2016年11月15日火曜日

第36回浦河アイヌ協会敬老会

 第36回浦河アイヌ協会敬老会が開催されました。浦河アイヌ協会では、毎年会員の中の70才以上の高齢者を対象にお祝いをします。
手造りの料理で舌つづみを打ちながら、ゲーム・歌 ・踊り等を楽しみ、記念品をいただき、参加者者全員で賑わう協会独自のこの会も今年で36回。これほど長く続けている協会はほとんど知りませんが、会員が減少傾向にあって運営は大変なことだと思います。
 先祖を敬い親や年寄りを大切にするアイヌの伝統は、核家族化の現代ゆえになおさら残しておきたいもの。末永く続いてほしいと思っています。

2016年11月12日土曜日

日高管内技能者の集い

日高管内「技能者の集い」が新ひだか町で開催されました。主催者の日高地方技能訓練協会会長の挨拶のあと、優良技能者二名、優良青年技能者一名、技能者養成貢献事業所の表彰がありました。
 来賓からはお祝いの言葉とともに「取り巻く環境はまだまだ厳しい状況にあるが、身につけた技能を経済的社会的地位の向上に役立て、産業や地域社会に貢献してほしい」と激励がありました。元道警本部高速隊長(現在は静内総合自動車学校校長) 高橋氏からは「職人の道も交通安全で」と題して約45分間の講話をいただきました。
 日本の技術は様々な分野で脚光を浴びますが、例えば高層ビルを作るにも足場、型枠、鉄筋などをしっかり組み立てることのできる技能者(縁の下の力持ち)がいて初めて「よいもの」が出来上がることを忘れないようにしたいものです。終了後は受賞者をお祝いする懇親会が開催され技能談議に花が咲きました。

2016年11月1日火曜日

第46回門別ししゃも祭り

 第46回門別ししゃも祭りが開催されました。今年は毎年開催されていた沙流川公園が8月・9月の相次ぐ台風の影響で使用できず特設会場で開かれました。今年は何年ぶりかで、 まずまずの漁模様。会場では旬のシシヤモを堪能し、シシヤモのつかみ取りやすだれ干しなどに行列ができました。道内外から観光バスでお出でになるお客さんもあり、天候にも恵まれ大盛況でした。
 訪日客は、昨年、5年前倒しで2千万人を達成しましたが、爆買いにブレーキがかかり、「モノ」から「コト」へと興味は体験型観光に移っています。せっかくお出でになったお客さんを他の施設やイベントに誘導し、留める工夫が今後ますます求められてくるでしょう。近隣の自治体・住民が連携して知恵を絞り、圏域振興につなげたいものです。