2014年4月19日土曜日

日高地方の春

 行者ニンニクなど山菜が採れだした春、ハウスの中では、アスパラが収穫の最盛期になっています。
 浜では、春鮭漁(定置網)の準備で忙しく、風はまだまだ冷たいけれど、春の息吹きが強く感じられます。
 TPPも大詰めのようですが、日米交渉も秘密裏で行われているため、中身はさっぱり分からないまま。
 我がふるさとの未来を占う上でも、基幹産業である農業、水産業の行方が気になります。
 鮮度が命のアスパラは、地場の強みと思われますが、漁業も消費者に直結するような仕組みを組み入れていかねばならない時代に入っていると思います。
 グローバル時代に地域が生き残るには、産業の枠を越えて連携し、地域資源に更なる付加価値を産み出していかなければなりません。
 国益とは国民の命を守ること。アメリカに押し切られ、命の源である一次産業を切り捨てるような交渉結果とならないよう、注意深く見守っていきましょう。
 

2014年4月7日月曜日

平成26年度新冠アイヌ協会定期総会

 平成26年度新冠アイヌ協会定期総会が開催され、初めに、亡くなった会員に対し黙祷が捧げられました。続いて会長、来賓の挨拶、4月1日から公益社団法人北海道アイヌ協会移行に伴う、支部規約の変更や事業経過の報告、収支決算報告があり、26年度の事業計画や収支予算案を可決し、役員改選は留任を決めました。
 ところで、今年、札幌大学文化学部を首席で卒業した北嶋由紀さん(浦河町出身)はアイヌ子弟を対象にしたウレシパ奨学生の1期生。「ウレシパ」とは「育て合う」意味のアイヌ語だそうですが、協会をみなで<育て合い>ながら素晴らしい地域社会がつくられることを願っています。

2014年3月31日月曜日

つかの間のリフレッシュ

 3月定例議会の最中も雪山が高く積まれたままであった札幌を離れ、久しぶりに地元に戻りますと、春の陽気で福寿草が満開になっていました。心も身体も、ゆったりと疲れを癒してくれる、そんなふるさとの良さをしばし味わいました。
 いよいよ新年度が始まります。消費税が上がる、景気が上向きと言いますが、地方の私達にはその実感がまだないのも現実。人口減少など地域を取り巻く環境には厳しいものがあります。2010年の総務省調査では、限界集落(65才以上の人口が50%以上を占める集落)は全国で1万91カ所(全集落数の15.5%)あり、2006年の国交省調査より3割近く増加し、集落の消滅さえ現実味を帯びてきました。日高地域も人ごとではありません。心身のリフレッシュもつかの間、地域振興に向けて私も心を引き締めています。

2014年3月7日金曜日

卒業式

 3月に入り公立高校の卒業式が一斉に行なわれました。日高管内からは8校513人がそれぞれの進路に向けて旅立ちました。
 私は静内農業高校の卒業式に出席させて頂きました。校長先生から「努力がむくわれるかどうか、先のことは誰もわからない。しかし努力をしないと何も始まらないし、結果は努力の先にある」との式辞が述べられ、時宜を得た餞(はなむけ)の言葉として、我が意を得たように感じました。卒業生代表からは「困難や壁を乗り越えて自分の道を歩いて行きます」と決意を述べられ、緊張感と清々しさがとても新鮮に感じられた卒業式でした。困難をはねのけ頑張れ若者達よ!

