早期完成をと思い返しておりましたが、ようやく、もう一息というところまで来ました。
 事業の開始から約半世紀、社会情勢や建設事業を取り巻く環境も様変わりしてきました。しかし、当工事の必要性については住民の多くが納得しています。
 工事現場関係者の施工中の安全を祈念するとともに、堅固なダムの完成で地域の安全・安心が一層高まることを切望しています。
 

2017年7月26日水曜日

浦河町戦没者追悼式にて

 浦河町戦没者追悼式が執り行われ、遺族や関係者・町民などが出席して戦後72年の冥福を祈り恒久平和への誓いを新たにしました。
 追悼式の意味を今の若い世代の方に再考していただくために、10年前の沖縄戦没者追悼式で朗読された、当時中学生の詩を、抜き書きですがご紹介します。
 「写真の中の少年」
 何を見つめているのだろう 何に震えているのだろう 写真の中の少年 周りの老人や女性、子供は 身を寄せ合って声を殺しうずくまっている 後ろでは逃げ出さぬようにと 鋭い眼光で見張るアメリカ兵 その中の少年はひとり一点を見つめている・・(中略)・・
 写真の中の少年は 僕の祖父  何を思っているのだろう どんな逆境の中でも最後まであきらめずに 頑張ってきた生き抜いてきた祖父 だから今の僕がいる いのちのリレーは 祖父から母へ 母から僕へとつながった あの時祖父が生きることをあきらめずに 必死に生きてきたから僕がいる だから 自分で自分の命を絶ったり 他人よって奪われたりということは いつの世でも いかなる場合でも 決してあってはならないことだ 僕がいる 必死で生き抜いてきた少年がいたから 僕がいる 僕はその少年から受け継いだ 命のリレーを絶やすことなく 僕なりに精一杯生きていこう また少年から聞いた あの忌まわしい戦争の話を 風化させることなく 語り継いでいこう

日勝峠復旧工事現場にて

 日高町日高の日勝峠の崩落からまもなく1年になろうとしています。復旧現場は秋の開通に向けて急ピッチで工事が進んでいます。
 近年、災害規模が大きくなっていくように感じられます。「観測史上初めての雨」とか、「過去に例を見ない規模」とかいう言葉がたびたび聞かれるようになっています。
 2013年からは「特別警報」が発表されるようになりました。それまでの「警報」の基準をはるかに上回るような気象状況で、重大災害発生の危険性が著しく高まっている場合に発表されます。
 日ごろから家庭内や職場において、避難経路、防災連絡先、非常食など十分な意思疎通が必要な時代です。「特別警報が発表されたら...」、みなさんはどうされますか。

2017年7月22日土曜日

新ひだか夏まつり

 いよいよ夏祭りのシーズン。ここ新ひだか町でも夏祭りが開幕しました。メインの阿波おどり のほか、ビヤガーデンには浴衣姿の家族連れも。子供たち の「ヤットサー」のかけ声や笛や太鼓に合わせ、本場さながらの「踊る阿呆に見る阿呆・・」で暑い夏の夜を楽しんでいました。
 最近は外国人観光客の増加で、法被を貸し出すなどして祭への参加を促している町もあると聞きます。評判が評判を呼んで、沿道商店の客の大半が外国人と化しているところもあるとか。日高圏域の祭りもいつかそうなっていくのでしょうか。ともかく、老若男女、みなが楽しめるのが祭、私もしっかり巻き込まれていました。

2017年7月18日火曜日

夏の風物詩

 暑い夏日が続き、日高路沿岸では、風物詩となっている昆布漁、天日干し、磯の香りが浜いっぱいに広がり、元気な笑い声があふれています。
 やっぱり、この時期、この風景が一番良い!これぞ故郷という感じがします。昨年は8月の台風で干場が壊され大変な被害を受けましたが今期は豊漁でありますよう、祈念しています。
 日本近海ではこの100年間で水温が1度上がったといわれます。水温が1度上がれば、昆布の成長は1年で20cm短くなるそうです青森県では、マコンブの群落が消えかかっている場所も出てきたとか。我々も地球温暖化に無関心ではいられません。行く先を注視しながら、地元の宝を大切に守っていきましょう。

2017年7月5日水曜日

みついし蓬莱山まつり

ひだか町三石の蓬莱山公園で第23回目の蓬莱山まつりが開催されました。恋が叶わず岩になった、新三石川を挟んだ雌蓬莱山と蓬莱山を130メートルのしめ縄で結んであげようという壮大なもの。ステージでは三石中学校の吹奏楽部や自衛隊の吹奏楽、また郷土のシベチャリ太鼓、平岸天神などのよさこいソーラン、歌謡ショーではクリス・ハートさんの出演もあり盛りだくさんの演出。地元の商工会や農協、商店 などが出店し、みついし牛のバーベキューも堪能でき、町民ぐるみで楽しんだ初夏の一日となりました。準備をしていただいた関係者のみなさま、お疲れさまでした。

浦河町向陽園の運動会

 第37回浦河町向陽園の運動会が開催されました。運動会日和の天気で、ボランティアの皆さんに協力を頂きながら、玉入れや障害物競争、綱引き、紅白リレー等に汗を流し、一日を満喫しました。
 ボランティア活動は社会生活の隙間を埋める潤滑油のような存在ですが、使命感のみで続けられるものではありません。自らも一緒に楽しむ「共生」活動とみることができます。
 元厚生労働事務次官で、郵便不正事件で冤罪と戦った村木厚子さんは、「拘置所の中で、人には支える側と支えられる側がいるとの考え方は間違いと気づきました。いつでも、しかもある日突然入れ替わるということ、自分は変わらなくても、助けられる立場になる。それが『共生』社会なのだと実感しました」と語っています。男と女、親と子、障がい者と健常者、日本人と外国人、...人は「共生」なしには生きられないもの。大いに地域と関わりましょう。


