2018年6月27日水曜日

日髙管内身体障害者スポーツ大会

 日髙管内身体障害者スポーツ大会が新ひだ町三石で開催されました。この大会は毎年管内各町を持ち回り、身体障害者の自立と交流親睦を目標にするもの。この日も約200名の参加者があり、ボランティアの方々のお手伝いをもらいながら大いに楽しんでいました。
 人は、自分が何かに属しているとか、自分を超えたものと一体であると感じると、安心し、<懐かしい>気持ちになる、というようなお話を聞いたことがあります。ボランティアさんには包み込むような愛情に溢れている方が多く、障がい者のみなさんも安心して競技に打ち込めるのでしょう。
 どの世界も多様な人の織りなす関係性の中で充実した人生を送ることができます。「<懐かしい>と思えるまちづくり」、そんな視点もありだなと感じたスポーツ大会になりました。

2018年6月18日月曜日

運動会シーズン

 六月に入り日髙管内各町の小学校等で運動会が開催されています。気温が上がらず肌寒い日が続いていますが、大きな歓声が上がり、それぞれの競技に子どもたちは元気に頑張っていました。
 小さな町の運動会には、大きな街にはなかなか味わえない地域の一体感が感じられます。父母も参加する競技では子どもたちとの一体感も強まり運動会の良さを再確認します。
 道内人口は1997年の約570万人をピークに減少に転じ2030年には479万人と100万人近く減るようですが、この運動会の熱気はなんとしても次世代につなげたいものの一つです。

2018年6月13日水曜日

春の定置網漁

 今年の春の定置網漁は出足からなかなか好調です。ここ2年は不漁で大変でしたが、今年は青マスがすでに一日10トンを超え、また時鮭も好漁が続き、2週間前からはサバが600トン獲れています。この調子なら1000トン超もと、港は久しぶりに活気づいています 。「このまま秋鮭まで繋がってくれた」ら、関係者は水揚げ継続に期待を込めています。
 近年は不漁が目立つように感じられますが、不漁は海流と関係があり、海流変動には赤道付近と極地域を循環する「海洋大循環」と呼ばれる現象も起きていると言われます。こちらは数百年規模のサイクルだそうで対応のしようがありませんが、数年規模の変動に対しては、生活基盤を侵されない体制づくりとして何ができるか、みなで知恵を絞る時が来ているように感じます。

2018年6月1日金曜日

北海道競馬馬主会総会開催

 北海道競馬馬主会の今年度の総会が開催されました。総会では中村組合長から、「6年連続で黒字経営が続き頑張っている道営競馬ではあるが、悩みもある。今年の開催も、登録馬が少なく、週2日しか開催が出来ない。賞金も安い状態が続いている」等々の問題の指摘がありました。
 観光なども追い風となって低迷していた景気にはかすかな光が見え始めています。ウマジョと呼ばれる女性ファンの掘り起こしなどもあって、競馬に注目するネット人が増えつつありますが、競馬ファンの掘り起こしにはまだ開拓の余地があると思います。高齢化や後継者問題で離農する生産者が増え、今が踏ん張りどころ。総会では、「関係者協力しあって今年も頑張ろう」と締められました。皆で知恵を合わせさらなる工夫を生み出していきましょう。ガンバレ!道営競馬!!