2010年9月11日土曜日

住民不安と生態系保護

 新ひだか町の静内、シベチャリ川の堤防から、川の中ほどまでに、大きな森ができてしまいました。そこが熊や鹿の狩り場になっているようです。先日も市街地に近い河川敷内にある公園で「熊を発見した」との情報が寄せられ、上流の農家では家の前を横切って川の森に出入りするとのこと。地域の方々からは、「毎日安心できない」との不安の声があがっています。
 河川敷内の「林の伐採を」、という要請が多く寄せられる一方で、「生態系の調査を」、という声も聞かれます。住民が自分の身を守るにも限度があります。どういう手順で対策するのか、「調査のあとでじっくり検討」などと、のんびりした話している間に事故が起きないよう、対策が調査に並行していってほしいもの。住民不安を取り除く現地説明会、つまり情報共有も必要なのではなかろうか、と思っています。

稲刈り

 新ひだか町の水田地帯で稲刈りが始まりました。
 例年に比べると、約二週間以上早い収穫になりますが、今年の六月頃までは天候不順で逆に心配していました。七月の中頃から暑い夏日が続き、結果的には例年より早い収穫になったうえ、品質や収量なども平年より良いのではないか、と、期待しています。
 “あつすぎる夏”の結果を心配していただけに、とりあえず一安心というところです。