2012年9月26日水曜日

第66回シャクシャイン法要(祭)

 第66回シャクシャイン法要(祭)が23日新ひだか町真歌公園シャクシャイン像前で開催されました。関係者や来賓、アイヌ協会員によるカムイノミが厳かに行われ、祖先の御霊の安寧などを祈りました。
  シャクシャインの戦いは、300年以上前のことですが、松前藩の過酷な搾取に立ち上がった当時のアイヌ民族と、東日本大震災からの復興に立ち向かう被災地が重なります。現代のシャクシャインはすでに現れているのか、これから現れるのか。カムイノミに参列しながら、私は大震災復興を重ねて、故人の御霊の安からんことを祈っていました。

2012年9月17日月曜日

敬老会

 敬老の日、各地でお祝いの会が開催されました。私も新冠町節婦地区の敬老会に出席させていただきました。75才から95才までの参加者の皆さんは元気で、自治会の皆さんから心づくしのご馳走やカラオケで楽しい一時を過ごしていました。
 団塊世代と言われる昭和22年生まれも65歳に達し、高齢者人口は全国で3千万人を超えたとか。
 しかし高齢者=老人ではありません。元気な高齢者には、もう一踏ん張りも二踏ん張りもしていただき、少子化世代の負担を自ら補う努力が必要でしょう。また、苦しい時代を生き抜いた知恵が、今の若者の苦しみを救うこともあるでしょう。大いに“孫世代”に関わっていきましょう。

2012年9月7日金曜日

定置網異変

 9月に入って鮭の定置網漁が解禁になりました。豊漁の期待の中で始まった定置網ですが、中には、「ぶり」、ぶりに成る前の「フクラギ」、11キロ~12、3キロの「マグロ」が鮭より多く水揚げされているとのこと。今年は海水温度がいまだ25~27度あり、暖流に乗って餌を追って来たのでしょう。秋鮭はもう少し遅くなりそうです。
 一時的な現象なのか、地球温暖化の影響なのか分かりませんが、このような現象が続くようなら、これらの魚も地場産の魚として位置づけ、今から販路やレシピなどに生かす手立てを考えていくことも必要となるでしょう。日高昆布、まつかわ、銀聖に並ぶ、新たな食材としてプラスイメージで考えることも大切だと思います。