2014年8月17日日曜日

えりも灯台まつり

 えりも灯台まつりが14、15日に開催され、大勢の町民や帰省の人々が集まり、賑わいました。えりも灯台公園の会場では、今や恒例となったまつりの催し、マツカワカレイ稚魚の放流も行われました。成魚となって帰ってくる日を願い、10センチほどになった稚魚2000尾が子供達や関係者によって放流され、あわせて海上安全や豊漁祈願も行われました。
 昨年10月には、ブランドとして定着してきた銀聖とマツカワを組み合わせた、どんぶりものなども試作されています。この、どん欲に付加価値を高めようとする、えりも町のエネルギーを、私としては日高圏域の力として、全道、全国にアピールさせていただきたいと思っています。

戦没者追悼式

 今年もまた、恒久の平和を誓い、戦没者追悼式が行われました。戦後69年、遺族の参列者も時間とともに少なくなっています。
 今年の春、修学旅行で長崎を訪れた横浜の中学校生徒が被ばく者の語り部に「死に損ない」と暴言を吐いた、という事件がありました。戦争を知らない世代さえ高齢者になっている今、戦争の体験をつないでいくことが難しくなっています。
 だからこそ、次の世代に、戦争の悲劇や教訓を語り継いで行くことが大切なのだと思います。追悼式のありようもそんな視点から考えていかなければならない時代になってきているのでは、と感じています。