2014年2月19日水曜日

第25回シシリムカアイヌ文化祭

 第25回シシリムカアイヌ文化祭が開催(平取町アイヌ文化祭)されました。
 シシリムカは沙流川の古名です。アイヌ文化伝承活動の一環として、アイヌ教室の子供たちによるアイヌ語での「森のくまさん」や「大きな古時計」等4曲の披露がありました。また成人によるカムイユカラの口承伝承、古式舞踊のお披露目もあり、参会者250人が文化祭を楽しんでいました。
 ピリカとか、ウララとか、日本語にはないアイヌ語の音の響きが好きだという人もいます。
 子どものころは普通に聞いていたアイヌ語も今では片言だけ、という高齢者も少なくありません。民族文化としての「アイヌ語」も、ユーカラや舞踊と共に、しっかり後世に引き継がれてほしいものだと思っています。
 

2014年2月6日木曜日

第6回 日高昆布フォ-ラム in さまに

~豊かな日高昆布の森を守るために~をテ-マに、「第6回 日高昆布フォ-ラムinさまに」が開催され、約二百人の参加者が、議論に熱心に聞き入りました。
  現状や課題、海藻除去などの取り組み事例の発表等があり、日高昆布の安定した生産を維持し、更に増産へつながるためにはどうしたら良いか、パネル討議は会場を巻き込んで熱く話し合われました。
 資源の減少や後継者不足などにより漁業の衰退が心配されていますが、増産への手立てと共に、「付加価値の創造」が大切な視点だと思います。会場では昆布を使ったせんべいなどが提供されましたが、コンブに付加価値を付けるこのような取組が次の展開につながることが望まれます。

2014年1月15日水曜日

ウィリアムソン師円選手壮行会

 間近に迫ったソチ五輪。スピードスケート5千メ-トルには浦河町出身の高校生、ウィリアムソン師円君が代表選手として出場します。
 故郷浦河町総合文化会館で行われた壮行会には、 師円君のご両親、町長、スケート少年団の後輩など多くの町民が集まり、「故郷は熱い気持ちで応援してます。全力で頑張って下さい」と激励しました。
 本人からは、「120%の力を出し切り、頑張りますので、これからも応援して下さい」と決意が述べられました。
 浦河町としては、夏冬併せても、オリンピック選手の輩出は初めてこと。町史に残る快挙であり、応援団をつくって、2月8日、日本時間午後8時半から町総合文化会館で「ふるさと応援イベント」を計画しています。17才の髙梨沙羅や41才の葛西紀明選手など、道産子選手の活躍が期待されていますが、師円君には、万全の体調で最高のレースを全うされるよう祈っております。

2014年1月13日月曜日

成人式

 成人式が日高管内各町で行われました。会場では、振り袖やス-ツ姿の新成人が、華やいだ中にも、それぞれが大人としての自覚を新たにしていました。
 式典では、町長や来賓の方々から「夢に向かって前進して下さい」と激励され、新成人からは、「さまざまな問題や厳しい社会情勢が立ちはだかっていますが、仲間達と試行錯誤しながら乗り越えていきます」との力強い決意が述べられました。
 今年の新成人は121万人。団塊世代が成人したころ(1970年で246万人)の半分に減っています。合計特殊出生率も1.41程度といいます。毎年8万人近くの若者が地方から大都市圏に流出する今の状態が続くと、2040年ころには相当数の<地方>が消滅しているといわれます。静観していては「ふるさと」はなくなると緊張感を持ち、魅力あるふるさとづくりを重点施策として、基礎自治体自ら住民を巻き込んで取り組んでいかねばなりません。 人口減少は「どこもそうだから」と、じっとしていられる問題ではないのです。(写真は、新ひだか町、様似町)

2014年1月6日月曜日

初セリ

 日高中央漁協の初セリが浦河漁組で開催されました。組合長の挨拶が終わると、さっそく、昨夜から今朝にかけて水揚げされた、タラ、マツカワガレイ、 ヒラメ 、ツブ、キンキン等が威勢の良いセリ人のかけ声の中でセリ落とされていきました。
 昨年は 時化(しけ)の日数が多く、目標の水揚げには至りませんでしたが、悪いことばかりが続くわけではありません。豊漁を祈りつつ、みなで励まし合いながら、希望を持って、頑張っていきましょう。

消防出初め式

 新年の恒例でもある日高管内の消防出初め式が開催され、4日はトップを切って日高町が、 5日は 三石消防、えりも、様似、平取等で出初め式が行われました。
 「地域は自分で守るとの気概を持って消防防災力向上を計りつつ町民が安心安全に暮らせる町づくりを目指してほしい」との訓辞に隊員はすでに正月気分はない様子で聞き入っていました。災害は忘れたころにやって来るのたとえがありますので、当然といえば当然なのでしょうが、みなさんのおかげで地域の生命財産が守られていることを、住民の方々はよく知っています。どうぞ、身体をいとい、今後とも地域の安全をお守り下さい。よろしくお願いいたします。
 

2014年1月4日土曜日

騎馬参拝

 明けましておめでとうございます。
 浦河の新年は、馬産業の産みの親とも言われている第4代支庁長西忠義卿の祀られている西舎神社での騎馬参拝から始まります。明治時代から始まり、今年105回を数えます。
 今年は甲(きのえ)の午(うま)年 。前の甲午(きのえうま)は、高度成長期が始まったといわれる昭和29年。今年は何かいい変化の節目になってほしいものです。消費税の影響やTPP交渉の行方に不安が無いわけではないですが、変化の波をウマく乗りこなし次世代に引き継ぎたく思います。
 地域と道政をつなぐ私の役割も、ますます重要になります。道政に取り組む誓いと、地域の安寧を祈願してまいりました。

2013年12月28日土曜日

歳の市

 今年も残すところ後3日。恒例の、大歳の市が立ち、「来年は良い年に」の願いをこめて、正月の準備が始まっています。
 官庁や大企業は27日で仕事納めですが、地方の自治体や中小企業はぎりぎりまで仕事に追われ、なかなか仕事納めにはならないのが現状の様です。
 アベノミクスがどんな来年をもたらすのか、日中韓関係、TPP交渉などの行く末も気になります。みなさんにはどうかご健勝で、より良い年でありますように。

2013年11月4日月曜日

文化の日に思う

 11月3日は文化の日。日高管内各町で表彰式が開催されました。今年は新ひだか町に出席をさせていただきました。町功労や文化、スポーツ・教育等に貢献された方々に対し、永年のご苦労に、わたしも、敬意を表しお祝いを申し上げました。
 経済が苦しくなれば、ともすると、金の動きに心がとられ、文化活動を低く見がちです。しかし、ねぎらいの一服のお茶や、一枚の絵画に心が癒されるものです。昨日の、日本シリーズの楽天の優勝が、東北大震災被災者の心をいかに力づけたか。テレビ画面からもひしひしと伝わってきました。苦しい時こそ人の心を潤すものが、また文化である、と改めて思っています。
 
 

2013年11月3日日曜日

新ひだか町シルバー人材センター創立20周年

 新ひだか町シルバー人材センターの創立20周年記念式典が行われました。平成5年11月に静内町高齢者事業団として設立し、その後、社団法人として、また昨年には公益社団法人にと移行しながら活動を継続してきました。記念式典には会員や賛助会員等の関係者約140人が出席し、「事業収入は最盛期の半分まで減少しているが、会員が健康と生きがいをもち、地域社会に貢献するため、今後も団体として活動を続けていきたい」との理事長の挨拶がありました。その後感謝状が渡され、功労表彰、永年表彰が行われました。懇親会では、日本舞踊や民謡等で和やかな祝賀会になりました。
 今後は、ますます、シルバーの人たちが重要視され、地域を隅々まで知っている故の活躍が期待されるようになると思います。末永い活躍を祈念しています。20周年おめでとうございます。

2013年10月28日月曜日

第43回門別ししゃも祭り

 第43回門別ししゃも祭りが富川沙流川せせらぎ公園で開催されました。会場には、町内始め近隣の市町村や観光客等、約一万八千人が押しかけ大盛況。ししゃも寿司やししゃも汁、ししゃもの炭火焼き等ししゃもづくし。生ししゃものつかみ取りでは、約140キロが一時間程で完売しました。すだれの屋台には家族連れや観光客が行列をつくって、ししゃも三昧の祭りとなりました。
 限られた地域でしかできない、この種の祭りの強みと言ってしまえばそれまでですが、ししゃもそのものがいかに人気がある食材であるかを示しています。しかし、上流から海までの流域全体が、ししゃもを育てているのですから、資源管理は大変です。
先頃、「世界の文化遺産」に「和食」が選ばれたとの報道がありましたが、消費者も健康の意味からばかりではなく、食材を育む環境にも関心を寄せ、和食文化により親しんでいってほしいと思います。

2013年10月20日日曜日

道民森づくりネットワークの集い2013

 道民森づくりネットワークの集い2013が開催されました。会場の赤レンガ庁舎前庭の広場では、○×クイズや講演会、ツリーイングやクラフトづくり、また、キノコ汁、名水コ-ナ等のサ-ビスもあり内容は盛りだくさん。
 日高からは鮭の定置網組合が協賛してサケのつかみ取りが提供され、普段の暮らしでは、切り身しか見ていないような子供達が、用意されたかっぱを着て鮭と格闘し、捕まえた鮭をプレゼントされ大喜び。印象深いイベントになったことでしょう。
 えりも町からは、緑化のパネル展、マツカワカレイの展示があり、「森づくりは海づくり」をコンセプトに、この集いへの参加です。 
 「木育」という言葉は、北海道から提案された、新しい教育用語です。森は海の魚さえ育て、生物の多様性に寄与します。森林のセラピー効果などもあり、森への関心を一層高めるには、この言葉の力は大きいように思います。
 地球温暖化や自然環境保全の面から北海道の存在感がますます高まります。森づくりはその大事な取り組みの一つとして、今後も北海道が力を入れていくべきものと思います。

2013年10月16日水曜日

町民ウォーキング大会

 14日は体育の日。各地でマラソン大会やウォーキング等、運動や健康づくりにちなんだ行事が開催されました。浦河町でも町民ウォーキング大会が開催され、秋晴れの清々しい空気の下、私も5.7キロの道のりを参加者約150人の人たちと、心地よい汗を流しました。
 秋色が深まった風景をやり過ごしながら、談笑しつつ歩いていると、政策検証や議論の日ごろの緊張とは別に、ゆったりした時間の中にいる幸せを感じます。仕事に忙しく、こんな日は寝て過ごすという方も、次回は、一度だまされたと思って参加してみませんか。新たなふるさとの魅力を知ることにもなり、心身ともにリフレッシュすることは間違いありません。

2013年10月13日日曜日

浦河高等学校創立80周年記念

 北海道浦河高等学校の創立80周年記念式典が行われました。本校は1932年に町立実践女学校として開校し、その後1941年に町立浦河高等女学校、1948年に男女共学の道立高校として改称再編されました。さらに昨年度からは様似高校と再編統合し総合学科高校に移行しました。これまでの卒業生は17000人を超えています。式典には在校生や教職員、卒業生など関係者約530人が出席し、粛々と節目を祝いました。
 少子化による生徒数の減少により、高校の統廃合が全国的にも進んでいます。
 今後の浦河高校には、特色ある教育活動をいっそう進めていただき、生徒一人一人が明るく、安心して過ごせる学校として、保護者や地域の支援者の方々と共に、道政の立場からも見守っていきたいと思います。

