2009年4月25日土曜日

アスパラ

 今日はアスパラ生産農家を視察して来ました。今が収穫の最盛期。このアスパラ生産も、日高地方の大切な農業作物の一つです。古くは18世紀にオランダから観賞用として輸入されたとか。明治の初め、アメリカから種子を輸入して札幌官園で栽培され、大正期には岩内町で缶詰生産が行われました。グリーンアスパラが主流になったのは、昭和45年以降といわれます。早朝、日が昇る前のアスパラの甘さをはじめて体験した人には、「死ぬほど旨い!」と絶賛した人もいたとか。平成18年の生産量は長野県を抜いて全国第1位となり、北海道を代表する作物の一つとなりました。