2017年6月26日月曜日

身体障害者スポーツ大会

 第48回日高管内身体障害者スポーツ大会が日高町門別総合町民センターで開催されました。開催に先立ち自立更生に努力された方々や援護功労者の方へ身体障害者福祉協会長表彰がありました。大会では、変則玉入れや宅配便リレー、ザ!輪投げ等々大会の目標の一つでもある会員相互の親睦に向けた工夫が随所に見られました。
 かつてパラリンピックは障害者のリハビリテーションの一つと位置付けられていましたが、今は独立したスポーツとの認識が高まっています。障がいを持つ人と健常者が相互に尊重しあい支えあう「共生社会」の実現に向け、地域社会に住む人々の関心をさらに高め、心のバリアフリー化を進めていきたいものです。


2017年6月18日日曜日

運動会に思う

 6月に入り、各地の小学校や中学校で運動会や体育大会が開催されています。このところ週末はあいにくの天気が続いていましたが、好天に恵まれた先日、浦河町堺町小学校でも運動会が開催され、元気な子供たちの声がグランドに響いていました。
 出産適齢期といわれる世代の減少で、2016年の出生数はついに100万人を割り込み、北海道でも、16年の出生数は2000年の3/4にまで落ち込んだそうです。有効な少子化への対策を打たなければ、2053年には人口は1億人を切り、65年には8800万人。平均年齢も15年の46.4歳が、30年には50歳に、57年には53歳になると予想されています。「その頃は生きていないよ」という方もいるのでしょうが、子や孫の活躍する時代の責任は今の大人にもあるのです。できることを地元に還元し、今の子が親となる未来のふるさとも元気な声が響く運動会でありたいものですね。


2017年6月12日月曜日

うらフェス歩行者天国

 6月4日、浦河町浜町通りに賑わいが復活しました。しばらく縁遠くなっていた<賑わい>、なんとか元気を取り戻そうと、実行委員会を立ち上げ「うらフェス歩行者天国」を開催したもの。 あいにく雨降りの肌寒い日ではありましたが、多くの町民が足を延ばし、様々の出店やストリートバンド、特設ステージライブ等々を楽しみ、賑やかだった頃の通りを思い出しました。
あまりの懐かしさに、「1回きりでなくまた開催してほしい」との声が寄せられています。ぜひアンコールに応えてほしいと思いました。

新ひだか町総合町民センター「はまなす」がオープン

 新ひだか町総合町民センター「はまなす」がオープンしました。旧三石総合町民センターを建て替えたもので 、内に三石分庁舎や 図書館、多目的ホール 、研修室や会場室等が一体化して整えられており、町民の利便性を考慮した設計になっています。
 かつての施設整備は費用対効果の視点が強調されましたが、人口減少、少子高齢化が進む現在は様々な視点から判断されるようになってきました。
 「利用者が使いやすい様に」という視点は、まちづくりの重要な要件でもあります。
 オープニングセレモニーでは大勢の町民、関係者が見守るなかテープカットが行われました。今後のいきいきとした活用を願っております。
 

2017年5月30日火曜日

イチャルパ

 様似アイヌ協会のイチヤルパ(先祖供養祭)がチセで行われました。この日は平日ですが様似町の会員はじめ近隣の協会からも多数参加しました。カムイノミや平取町のアイヌ協会文化保存会の皆様による芸能や輪踊りなども行われました。
 年間130万人を超える方が亡くなるという多死社会に入り、多くの人たちが「自分の葬儀は直葬でよい」とする風潮に移り変わっているそうです。人間関係が希薄化するほど「自分の死で迷惑をかけたくない」という人が増えるのかもしれません。
 そんな時代だからこそ、アイヌ文化への関心が高まってきているのでしょうか。失いつつある自然への畏敬の念の強さを、カムイノミやイチャルパに感じます。

2017年5月24日水曜日

田植えの季節

 桜の見頃も終わり、最近の好天にも恵まれて、日高管内の水田でも代かきや田植えが始まりました。米どころの本州米にも負けない旨い米が道内でも生産できるようになっています。昨年度は日高管内平取町産のゆめぴりかが、全道7地区の最高金賞に輝きました。今年も天気に恵まれ豊作であることを祈念しています。
 いっぽう、国内全体ではコメの需要が減り続け、一人当たりの消費量は年間54キログラムと1962年の半分を切るまでになっています。そんな中でも、小袋詰めのコメの売り上げが増え、電子レンジですぐに食べられるパックご飯の売り上げも好調なようです。日本酒や和食ブームで海外では人気が上がる日本のコメ。工夫と知恵で日本農業を守っていかねばなりません。


第8回様似ウニ祭り

第8回様似ウニ祭りがエンルム海岸の特別会場で開催されました。会場には旬の春ウニに誘われて札幌や十勝.苫小牧など全道各地から約4千人の方々が訪れ用意された炭コンロで焼きウニや白貝やホッキ等に舌鼓をうち、グループや家族連れで賑わいました。
 道南の漁協では漁港の空きスペースに天然ウニを移したり、エサの少ない深い海底からウニを移したりして育てる取り組みも見られるようになっています。当地日高は、コメも美味しいことを考えれば、農協、漁協の協働イベント・共助イベントへと思いは膨らんできます。若い世代のアイデアを生かし、新しい時代にふさわしい地域振興へとつながっていってほしいものです。