2018年2月22日木曜日

シシリムカアイヌ文化祭

 平取町アイヌ協会と文化保存会が主催の第29回シシリムカアイヌ文化祭が開催されました。この文化祭はアイヌ民族の文化の保存と伝承と、さらに多くの人に知っていただくことを目的に毎年開催されているもので、地元はもちろん近隣町村や札幌方面からも参加され、アイヌ語による子供たちの歌や伝統舞踊、伝統工芸の展示等にも関心が寄せられていました。
 人口減少、高齢化、AI(人工知能)の発達で未来が心配されるなか、期待される観光では、2000年20万人だった外国人の来道者は2015年には200万人を突破しました。スキーばかりではなく、最近は農林漁業やアイヌ民族の文化などを体験したいという「コト消費」観光が盛んになり、行動をともにする観光・通訳ガイドの育成が急がれています。体験型観光は滞在の長期化やリピーター増加を通じて地域に賑わいをもたらします。このような文化祭も組み込まれ大いに地域が潤ってほしいものです。

2018年2月11日日曜日

記録的大雪

2月5日から6日にかけ、日高中部から東部地域に降った記録的な大雪によって、ミニトマトやホウレンソウなどを育てているハウスが倒壊しました。
 9日現在で約9億の被害が出ているとのこと(静内農協)。日高管内全体では約500棟のハウスが倒壊し、苗の植えつけの時期が近づいているだけに対策が急がれます。
 今年は北陸地方を中心に全国的に大雪が襲い交通を寸断しています。凍死したイワシが海岸に打ちあがったとの、笑ってばかりはいられないニュースもありました。温暖化が一因とみられる異常気象が世界で頻発していますので、今後の対策のためにも注視していく必要があるでしょう。