2011年9月4日日曜日

台風12号

 時速10km、自転車をこぐようにゆっくり進む台風12号が各地に記録的な降雨をもたらしています。
 その影響による断続的な強い雨で、浦河町上野深の元浦川河岸も一部が決壊しました。
 周囲は牧場地帯で心配されましたが、事前に土のうを積んでいたためもあって、牧場には被害はありませんでした。
 しかし台風の北海道接近は、これからが本番。警戒がますます必要となります。 畑が心配で出向いた人や、船が心配で浜辺に出向いた人が犠牲になったニュースも流れます。
 浦河地区は特に地震時には注目されるところ故、日頃、防災への備えは万全と、圏外の方々は見ています。「記録的」といわれる言葉が最近は多く聞かれるようになっています。隣近所に老世帯や介護家族などの声掛けすべき災害弱者はいないか、万一の場合の持ち物、避難箇所への順路などを、今一度、ご家族で再確認していただく機会ではないでしょうか。

2011年8月19日金曜日

浦河町戦没者追悼式

 浦河町戦没者追悼式が開催されました。参加されたご遺族も高齢化により年々少なくなりますが、今の平和と繁栄の陰には、戦火に散った多くの犠牲があったことを私達は忘れてはならないと思います。
 このことは、今回の東日本大震災にも通じます。大津波で根こそぎ失われた街並みは大空襲の跡地を思わせ、原発事故は広島、長崎の被爆者を思い起こさせます。
 日本の英知を結集して立ち向かった戦後の復興を、今度は私たちの手で成し遂げねばなりません。犠牲者の御霊の安からんことを思いながら、大震災復興への思いもお誓いした今回の追悼式になりました。

2011年8月12日金曜日

海岸護岸の破損

 新ひだか町三石の海岸で護岸堤防 のコンクリートが老朽化し、崩壊寸前です。擁壁下部のコンクリートはまだしっかりしているようですから、今のうちに破損した上部を部分補修すれば、当分は護岸としての機能は保全されると思います。
 定期的に海岸パトロールを行い、管理者は現状を把握していると思いますが、このまま放置すれば、上部護岸の破壊から擁壁背面の浸食、そして下部擁壁の破壊に進むことも考えられます。対応の遅れのために、莫大な費用が必要となる愚を犯してはなりません。
 現地の今は昆布漁の最盛期。浜は多くの人たちで活気づいています。彼らの生業を安心・安全に保全するためにも、海岸管理者には、一日も早い対応をしてもらいたいものです。

2011年8月8日月曜日

日中友好交流会

 浦河日中友好協会主催による、「日中友好交流会inうらかわ」 が浦河町総合文化会館で開催されました。
 会場には、えりも町の水産加工場に来ている中国人研修生や浦河町内に中国から嫁いで来られた方を招待して、手巻き寿司をつくったり、挑戦ビンゴゲーム等で交流を深めました。
 また会員の用意した浴衣の着付を体験し、とても気に入った様子で目を輝かせていました。
 今や、小さな自治体からの情報が外国の大きな都市の住民にも直接つながる youtubeの時代です。このような地道な交流の積み重ねが、結局は北海道、ひいては日本と中国の関係に好影響を与えます。是非とも続けてほしいイベントの一つです。

2011年7月30日土曜日

法律と道徳

 これは、豚の糞の野積み状態。そこから発生する悪臭は当然、近所の迷惑になります。
  「家畜排せつ物法」では、雨で流れ出たり地下浸透しないように法律上の「管理基準」が定められていて、堆肥小屋を設けたり、シートをかぶせたりすることになります。豚を100頭以上を飼育する「畜産農家」は、この法律の対象になりますが、対象外の畜産規模であっても、「廃棄物処理法」や「水質汚濁防止法」などの対象となりますから、家畜を飼育する方には十分留意してほしいものです。
 これらの法的な責任を免れたとしても、近隣への配慮は必要です。環境への配慮も、支え合って生きる地域共同体存続のための道徳的規範といえるでしょう。

