2013年5月19日日曜日

桜まつり

 写真は11日の浦河アエルと、えりも庶野のさくらまつりの会場。
 天候が悪く低温が続くなか、連休の後半から始まった日高管内の桜の名勝も開花が遅れ、観光客や桜まつりの関係者を“やきもき”させていました。
 日高三大サクラの名所、新ひだか町の二十間道路は19日までまつりを延長しました。浦河の西舎は11日-12日の開催で、16日までは夜サクラ見物客の為のライトアップを行いました。
 又えりもの庶野のさくら公園では、11日に海産物の直売やマスのあら汁で<花の咲かない花見>が行われました。ちなみに三大名所の桜の見頃は今週の土曜から日曜日が一番のようです。

代かき始まる

 気温が上がらず、桜の開花も例年に比べ約一週間は遅れぎみで、苗植えの時期も心配されていましたが、ようやく代かき作業が始まりました。ハウスの中の苗の成育は、まだ少し、足りないようで、早く天候が良くなって欲しいものです。実態のない景気回復で浮かれている間にも、TPPへの参加がどんなダメージを与えるのか予断を許さない日々でも、農家の方々は、天候の回復を信じ、ひたすら今を一生懸命生きています。「食べる」という行為は、全ての経済行為の上で最上位にあります。それを支える生業を私たちは決して軽視してはなりません。地産地消と言いますが、まずはご家庭で子どもたちと地元食材について話題にするのが北海道の未来にとっても、良い食育になるのではないでしょうか。