2013年9月7日土曜日

アザラシ被害実態調査

 道議会、水産林務・環境生活の両委員会が、えりも岬周辺に棲息するゼニガタアザラシによる漁業被害の実態調査のため、現地を訪ねました。
 環境省が5月に予定していた試験補殺を、石原伸晃環境大臣の発言を受けて中止にした経緯もあり、秋の定置網漁が始まったことから、改めてこの日の調査になりました。
 4日は、食害の実態や窮地の声を漁師の代表から直に聞きとり、5日には岬漁港で実際水揚げされている鮭を確認しました。
 浜では、「理不尽な大臣発言に国や行政への不信がこれほど大きくなったことはない」、との怒りの声にじっと聞き入りましたが、弁解のしようもなく、国や大臣へ、しっかりと実情を訴えていくことを誓いました。