2013年6月3日月曜日

イチャルパ

 新ひだか町真歌にある「チセ」で アイヌ協会新ひだか支部のイチャルパ(先祖供養)が行われました。写真はヌサオンカミ(ヌサの前での礼拝)です。
 アイヌは、国家を持たなかったので、標準語というものはありません。大きくは、北海道、千島、樺太の3つの方言に分かれるようですが、川筋のコタンごとにも少しずつ違いがあったと言われ、消えていった方言もあるようです。言葉は、その土地の風土に根ざしたもので、生活文化への理解を一層深めます。文化芸能、伝統行事などと共に、民族の言葉もいつまでも残していってほしいと願います。