2010年11月7日日曜日

本桐小学校閉校に思う

 新ひだか町三石本桐小学校の閉校式が行なわれました。明治27年、20名の児童生徒で開校以来116年。少子化で、新ひだか町三石の6つの小学校は、三石小に統合されることになっています。
 閉校式には22名の在校生や学校関係者が粛々と式典を進める一方、歴史に幕をおろした一抹の寂しさを噛みしめていました。
 使わなければいずれ施設は取り壊され、跡形もなくなります。卒業生にとっても、学校そのものがなくなるのはさびしいもの。写真や校歌、思い出の品などその学校ならではの「お宝」をコンパクトに詰め込んだ教室を残した住民憩いの場としたり、産物加工の地域活性化の手段として使えないか、たとえ実現できない結論が出ても、どんな利用が可能か、若者にも入ってもらった検討委員会を設置して、町ぐるみで考えてみるのも、住民の心をつなぐ一つの方法と思います。

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