2011年5月12日木曜日

巡視船から巡視艇になる不安

 地方港湾浦河港を拠点として、浦河海上保安署に配属されている巡視船、「もとうら」が23年度をめどに、巡視艇として配備になる計画と聞きました。
 この海域は道東の重要港湾である十勝港や釧路港への大型船舶の往来が多く、又イカの最盛期には二百隻にもおよぶ漁船が往来操業しています。
 安全操業の啓発や台風等の緊急時においては、漁業者の生命と財産を守るためにも巡視船の継続配備が必要であります。広範囲な海域での活動に適した巡視船にくらべ、船体も小さい巡視艇では港内や沿岸など海域での活動も限られます。
 速度は速くなると言うけれど海が荒れると出航できず、不安は残ります。安全が犠牲にならないことを願っています。