イカ漁始まる

 今、浦河港では、「いか」 (マイカ=スルメイカ)が水揚げされだし活気づいています。昨年より約一月早く、値段もそこそこ。漁模様も良く、今年は上々の出だしです。
 日本は世界一のイカの消費国で、その内の半分はこのスルメイカ。江戸時代の初頭には、干しナマコ、干しアワビとともに中国(清)に輸出されていたそうです。木箱に入れられていたイカが、氷の敷かれた発泡スチロールに詰められた「鮮イカ」として定着してきたと思ったら、最近では、水槽に入ったまま送られる「活イカ」もブランド化してきました。
 もちろん煮付けもおいしいですよね。おいしいものに、人はどん欲ですが、イカの魅力には理屈なしです。豊漁を祈ります。

2011年7月25日月曜日

地域ぐるみの祭り

 日高路の短い夏は、それぞれの町の歴史や暮らしに息づく祭りが真っ盛りです。
 ここ日高町は、かつて林業で栄えた地域。今年で40回目となる「ひだか樹魂まつり」では、丸太の流送競争や伝統芸能の「木遣り」等々で賑わいました。もちろん新ひだか町や新冠町でも、多くの町民の方々が地域ぐるみの祭りを楽しんでいます。
 普段の生活では自分を抑え、周りに合わせ、どうしても個人の思いを犠牲にしながら生きています。本来、祭りは神と同化し心を日常から解き放つ時でもあります。だから日本中に奇祭があるのでしょうね。現代風に言うなら、祭りは非日常的な空間の演出ということでしょうか。
 都会にはない、「地域ぐるみ」は、地方都市なればこその強みです。 この時ぐらいはみんなで大いに楽しみましょう。

2011年7月20日水曜日

軽種馬の初競り市

 日高軽種馬農協が、静内にある日本軽種馬協会北海道市場で、今年最初の競り市を開催しました。景気の低迷や東日本大震災等の影響を心配しましたが、まずまずの売却率で、関係者は胸を撫で下ろしました。
 しばらく競馬の衰退が言われてきましたが、関係者一丸となった努力が報われつつあり、市場も活気を取り戻しつつあります。
 目を転じれば、飛行機が離着陸するだけと思っていた空港に、浴場や宿泊施設、映画館が併設され、乗客以外の多様なお客を取り込む時代であります。競馬ファン以外も競馬場に足を運ばせるような仕掛けを何とか工夫して、さらに多くの人に、競馬の魅力を知ってもらいたいものだと思います。

2011年7月19日火曜日

自衛隊静内駐屯地創設47周年

 自衛隊静内駐屯地創設47周年、第7高射特科連隊創隊30周年の記念式典と祝賀会が開催されました。今年の記念行事は、あいにくの霧で対空射撃場での行事は、できませんでしたが、式典では、3月11日に発生した大震災に際しての、隊員の方々のご活躍とご労苦に対し感謝を申し上げました。
 被災直後から2万人を超える陸海空部隊の人員を派遣し、多くの被災者を助けられ、また不明の方々の発見に力を尽くされた自衛隊。物資輸送や原発への放水活動など、災害の拡大防止にも命がけで尽くされました。
 未曾有の災害に対する迅速確実な活動成果は、日頃の訓練あってのものですが、改めて我が国の国民の底力を感じています。
 なでしこジャパンのように華やかな活躍で国民を力づけるかたわらに、人知れない困難に立ち向かった彼らのような若者達がいることも忘れません。ありがとうございました。

2011年7月13日水曜日

昆布の天日干しが始まりました

 夏の日高路の風物詩 、昆布の天日干しが始まりました。今年の漁もようは、東日本の大震災の影響も心配しましたが、出だしは、まずまず 浜は、活気づいています。
 震災の影響、特に、原子力発電所からの放射能汚染の広がりが心配されています。汚染牛肉が北海道にも入り込んでいたことが報道されましたが、海も例外ではありません。海流に乗って魚は移動します。海水そのものの汚染拡大も心配です。遠くの発電所事故と思っていたことが、自分たちの生活にも関わっていることを、今回の事故は教えました。今後の推移にはみなさんと一緒に、わたしも十分注意して監視していきたいと思います。

2011年7月4日月曜日

夏を感じる恒例行事

 なかなか、夏を感じさせられる日がない今年の日高地方ですが、夏祭りが始まりました。
 第17回みついし蓬莱山まつりは、約7千人の家族連れで賑わいました(写真上)。 三石川を挟む雄、雌の蓬莱山には、長さ130m、重さ2.8トンという巨大なひめ縄が渡されます。今年はこのひめ縄が、何かしら、大震災被災地と国を結ぶボランティアさんたちと重なって見えます。
 浦河町にある障がい者施設、浦河向陽園 では大運動会が開催されました(写真下)。ご家族や地域の皆さん、ボランティアの皆さんの応援、手助けを頂き、玉転がしリレー、綱引きや障害物競争等々、楽しい思い出ができました。
「ボランティア」という言葉もすっかり社会に定着してきましたね。
 

日高西部消防技能訓練大会

 日高西部消防技能訓練大会が富川北一丁目の「せせらぎ公園」で開催されました。
 今年は特に東日本大震災の救援活動や支援活動などに活躍され、ますますその存在感を示しました。
 団員の皆さんは、それぞれに生業を持ちながらの活動で、頭が下がります。ご苦労様でした。
 今回の大震災では日本人の底力がいろいろなところで発揮されています。また、未曾有の震災故、海外からも注目されています。各界のリーダーというよりは、人のつながりを大切にする、日本人そのものが注目されていると言って良いでしょう。
 国難を乗り切ることが次世代に対する我々の責任。皆で力を合わせて頑張りましょう。
 

2011年6月6日月曜日

イチャルパ

 北海道アイヌ協会新ひだか町支部で先祖供養の儀式である「イチャルパ」が行なわれました。新ひだか町真歌にある伝統家屋のチセには約100人の関係者が参加して、先人のご苦労に感謝し、酒や果物等々を供え、先祖の霊を慰めました。
 このイチャルパは各地で、名称も、形式も少し違いがあるようですが、自然と、神と、人が一体として生きてきたアイヌ民族の伝統は共通しています。
 儀式で唱えられている言葉の意味を教えてもらうと、先祖や、自然の恵みがあってこそ、今の自分があるという思いが強く感じられ、殺伐とした現代社会に投げかけられた警鐘のようにも聞こえてきます。

2011年6月4日土曜日

日高管内 老人芸能発表大会

 日高管内 老人芸能発表大会が新冠レ・コ-ド館にて開催されました。この発表会は日高管内老人クラブ連合会主催により、毎年管内各町を持ち回っているもので、老人福祉の向上を図ることを目的にしています。多年にわたり、社会に貢献されたご苦労をねぎらい、今後とも社会活動に参加して、実りの多い老後送ってもらおうと、39回目になる今回は、歌に踊りに40組が出演し、 約400人が参加して楽しみました。
 東日本大震災後の、お年寄りの衰弱化を加速させている避難所での過酷な生活をお聞きすると、なおさら、このような企画・実施の重要性を思わずにいられません。
 芸能発表されるお元気な方々に拍手を送りながら、一日も早い被災地の復興と、催しの再興を願いました。

2011年6月1日水曜日

北海道獣医師日高支部の総会

 北海道獣医師日高支部の総会が開催されました。総会に先立ち、永続会員表彰や学術貢献会員表彰がありました。また名誉会員として中島滋さんが認定され、会務発展尽力者として日高支部会長の駒澤弘義さんが表彰されました。
 獣医師は、「動物の健康に責任を有し人の健康にも密接に関わる役割を担っており、人と動物が共存できる環境を築く」、そんな理念のもとに、地域産業のためにも活躍が期待されています。家畜から家族へと、動物の人への関わり方も深くなるに従い、獣医師の役割もますます重要になっています。支部の結束・連携が貴会の更なる発展につながることを祈念しています。