2013年10月8日火曜日

えりも海と山の幸フェスティバル

 えりも町の秋の人気フェスティバル「えりも海と山の幸フェスティバル」第32 回 が 開催されました。秋晴れに恵まれた10月最初の日曜日となる6日、会場には鮭のつかみ捕りや、もちまきなどへの参加を楽しみに、 町内外から約8千人が集まりました。
 えりも高校生による郷土芸能「駒踊り」の発表は、見学者の感動をよび、歓声があがり、会場を盛り上げてくれました。   
 漁協女性部から無料で提供いただいた「さけ鍋」も大好評で、まさに全員参加型のイベントとなり、その醍醐味をみなが楽しんでいました。
 販売コーナーには、サケやツブの他に、黒毛和牛、短角牛、エゾシカ肉が格安で提供され、えりもの秋の味覚を存分にアピールしていました。会場設営などでご尽力いただいた関係者の皆様、お疲れ様でした。

2013年10月7日月曜日

様似消防設立100周年

 様似町の消防組織が設立されて100年、その記念式典が関係者150人の出席を得て開催されました。式典では、町長の式辞の後、功績のあった元消防団長、副団長や分団長など19人の方々に感謝状が贈られ、参会者一同、100年の歴史と先達のご労苦に思いを馳せながら、消防活動への決意を新たにしていました。
 消防活動は消火活動に止まらず、色々な災害の被害軽減などに資するため出動します。地球の温暖化の影響か、気象変動も、昨今は振れが大きくなっています。今まで以上に大変な事態に直面することもあるでしょう。    
 万一の事態には、日頃の成果が十分発揮できますよう、健康には十分ご留意いただき、今後とも地域の民政安寧をよろしくお願いいたします。

2013年9月25日水曜日

第67回シャクシャインの法要祭

 第67回シャクシャインの法要祭が新ひだか町真歌公園で開かれました。シャクシャイン像前では、全道各地より多くのアイヌ民族関係者、来賓の方々が集まり、伝統儀式の「カムイノミ」が行なわれました。 
 アイヌ文化も、、ようやく、日本の中に定着させることが出来るようになってきたと思っていた矢先、北海道に招かれたマオリの女性が、口の入れ墨を理由に温泉への入浴を拒否された、という事件がありました。2020年の東京オリンピックには世界中から、いろいろな伝統文化に彩られた大勢のお客様がわが国を訪れます。オリンピック誘致に際してアピールした「お持てなし」は相手を尊重することでもあります。私には、シャクシャインの突き上げた杖が、「偏見を去り真の国際化を目指せ」と叫んでいるように見えました。

2013年9月17日火曜日

第36回ペテカリ祭

 第36回ペテカリ祭が開催されました、このイベントは社会福祉法人ぺテカりの園と静内桜風園による実行委員が主催し、障がい者と地域住民との交流を深める目的で行われています。
 会場では、バザーや抽選会のほか、特設ステージが設けられ、文化団体や施設利用者、職員による歌や踊り、アトラクションが披露されました。
 東京オリンピック招致が決まり、思い起こす方も多いであろう、半世紀前の東京オリンピックと「日本の元気」。しかし、障がい者や、そのお世話をする人たちも含めた福祉事業関係者の幸せなくして、「日本の元気」を取り戻した、ということにはなりません。「北海道の元気」に向けて、私も地域と道政を結びつける役割をしっかり担うつもりです。

2013年9月7日土曜日

アザラシ被害実態調査

 道議会、水産林務・環境生活の両委員会が、えりも岬周辺に棲息するゼニガタアザラシによる漁業被害の実態調査のため、現地を訪ねました。
 環境省が5月に予定していた試験補殺を、石原伸晃環境大臣の発言を受けて中止にした経緯もあり、秋の定置網漁が始まったことから、改めてこの日の調査になりました。
 4日は、食害の実態や窮地の声を漁師の代表から直に聞きとり、5日には岬漁港で実際水揚げされている鮭を確認しました。
 浜では、「理不尽な大臣発言に国や行政への不信がこれほど大きくなったことはない」、との怒りの声にじっと聞き入りましたが、弁解のしようもなく、国や大臣へ、しっかりと実情を訴えていくことを誓いました。

