2015年5月10日日曜日

安全祈願修ばつ式

 日高管内さけ・ます増殖事業協会が進めていた「沙流さけ・ますふ化場」の改修工事が終わり、「安全祈願修ばつ式」が執り行われました。新施設飼育池の収容能力は旧施設と比べ約80万匹増の500万匹。
 式典終了後には、約一万匹のシロザケの稚魚が放流され、関係者一同、生まれ変わった近代的施設の安全と活躍を祈りました。
 鮮魚の一人当たり年間消費量は、50年前の14.5kgから3分の2の9.8kg(2010年)と減っていますが、そんな中にあってサケは逆に0.4kgから0.9kgと2倍以上に増えているとか。品質管理の向上や高級ブランド化という、関係者の努力のたまものと言えるでしょう。まもなくトキシラズも獲れだします。サケが日高圏域の財産として一層愛され、さらに住民関心が高まることを期待しています。

0 件のコメント: