2017年2月22日水曜日

シシリムカアイヌ文化祭

 28回目となるシシリムカアイヌ文化祭が開催されました。
 アイヌ文化の伝承活動の成果を発表する文化祭は毎年この時期に開催され、町内外からも大勢の人が訪れて、歌や踊り、劇などに親しみます。中でも、今回はアイヌ語教室に通う子供たちによる、ウポポやアイヌ語歌詞での合唱が絶品で、会場から大喝采を受けていました。また交流の一環として、阿寒アイヌ民族文化保存会と地元平取アイヌ民族文化保存会の古式舞踊も披露され、大きな拍手が送られました。
 道内への海外からの観光客は400万人を超え、知事も、2020年を目途に500万人を目指すと言っています。北海道観光振興機構では、アジア客中心の観光を底上げするため欧米のメディア・旅行会社を招へいし、自然見学・体験のほかアイヌ民族の文化紹介などもする予定とか。
 世界からの観光客との交流のなかでもアイヌ文化への認知度をさらに高め、民族文化継承活動を強固なものにしていきたいものです。

2017年2月10日金曜日

さっぽろ雪まつり

 「さっぽろ雪まつり」が開催されています。様子を見に行って来ました。ただただ人の流れに添って歩くだけ、警備員の皆さんのご苦労も大変のものがありますね。しかし拡声器で「立ち止まるな」とばかり声を荒げる警備員もいます。足元のおぼつかない人やあちこちに気を取られる外国人観光客。日本語の分からない人でも威圧的な雰囲気は伝わるでしょう。私の様なシニア世代には不愉快感が強く残ります。
 北海道を代表するお祭りです。外国人観光客が大半と思えるほどこの祭りも国際化されてきました。札幌から道内の他のイベントに流れる方々もおられるはずです。北海道観光へのリピーターとなってもらうために、主催者には、誘導・警備のあり方もまつり全体の中で再考してほしい視点と感じました。