2014年1月15日水曜日

ウィリアムソン師円選手壮行会

 間近に迫ったソチ五輪。スピードスケート5千メ-トルには浦河町出身の高校生、ウィリアムソン師円君が代表選手として出場します。
 故郷浦河町総合文化会館で行われた壮行会には、 師円君のご両親、町長、スケート少年団の後輩など多くの町民が集まり、「故郷は熱い気持ちで応援してます。全力で頑張って下さい」と激励しました。
 本人からは、「120%の力を出し切り、頑張りますので、これからも応援して下さい」と決意が述べられました。
 浦河町としては、夏冬併せても、オリンピック選手の輩出は初めてこと。町史に残る快挙であり、応援団をつくって、2月8日、日本時間午後8時半から町総合文化会館で「ふるさと応援イベント」を計画しています。17才の髙梨沙羅や41才の葛西紀明選手など、道産子選手の活躍が期待されていますが、師円君には、万全の体調で最高のレースを全うされるよう祈っております。

2014年1月13日月曜日

成人式

 成人式が日高管内各町で行われました。会場では、振り袖やス-ツ姿の新成人が、華やいだ中にも、それぞれが大人としての自覚を新たにしていました。
 式典では、町長や来賓の方々から「夢に向かって前進して下さい」と激励され、新成人からは、「さまざまな問題や厳しい社会情勢が立ちはだかっていますが、仲間達と試行錯誤しながら乗り越えていきます」との力強い決意が述べられました。
 今年の新成人は121万人。団塊世代が成人したころ(1970年で246万人)の半分に減っています。合計特殊出生率も1.41程度といいます。毎年8万人近くの若者が地方から大都市圏に流出する今の状態が続くと、2040年ころには相当数の<地方>が消滅しているといわれます。静観していては「ふるさと」はなくなると緊張感を持ち、魅力あるふるさとづくりを重点施策として、基礎自治体自ら住民を巻き込んで取り組んでいかねばなりません。 人口減少は「どこもそうだから」と、じっとしていられる問題ではないのです。(写真は、新ひだか町、様似町)

2014年1月6日月曜日

初セリ

 日高中央漁協の初セリが浦河漁組で開催されました。組合長の挨拶が終わると、さっそく、昨夜から今朝にかけて水揚げされた、タラ、マツカワガレイ、 ヒラメ 、ツブ、キンキン等が威勢の良いセリ人のかけ声の中でセリ落とされていきました。
 昨年は 時化(しけ)の日数が多く、目標の水揚げには至りませんでしたが、悪いことばかりが続くわけではありません。豊漁を祈りつつ、みなで励まし合いながら、希望を持って、頑張っていきましょう。

消防出初め式

 新年の恒例でもある日高管内の消防出初め式が開催され、4日はトップを切って日高町が、 5日は 三石消防、えりも、様似、平取等で出初め式が行われました。
 「地域は自分で守るとの気概を持って消防防災力向上を計りつつ町民が安心安全に暮らせる町づくりを目指してほしい」との訓辞に隊員はすでに正月気分はない様子で聞き入っていました。災害は忘れたころにやって来るのたとえがありますので、当然といえば当然なのでしょうが、みなさんのおかげで地域の生命財産が守られていることを、住民の方々はよく知っています。どうぞ、身体をいとい、今後とも地域の安全をお守り下さい。よろしくお願いいたします。
 

2014年1月4日土曜日

騎馬参拝

 明けましておめでとうございます。
 浦河の新年は、馬産業の産みの親とも言われている第4代支庁長西忠義卿の祀られている西舎神社での騎馬参拝から始まります。明治時代から始まり、今年105回を数えます。
 今年は甲(きのえ)の午(うま)年 。前の甲午(きのえうま)は、高度成長期が始まったといわれる昭和29年。今年は何かいい変化の節目になってほしいものです。消費税の影響やTPP交渉の行方に不安が無いわけではないですが、変化の波をウマく乗りこなし次世代に引き継ぎたく思います。
 地域と道政をつなぐ私の役割も、ますます重要になります。道政に取り組む誓いと、地域の安寧を祈願してまいりました。