2012年3月31日土曜日

ガソリンスタンドで

 ガソリン価格が上がり、161円で販売されるところも現れ、スタンドも消費者も悲鳴を上げています。背景にはウラン濃縮を巡るイラン情勢の緊迫化があり、世界中で、今後更に値上がりの傾向が続くと見られています。原油価格の不安が経済に与える影響は、単に燃料にとどまらず、製造原価に跳ね返ることを考えると、尋常なことではないでしょう。原発を含めたエネルギーの問題をどうするか、景気の落ち込みの中、消費税増税がさらなる景気落ち込みの誘因とならないか、全て我々国民生活に返ってくる問題です。政治の判断を間違えると大変なこととなります。主権在民、今ほど、国民一人一人に我がこととして判断を問われている時代はない、といえるでしょう。

2012年3月28日水曜日

屋内調教坂路

 門別競馬場の屋内調教坂路建設工事が急ピッチで進んでいます。屋内調教坂路は道営競馬としては初めてのもので、道営競馬存続にかける軽種馬関係者の意気込みが伝わってくる思いがします。
 坂路調教により、心肺機能に優れた強い馬づくりがすすみ、より質の高いレース展開の醍醐味がファンのみなさんにも伝わることでしょう。
 4月中頃に運用を開始する予定で、完成後は外部からの利用も可能とのことです。ちなみに 使用料は1日一頭1680円だそうです。
 この施設は、イベントで観光活用も計画されており、不況に喘ぐ軽種馬産業の振興につながります様に、わたしも祈っております。

2012年3月19日月曜日

日高自動車道延伸

 日高自動車道の日高富川IC~日高門別IC間5.8 キロが開通し、日高自動車道早期建設促進期成会と日高町の主催で記念式が開催されました。一般開通に先だって、一足早くテープカットが行われ、バスや乗用車に分乗して渡り初めが行われ、多くの関係者や来賓が出席して地域の発展に期待と喜びの声があがりました。
 日高自動車道は道央圏と日高圏を結ぶ自動車専用道路で、苫小牧東ICから浦河に至る約120Kmのうち、これで45.7Kmが開通することになります。時間距離の短縮は、広く目を転じれば、苫小牧港、新千歳空港への物流を通じて、日高圏内の自治体が首都圏や世界各地と、より近く結ばれることを意味します。日高圏域の未来が夢あふれるふるさととなるよう私も大いに期待しています。

2012年3月1日木曜日

日高春ウニフォーラム

 札幌のホテル ガ-デンパレスで、えりも町 様似町 浦河町 の三町が主催の、日高 春ウニフォーラムが開催されました。これは、地域の特産品の利活用を考える勉強会として計画されたもの。日高のウニが、北海道で一番早い春に旬が訪れることは、実は、あまり知られていません。つまり、「春が旬」という「付加価値」を持つ隠れた特産品といえます。
 三町では、ここ数年、日高の春ウニをPRするお祭りを開催しています。室蘭開発建設部では、従来から、地域が抱える課題の解決策の一環として、農水産業の活性化に資する調査を実施していますが、地域一丸になって、地域振興に取り組むことができないか、との意見があり、今回は三町一緒になって主催しています。
 隣り合う地域間の自然条件に差がない場合、同じような産品が競合します。しかし「競争と協力」の視点からみると産品価値を上げることもできます。今回のこうした取組は新しい可能性への視点を拡げる機会として、私も大いに期待しています。