2015年5月26日火曜日

第6回 様似ウニまつり

 第6回 様似ウニまつりがエンルム海岸広場で開催され、町内外から約四千人の来場者がありました。春ウニ(エゾバフンウニ)や ホッキ貝・ツブ、ベニヅワイガニのテッポウ汁等々、来場者は、海の味覚を堪能していました。
 地元では当たり前の<新鮮>で<安全>な食材ですが、それを付加価値として、「値段が高くても買う」という人たちが首都圏などを中心に増えています。地元来訪への誘因手段としてこれら食材をどう使っていくか、圏域の農商工関係者等全体で知恵を絞る時が来ていると思います。
 <海>と<潮風>と<塩>をキーワードに、次々と振興策を打ち出し、人口減に歯止めを掛けた島根県の離島、海士(あま)町。人口2400人足らずのこの町では今では移住者も増え、保育所が足りず待機児童が出るまでになっています。海士町が発信する「なくてよい。大事なことはすべてここにある」という生き方は日高圏域でも十分可能だと思います。

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