2013年8月27日火曜日

うららべつふぇすた

 駅舎や駅前広場に1日だけのカフェや雑貨、花売り場、子供の遊び場等があったら楽しいだろうと、地域の若い女性達が中心になって「うららべつふぇすた」が開催されました。
 今 ロ-カル線はいつ廃止になっても、おかしくない状況にあります。鉄路は地方の私達の大切な宝物。交通手段として鉄路しかない交通弱者もいます。なくなってからでは、取り返しがつきません。沿線の町村が広域で、共存共栄を考える時期が来ているようです。そんな時期に、時宜を得たこんな素敵な企画をしてくれた皆さんに、感謝申し上げます。ポニー試乗やスタンプハウスの開設など若い感性というものでしょうね。駅に、老若男女がこんなに集まったのは、いつ以来のことでしょうか。賑わいの演出、心から、ありがとう、を言わせていただきます。

2013年8月24日土曜日

サマーセ-ル開催

 日高軽種馬農協主催によるサマーセ-ルが19日から22日迄の4日間、新ひだか町の日本軽種馬協会北海道市場で開催されました。売却率は前年比7.13ポイント増の54.69%と市場関係者をホッとさせました。しかし売却平均額は前年比19万円減の409万円、厳しい日高の軽種馬生産の現実を示しています。
 このサマーセ-ルには、全国の高校で唯一、静内農業高校がサラブレッドを毎年一頭送り出しています。生徒たちが出産から育成そして競り迄、愛馬を見守り、今年は147万円で落札されました。高校生の姿に地域未来の希望の一端を見る思いがします。明日からは競馬場で活躍する馬の勇姿を夢みて勉学に励むのでしょう。高校生頑張れの声援を送ります。

2013年8月22日木曜日

救命胴衣着用推進講習会

 浦河海上保安署主催で救命胴衣着用推進講習会が開催されました。会場となった日高中央漁協市場前では、漁業者や関係者が救命胴衣の必要性や性能について熱心に学んでいました。
 海中転落事故は今年の1月えりも町で、又8月には浦河沖で発生しており、未だ行方不明のままですが、いずれも救命胴衣を着用していなかったと思われ、着用していればと後悔が残ります。
 救命胴衣は邪魔と感じることもありましょうが、浮いてさえいれば助かる命も多いのです。海保職員が実演で固定式や膨張式、カッパ式等々8種類の胴衣を着て海中に入り、効果を確かめました。これから最盛期を迎える漁業、安全操業で大漁を祈っています。

2013年8月21日水曜日

浦河赤十字病院精神神経科の廃止

  日高管内の地域センター病院、浦河赤十字病院から、「平成26年3月末で精神神経科の外来診療と病棟を廃止する」と、振興局と浦河町に伝えられました。同病院の精神神経科は現在50床、内入院35床、外来602人、精神科医師は2人います。
 閉鎖の理由として、医師の1人が定年退職となり、もう1人も退職すること。入院患者の減少していること。退職する医師が町内で診療所を開設することなどを上げています。
 精神障がい者を地域で生活させる「ベテル」の活動は全国的にも注目されて、高い評価を受け、日本統合失調症学会も当地で開催されています。浦河町はこの種の取組の先進地として住民の誇りでもあったことから、廃止を伝えられた町や町民は、ショックを隠せず、今後の医療提供体制についても不安を募らせています。同病院は現在、増改築工事中で、地域の期待も大きかっただけに、地域センター病院として今後の診療計画を早急に示してもらいものです。

2013年8月17日土曜日

夏祭り、真っただ中

 8月の日高路は夏祭りの真っただ中です。様似町のアポイの火祭り、えりも町の灯台まつり、新ひだか町三石の港まつり、平取町の義経まつり、そして浦河町の港まつり。お盆休みの帰省客や観光客、町民等が、天気にも恵まれ、いずれの会場も町の総人口以上と思われるような賑わいで、それぞれに趣向を凝らした催しが行われました。来場者は、青年部や町内商店の開設した露店を回り、短い夏を楽しくでいました。
 ふるさとのまつりに合わせ帰省するのは、町を出て働く人たちにはなくてはならない行事。ここでもらった元気が、次の一年へとつながります。帰省されたみなさん、その元気な笑顔をまた来年もお見せください。


