2010年5月30日日曜日

第61回全道植樹祭

 第61回全道植樹祭が開拓110年の節目となる下川町で開催されました。「万里の長城」でお馴染みの桜ヶ丘公園には、「木を植える 地球におくる プレゼント」をテ-マに、主催者側から高橋はるみ知事をはじめ、参加者1000人以上となる盛大な植樹祭となりました。
 下川町は人口は3800人足らずの小さなまちですが、本道の交流型観光のさきがけとも言える「万里の長城」や、寒さを逆手に取った「アイスキャンドルフェスティバル」ですっかり有名になりました。“アイスキャンドル”のネーミングも町民によるものです。
 全町面積の90%が森林という、もともと、林業のまちですが、最近は、森の「癒し効果」を前面に出して、森林・林業体験ツアーにも力を入れています。地元の資源を最大限活用しようとする住民エネルギーには、全道の多くのまちづくり関係者にとっても、大いに学ぶべきものがあると敬意を表しています。
 

2010年5月27日木曜日

開校55周年記念植樹

 浦河町堺町小学校開校55周年を記念して、校舎の周りで植樹を行いました。植樹された苗木はクルミ、トチの木、キレンゲ、クラブアップル、カバレンゲ、ハスカップなどで全校生徒が参加して行いました。
 実の成る木と黄色、ピンク、赤などの花をつける木のコントラストを考えながら、おそらくは、集まるだろう鳥たちのことも考えながら樹種を選定されたのだと思います。将来、この子たちが親となり、思い出を我が子に語るであろう姿を想像し嬉しくなりました。
 雨に風に負けずに育って、堺町小学校、浦河を象徴する木として語り継がれていってほしいものです。

ようやく苗植え

 なかなか、温かくならない毎日ですが、ようやく苗植えが始まりました、例年より一週以上の遅れ、これからの天気が気がかりではあります。
 道立上川農業試験場で開発された「きらら397」以来、ななつぼし、ほしのゆめ、ふっくりんこ、等々、北海道産の「おいしい米」もすっかり定着した感があります。耐寒性と食味、粘り、軟らかさ。日本人の微妙な味覚に合致させるための研究開発があって、ついには、コシヒカリをしのぐと評判の「ゆめぴりか」が登場するまでになりました。この100年間で、北海道の平均気温が2度以上上昇し、今後、寒冷作物への影響が懸念され、複雑な思いですが、おいしい米が懸念以上の「北海道の元気」をつくりだしてほしいと願っています。

2010年5月22日土曜日

第十六回河畔の森づくりフェスティバル

 北海道日高振興局森林室主催による第十六回河畔の森づくりフェスティバルが浦河町上杵臼翠明橋公園で開催されました。
 町内の小学生を初め、沢山の町民の方々の参加を得て、桜やアオダモの苗木100本を植樹しました。日高振興局職員の方には、現地の下準備や苗木の用意など、ご苦労様でした。
 地球温暖化の防止に一役買うとあって、植林に対する国民の認識は高まっていますが、森づくりにはそれなりの手入れが必要となります。苗木周りの下草刈りや枝払いなどの作業があって、植えられた木々は森に育ちます。
 今回、植林作業に、お出かけになった町民の方々には、過年度の植林がどのように管理され育っていくのか知っていただく機会もあっていいな、と思いながら、心地よい汗を流させていただきました。

2010年5月21日金曜日

北海道議会サハリン州訪問

 北海道議会サハリン州訪問団の団員として3日間の日程で州都ユジノサハリンスク市を訪問しました。ユジノサハリンスク市は戦前は豊原市と呼ばれ樺太庁所在地でした。私にとっては五年ぶり二回目の訪問になりますが、市内は液化天然ガス開発の恩恵を受け、道路の舗装やホテルの新築等々、街の様子が大きく変わっていることを実感しました。
 領土の問題など、まだまだ北海道とは、近くて遠い国ではありますが、かつての、樺太庁博物館はサハリン州郷土博物館として、日本時代の建物がそのまま、大切にされているのは嬉しく、又そこに、ロシア人の文化に対する思いを見ることもできます。今回の議会交流を含め、裾野の広い日ロの交流が、「遠い隣人」との壁を取り払うことにつながればと願っています。

2010年5月17日月曜日

やったろう会と山菜パーティー

 平取町仁世宇で、「やったろう会」恒例の、山菜パーティーが開催されました。タラの芽やギョウジャニンニク、ウドの葉、二輪草等々、20種類以上の山菜を天ぷらにして、「凝縮された自然」の味わいを楽しみました。山菜独特の苦みや強い香りを嫌う人もいますが、それこそが、豊富に含まれるビタミンとミネラルの証拠。会場の森の小さな広場では、全国各地から自然に集まって来た音楽家達15組から20組による「森の音楽会」と、自然を楽しむ人たちの心とが一つに解け合って、とてもリラックスした日曜日になりました。「森」と「音楽」と「山菜天ぷら」を結びつけたアイデアのすばらしさに今更ながら感心しています。

2010年5月9日日曜日

しずない桜まつり

 あと2、3日で開花宣言されるはずの静内二十間道路。連休3日から始まった「しずない桜まつり」は今日9日が最終日になるはずでした。低温がたたり花見客の入り込みが例年の半分以下とは誠に残念、このままでは出店は大赤字になると思われましたが、16日まで一週間延ばすことになりました。
 昨日は大型バス70台、今日は昨日以上の方々が花見にお出でになられたようです。満開予想は14日前後とのことですから、来週の土曜日、日曜日、花も人も最高の賑わいとなるよう祈念しています。静内ばかりではなく、浦河、様似、えりもにも、桜の見所はたくさんありますので、札幌方面から来られが方には、ぜひ足をのばしていただきたいと思っています。

2010年5月8日土曜日

日高高等技術専門校入学式

 日高地域人材開発センターで日高高等技術専門校土木施工課の22年度入学式が開催され出席させて頂きました。建設業界も大変な時代ですが、技術の継承が疎かになると、できあがった施設の安全性にも大きな弊害を及ぼします。有史以来、土木技術がなくなったことはありません。防災や街の再編などに土木技術は必ず必要になります。公共事業の減少のもとで建設業界も社員教育を続けている大変な時代であるだけに、有能な技術者養成の入り口にあたる専門校の役割は重要です。関係者のみなさんのご努力に頭の下がる思いがしています。

2010年5月5日水曜日

北海道馬主会通常総会

 北海道競馬の馬主会通常総会が、むかわ町 四季の館で開催されました。今年は北海道競馬改革ビジョン 計画最終年度とあって馬主会の事業計画も、安定的な競馬の確立を目指し優秀な競走馬の提供や関連諸施設の整備拡充を促進することなどが話し合われました。
 5月5日は子供の日。近頃では、あまり見られなくなってきた鯉のぼりですが、懐かしく、嬉しく、眺めていると、風にそよぐ鯉が空に昇る天馬の如く思われてきました。今が馬産地にとって、運気隆盛の夜明け直前であることを祈っています。