2018年6月13日水曜日

春の定置網漁

 今年の春の定置網漁は出足からなかなか好調です。ここ2年は不漁で大変でしたが、今年は青マスがすでに一日10トンを超え、また時鮭も好漁が続き、2週間前からはサバが600トン獲れています。この調子なら1000トン超もと、港は久しぶりに活気づいています 。「このまま秋鮭まで繋がってくれた」ら、関係者は水揚げ継続に期待を込めています。
 近年は不漁が目立つように感じられますが、不漁は海流と関係があり、海流変動には赤道付近と極地域を循環する「海洋大循環」と呼ばれる現象も起きていると言われます。こちらは数百年規模のサイクルだそうで対応のしようがありませんが、数年規模の変動に対しては、生活基盤を侵されない体制づくりとして何ができるか、みなで知恵を絞る時が来ているように感じます。