2013年8月16日金曜日

交通事故死ゼロ2500日達成

 えりも町の「交通事故死ゼロ2500日達成」の記念式典が、えりも灯台まつり会場で行われました。平成18年の10月10日から続いた交通事故死ゼロは13日の深夜0時で記録を達成しました。この長さは道内144町村の中で11番目でとなります。まつりに集まった多くの町民と更に3000日達成を目指そうと、参加者一同誓いを新たにしました。
 昭和45年に16,765人を数えた全国の交通事故死も昨年は、4411人と大幅に減っています。しかし、高齢化社会への推移に伴い、今後の交通事故は、歩く側も運転する側も、高齢者の割合が増えていくでしょう。暦の上では秋、少しずつ日の入りも早まっていきます。過信を戒め交通ルールを守って住みよい地域づくりに邁進しましょう。

2013年7月29日月曜日

夏イカ漁

 浦河港のイカの水揚げが始まりました。昨年より一週間ほど遅いイカですが、大きさは、なかなかの見応え。この先、お盆のころをピークに、秋口まで、夏イカの味を楽しめます。日本酒でもビールでも、酒の肴にイカ料理はよく合います。日高地方は、夕食時にその日の水揚げが口に入るので、刺身鮮度は抜群。一夜干しも一味違います。ジャガイモ、大根なども収穫期ですから、一層、夏の風物詩としての印象を高めてくれます。
 クール便など輸送手段の高度化に伴い、遠く、九州方面に送る人もいると聞きます。この時期嬉しい北海道の味でしょう。
 燃料が高騰し、集魚灯の節約から、すっかり昼漁が定着した感がありますが、漁をする側にとっては、水揚げ量が気になるところ。昼でもそれなりに獲れるというのは、一定の資源量が確保されているということで、これから先も、採算の合うイカ漁が、浦河沖でいつまで続いてくれることを願っています。

2013年7月28日日曜日

経済産業大臣指定伝統的工芸品

 平取町 二風谷でアイヌ工芸品のイタ(木彫り盆)とアットゥシ(樹皮の内皮から糸を作り反物にしたもの)が、今年の3月、経済産業省の「経済産業大臣指定伝統的工芸品」に指定され、その祝賀会と記念フォ-ラムが開催されました。
 二風谷イタは、沙流川流域に古くから伝わる木製の浅く平たいお盆で、モレウノカと呼ばれる渦巻き状の文様や、ラムラムノカと呼ばれるウロコ彫りが施されています。
 二風谷アットゥシは、機織り反物で、水に強く、通気性にも優れ、自然味豊かな風合いに強靱さを併せ持っていて、着物、半纏、前掛け・帯等に使用されています。
 全国ではこれまで、215品目が伝統工芸品の指定を受けていますが、北海道では初の指定。その初の指定にアイヌ文化が選ばれたことは、大変な名誉であり、非常に誇らしく、また嬉しく、感激しています。

2013年7月22日月曜日

コンブ漁はじまる

 7月に入ると日高路に夏を告げる風物詩、コンブ漁が始まります。干場には茶褐色のじゅうたんが広がり、浜は活気づいて、磯の香りが一層強まります。
 いつもの年だと7月に入れば、順次解禁になるのですが、今年は不作が心配されています。
 10日にようやく解禁になりましたが、天気や海の条件がととのわず、初水揚げは18日にずれ込みました。
 日高コンブの売りは天日乾燥。浜いっぱいに敷き詰められた光景に、遠き記憶が渾然と思い出されます。忙しく働く方々に感動しながら、心からの声援を送りました。