2011年5月29日日曜日

第62回北海道植樹祭

 第62回北海道植樹祭が帯広市帯広の森で開催されました、朝から あいにくの雨でしたが、苗木には恵みの雨?となりました。
 傘や雨具を着ての作業でしたが、それでも約2千人の参加がありました。今年は国連が定めた「国際森林年」。世界の森林は、この20年間で日本国土の4倍も失われており、「森林の保全と持続可能な経営」の重要性について認識を高めようと、世界中で様々な行事が行われます。
 苗が自力で成長できるまでには数年かかり、その間、下草刈りなどが欠かせません。また、良質な木材に成長させるには、間引き、枝払いも欠かせません。子供たちに植樹の重要さを訴えるときには、それらの作業についても、伝えていっていただきたいと思いながら植樹を終えました。 関係者の皆様には、準備方、ご苦労様でした。

2011年5月15日日曜日

二十間道路の桜まつり

 5月3日からスタートした新ひだか町、二十間道路の桜まつり、最終日は天気にも恵まれ早朝から花見客が訪れ、関係者も胸を撫で下ろしています。
 大震災を受けての開催に是非がいわれたり、天候不純による開花の遅れの影響等もあってか、例年でしたら約17、18万人の観光客で賑わう桜並木も今年は約14万人の人出にとどまったようです。
 被災地でも花は多くの人の心を癒しています。犠牲者への哀悼の気持ちを、桜に癒された穏やかな心で表し、満開の桜並木を楽しんでいただきたいものです。
 ちなみに日高地方には、浦河町やえりも町にも素晴らしい桜の名所があります。花の見頃は来週まで続きます。札幌方面からのお客様には是非足を延ばしてほしいと思います。

2011年5月12日木曜日

巡視船から巡視艇になる不安

 地方港湾浦河港を拠点として、浦河海上保安署に配属されている巡視船、「もとうら」が23年度をめどに、巡視艇として配備になる計画と聞きました。
 この海域は道東の重要港湾である十勝港や釧路港への大型船舶の往来が多く、又イカの最盛期には二百隻にもおよぶ漁船が往来操業しています。
 安全操業の啓発や台風等の緊急時においては、漁業者の生命と財産を守るためにも巡視船の継続配備が必要であります。広範囲な海域での活動に適した巡視船にくらべ、船体も小さい巡視艇では港内や沿岸など海域での活動も限られます。
 速度は速くなると言うけれど海が荒れると出航できず、不安は残ります。安全が犠牲にならないことを願っています。

2011年5月6日金曜日

ホッカイドウ競馬始まる

 平成23年度北海道馬主会の総会が、鵡川町、四季の館で開催されました。総会に先立ち、北海道競馬に誘導馬を寄付された大高朝幸さんと、馬具を寄付された吉田晴雄さんに、高橋知事より感謝状が贈られました。
 総会では北海道競馬推進への、参会者の並々ならない思いが伝わってきました。
 大震災による景気への悪影響が懸念される中、4月29日にスタートした今年度の初レースの売り上げは、前年を若干上回りました。関係者のご苦労が報われた証と思います。
 収支バランスの見込みが出来たとして、五年を目安に存続を決めた北海道競馬。本年度は、11月17日までの全日程をナイターで行い、開催日数は昨年度と同じ80日間。
 安定的なホッカイドウ競馬を確立したいとの思いは私も同じです。
  がんばれ!! ホッカイドウ競馬!!

2011年5月1日日曜日

えりもウニ祭り

 みんなでがんばろう日本、東日本大震災復興支援チャリティーイベント、えりもウニ祭りが、えりも町灯台公園で開催されました。祭りには、地元えりも町を始め近隣町はもちろん、札幌方面や帯広方面などから、約二千人が訪れ、前日から町のホテルや旅館は満室、当日はウニ料理を目当てに料理店では行列ができました。お目当てのウニが手に入らずに残念がる人も多く、対応に苦労していた主催者側には嬉しい誤算でした。
 それにしても宣伝の方法で、こんなに人が集まることを学んだイベントでもあります。何よりの大盛況、まずはおめでとうございます。
 そして、このような大盛況が、復興後の震災各地に、一日も早くおとずれることをお祈りします。